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“糸引きマフィン”騒動に学ぶ、問題を起こしたときに「絶対やってはいけない」3つのこと


「糸引きマフィン」騒動

まず、この騒動の経緯を簡単にご紹介します。事の発端は11月11、12日に開かれていたアジア最大級のあるイベントのフードコーナーで売られていたマフィンを買った客から「糸を引いていた」「納豆のようなにおいがした」「ひと口食べただけで吐き気がした」などの声が相次ぎ、食べてしまった人らが次々と体調不良を訴えたことでした。 そんな問題のマフィンを売っていたのは、東京都の個人経営の焼き菓子店だったのです。

◆宣伝文句の「安心」とは真逆だったマフィン

住宅街の一軒家の1階に店を構え(現在は閉店済み)、マフィンだけでなくクッキー、スコーンなどの焼き菓子を製造販売をしていたこの店のホームページ(現在では削除済み)には以下のような宣伝文句が謳われていました。 「無添加 お砂糖控えめ」 「離乳食完了期のお子様よりOK」 「熊本県産小麦粉のみを使用」 「子どもが安心して食べられるマフィン」をアピールしていたのですが、このイベントで売ったマフィンは「安心」の正反対のものだったというわけです。被害の調査を行った厚生労働省は、重篤な健康被害(死亡や後遺症)が生じる危険性が最も高い「CLASS I」と認定しました。そしてこれが「糸引きマフィン」として大騒ぎになったのです。


◆事後対応のまずさで大炎上

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