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我慢できない脳〜成功脳とざんねん脳を読んで

11キロ痩せた体をキープし続けている私は、今の外見と体型に満足している。

小さい頃から、下半身が大きく、お尻と太ももがつながっている状態だった体型が、魂の夜明けを迎え、心の傷が癒されたことで、信じられないくらい細くなり、

今は、100センチ近くあったお尻が91センチになり、58センチくらいあった太ももは49センチと、普通の人のお尻、太ももになることができた。

それでも、人は欲深く、進化したい生き物であるため、昔に比べると、信じられないほど、よくなったスタイルでも、

もっと美しくなりたいと、思う気持ちが現実を引き寄せ、

「私を買えば、もっとスタイルが良くなるよ」と、あらゆる方向から誘惑してくる。

なぜ、人は欲しいものを無理をしてまで手に入れようとするのか。

本日は、『成功脳とざんねん脳〜加藤俊徳著』と『パワーかフォースか〜デビット・R・フォーキンズ著』から

人は、振動数が高いことによって、あらゆる誘惑を我慢することができるようになるというお話をしていこうと思います。

補正下着という誘惑

最近の私の、最大の誘惑は、補正下着だった。

11キロ太っていた時、協会で共に仕事していたフランキンセンスの彼女に勧められ、購入した補正下着が、痩せたことによって、全く使えなくなってしまった。

当時は太っていた事もあり、結構胸が大きくデコルテにもふっくらしていました。

でも、9ヶ月で11キロ痩せてしまったことで、胸の谷間がなくなり、デコルテがげっそりしてしまい、貧弱な胸になってしまったのです。

毎日、お風呂に入ると、デコルテが痩せ、貧弱で垂れ下がった胸が私をみてきます。

痩せたのは嬉しいけど、一番痩せてほしくない胸とデコルテが貧弱になってしまった・・・。なんとかならないかな。

脳は、そんな私のデコルテと胸を復活させる現実を引き寄せます。

私のお客様が、奇跡的に、前に買ったメーカーの同じ補正下着を販売しており、

今持っている下着が、サイズによってはお直しして、使えるようになるかもしれないと、

この機会に、体のサイズを計り、新しい補正下着を試着してみたら?と、勧めてきたのです。

私は、彼女の好意に甘えるとともに、もし、買うとしても、ブラジャーとショーツしか買わないと決め、彼女の自宅に行き、下着を試着します。

久しぶりに、サイズを測り、下着を試着した自分を姿鏡で見たら、痩せて貧弱になっていた胸に谷間ができ、ちょっと下がっていたお尻が桃尻になって、めちゃくちゃ、スタイルが良い私がそこにいるのです。

痩せて、自分の姿に満足していたけど、やっぱり補正下着って、すごいなあ。

20代の頃、購入した補正下着と違って、ここの下着は、生地も柔らかく、着心地も良いため、苦しくもない上に、市販の下着に比べ、つけた方が楽なくらい、しっくりくる。

ブラに、タイツに、ボティスーツにガードル、全て揃えるとすると、また20万円以上になる。

欲しい・・・。この下着を買って、こんなスタイルになりたい。

鏡に映る私の姿は、あまりにも理想的で、自分がこのスタイルを手に入れることができたら、もう、これ以上、何も求めません!と、神に誓えるくらい、この下着が欲しいと、強く思ってしまったのです。

でも、この時、私の脳は、下着をつけ、理想的に美しくなった私を見ても、絶対に買わないと決めた決意を揺るがすことはなかった。

自分との約束通り、ブラとショーツ(約3万円程度)を購入すると伝え、お店を出ることができたのです。

一体、なぜ、私はここまで誘惑と戦うことができ、自分との約束を守ることができたのでしょうか。

我慢できなかった過去の私

まず、2020年の離婚する前の私なら、どんなことをしてでも、この下着を購入していたと断言できます。

私は、特に我慢するのが苦手なタイプで、独身の時、別メーカーで1回、結婚して、同じメーカーで1回の補正下着を購入しています。

独身の時は、ローンを組んでまで、下着を購入しました。

でも、今思えば、太ももとつながっているかのような、垂れ下がったお尻を補正してくれたのは、当時の下着であり、決して無駄なお金ではなかったとそう思っています。

ただ、補正下着で一生懸命、ボディを補正しようとしても、私の下半身は、心の傷が深いことによって、痩せることはなかったし、

決して今のようなバランスの良い体型にはなれませんでした。

じゃあ、今、私は、心の傷が癒えて、無理して体型にお金をかける必要がないから、我慢できたのでは?と

言われてみれば、そうかもしれません。

ただ、補正下着の威力を甘くみてはいけません。

自然な状態では決して作れない、魅惑のボディが、その下着を着ることで、手に入るのです。

痩せたとか、太っているとか、そんなことでは測れない。

美しく、まるでモデルのような体型の見たことがない自分が、そこに存在し、鏡に映っている。

そんな、理想の自分の姿を見て、買わないという決断ができる人間って本当に存在するのでしょうか。

いや、そんな決断ができる人間は、ほとんどいないだろう。

では、なぜ、私は、ブラとショーツしか買わないと決めた決意を揺るがすことがなく、自分との約束を守ることができたのか。

それは、私の波動が上がったことによって、冷静に判断し、人の意見に影響されることが少なくなったからと言えるのです。

波動が高い状態の人は誘惑されない

私のお客様は、この下着が本当に好きなようで、サイズを測って、試着するたび、私を褒め、補正下着の良さを、情熱を持って、伝えてくれました。

この時、彼女は自分の好きなもののことを語り、その下着に感動している私をみて、どんどん波動を高め、強めているのがみてわかりました。

実は、優秀な販売員(ビジネスで成功する人)には、ある特徴があります。

それは、販売するお客様よりも、自分自身が自信を持っていることによって、波動が強い状態で、商品をおすすめしているということです。

波動が強い状態を保つということは、自分を疑わず、自分のやっていることは、相手のためになっていると、自分を信じる気持ちが強い状態でないといけません。

そして、人は人に影響を受ける生き物です。

そのため、波動が高い人と関わると、自分の波動を相手に合わせ、心を震わせ、同じ波動になろうとします。

だから、相手が波動を高め、強い状態で話している状態、つまり顧客を自分のペースに巻き込むことができると、

販売する力が高まり、相手をその気にさせ、販売することができるようになるのですね。

でも、私は、結局、ブラとショーツしか買わなかった。

なぜ、決意を揺るがすことがなかったかというと、私も、波動が高く強い状態を、保っていたからです。

相手がいくら、商品を勧めても、自分の決断を信じ、無理をしないで今欲しいものだけを買う。

あらゆる誘惑に勝つということは、魅惑的な商品に目が眩み、気持ちがブレる状態とは逆です。

常に、冷静に、客観的にあらゆる物事を多面的にみて、今必要なものだけを手に入れる。

多くの成功者が、やっていることです。

だから、ある意味、成功者は『ケチだ』なんて言われてしまうのかもしれませんね。

波動が高い、波動が強いって何?

波動、それは、人間だからこそ、感情によって変化させることができる特有のエネルギー。

量子力学では、物質には特有の振動数が存在し、人間の場合は、感情によって、波動が高くなったり強くなったり、低くなったり弱くなったりする。

波動が高い、強いを、車に例えてみましょう。

心を車のボディに例えると、波動が高い状態は、車全体が軽い状態となります。

波動が高い人は、幸福な状態を維持できていると言われているのは、車本体が軽く、それによってタイヤの摩擦が少ないからなのです。

それと同時に、波動が強い状態があります。

これは、タイヤの回転数に例えることができます。

車はタイヤの回転数が早くなればなるほど、早く進み、移動距離を進めることができます。

この世の中で、最も高速なのは、『光』です。

早い速度のものは、光に近づくため、回転数が早いものの方が、エネルギーが大量に生み出せるのですね!

実は、波動が高い状態をキープするのは難しいのですが、波動を強くすることは、波動が低い人でもできると言われています。

なぜ、波動が高い状態をキープできないかというと、波動が高いということは、心が軽いということになるからです。

人類の約8割の人たちは、心が軽くなったり、重くなったりを日常生活のなかで、上下させています。

常に、波動が高い状態を保つためには、悩み事やもやもやとした感情の原因を導き出し、悩むことをやめ、心を軽くする必要があるんですね!

だから、基本的に波動が高い人たちは、心が軽く人柄もよく、人格者であると世の中に思われている人たちが多いです。

まさに、成功者と呼ばれる人たちの特徴とも言えます。
(私は、成功者は『成幸者』であり、ただ裕福な人たちのことを指す言葉ではないと思っています)

では、波動を高くしないと、お金持ちになれないの?と聞かれることがあるのですが、波動が高い人がお金持ちというより、波動が強い人にお金がよってくると言った方が正しいです。

なぜかというと、波動が高い状態は、車のボディが軽い状態なので、重い車よりも軽やかに行動することができるため、人生を豊かにするあらゆるチャンスを掴みやすいと言えるのですが、

そこから、エネルギーを生み出すのは、車のボディではなく、タイヤだからです。

タイヤの回転数が多くなると、車はどれだけ重くても早く走ります。

まさに、光に近づいていることになるのですね。

波動が低くてタイヤの回転数が多い場合は、心が重くて、波動が強い状態です。

まさに、よくあるブラックエンジンと呼ばれる『怒りの感情』をエネルギーに変えて、お金持ちになる人たちのことを指します。

誰かを見返したい、マウントしたい、認めて欲しいなどの負の感情は重いです。

心が重くても、回転数を増やせば、エネルギーを生み出すことができる。

ただ、この場合、車のボディが重いことによって、回転数を上げると、タイヤがすり減ってしまいます。

まさに、周りと摩擦を生みやすくなってしまうんですね。

心が重い状態で、回転数を早めると、一時期お金持ちになっても、人から成功を喜ばれることがほとんどありません。

そのため、揚げ足を取られたり、嫉妬されたり、復讐されたり、スキャンダルをでっち上げられたり・・。

周りとの摩擦によって、結局、何も手に入らないといったことに陥りやすいのです。

人間の意識レベルを測る科学『パワーかフォースか〜デヴィット・R・ホーキンズ著』には、この波動の高さを数値化し(キネスオロジーテスト)、今、自分がどの意識レベルなのかを予測することができる内容が書かれています。

私は2021年の1年間で、心の傷を癒し、11キロ痩せたことで、意識レベルをかなりあげてきたと感じています。

200以下の意識レベルのフォース(負の感情に支配されている)の内容は書かれていませんが、パワー(エネルギーを生み出せる)の領域が、どんな心の状態かを書いていますので、よければこちらもお読みください。

私は、今回のことで、相手がいくら波動を高め、自分を誘惑してきても、自分の方が波動が高いことによって、誘惑に打ち勝つことができることを、身をもって体験したのです。

私は、デコルテが、げっそり痩せてしまった感じを、改善したいからブラとショーツを買った。

だけど、そこが改善されたら、今度は、タイツとボティスーツを購入して、必ず魅力的なお尻を手に入れて見せる。

無理して、理想の姿を目指さなくていい。

少しづつ、丁寧に、今の私を愛ながら、変化を楽しむことを選ぶことができたのです。

成功脳の人は判断を保留して情報を集める

『成功脳とざんねん脳〜加藤俊徳著』によると、ざんねん脳の人は、判断に迷ったら、不安感を押し殺して、無理矢理、決断してしまうそうなのです。

私は、過去、体型が大きく変わることによって、20万円もする下着が着れなくなる体験をした。

だからと言って、これ以上、痩せることはないと思う。

でも、まだ、下半身の方が大きいという事実は、消えていない。

だからこそ、まず、胸をなんとか元の位置に戻し、そこから変化した体で、新しくサイズを測って、次のお尻、太ももの変化に目を向けた方が、損する可能性は未然に防げるのではないだろうか。

多くの成幸者は、判断を留保して情報を集め、そこから決断することをしているそうです。

私も、同じようにしっかり情報を集め、そこから少しづつ、理想の姿を目指すことができるようになっています。

脳をうまく使えば、あらゆる誘惑に勝ち、自分との約束を守れるようになりますよ。

これからも、自分を信じ、自分の決意に自信を持って、前に進んでいきたいと思います。

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