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#ASOBOKKA開発秘話④ | ペテトテリレーnote

みなさんこんにちは!ペテトテ代表のケーナです。
1ヶ月になんと12本(!)も更新してきたペテトテリレーnoteもいよいよ最後となりました。

今回は、現在ペテトテがクラウドファンディングを実施しているわんこのトレーニング動画とおやつのサブスク「ASOBOKKA」立ち上げまでの道のりについてお話していきます。
本当は、ここには書けないほどたくさんのエピソードがあるのですが、残しておきたいなと思った話を厳選していくつかここで紹介いたします。

ASOBOKKAのクラウドファンディング、ぜひご覧ください🔥

ASOBOKKA誕生のきっかけ

ASOBOKKAをつくった背景についてはクラファンページにも載せていますが、こちらではもう少し詳しく書いていきます。

ASOBOKKAが生まれるまでのペテトテは、メディアを運営しながら飼い主さま向けのサービス企画を進めていました。
実はその頃、私の愛犬きなこがよく吠えるようになったんです。当時の私は複数の仕事+ペテトテ+イヤイヤ期真っ只中な息子の育児で常に余裕がない状態。きなこと過ごす時間があまり取れておらず、さらに夏が苦手なきなこの散歩拒否も重なりました。

そんな状況を変えたきっかけが「マテ」の練習でした。うちの子はマテができないと思っていたのに、みるみるマテが上手になるきなこ。その時、自分が愛犬の可能性に蓋をしていたということを知りとても反省しました。それと同時に、最近褒めることがめっきり減ってしまっていたこと、そしてきなこが求めているのは私との時間だということに気づき、ハッとしたこともよく覚えています。

日々忙しいなかでも、愛犬ともっと楽しく過ごしたい。そう思っている飼い主さんたちに、手軽に楽しくトレーニングを取り入れてもらうことはできないだろうか?
そんな思いつきが、ASOBOKKAというサービスの種でした。

ちなみにこのアイディアを思いついたのは、日常の何気ない瞬間でした。(きなこと散歩しながら、とかだった気がする)そして、思いついたその日のペテトテミーティングにて「トレーニングとおやつのサブスクをやりたい」とメンバーに提案しました。生まれたばかりの私のアイディアをメンバーに話した時は、少しドキドキしたことを覚えています。
そうしてASOBOKKAのプロジェクトは、2023年の9月ごろにスタートしました。

サービスづくりの過程

事業企画の具体的な内容についてはペテトテメンバーの木村カナ氏がリレーnoteにて詳しく解説してくれているので、ぜひそちらを読んでいただきたいのですが↓

私からはもう少し、リアルな現場のお話をしようかなと思います。

トレーニングとおやつのサブスク、というアイディアの種はあるものの「どんな人に届けるのか」「どんな価値を提供していくのか」というところはまだ具体的ではありませんでした。いくらアイディアがあっても、ここが明確にならないとサービスを届けることはできません。そこで、まずはペテトテが創業するきっかけとなった女性向けキャリアスクールSHELikesの「ブランディングコース」の課題シートを使い、両思いになりたい人物像の明確化や私たちが届けたい価値を明らかにしていきました。この課題シートである「マイブランドコンパス」はペテトテが創業した時にも制作したもので、今でもペテトテの基軸となっています。
鋭い視点を持つペテトテメンバーとは何度も何度も議論を重ねました。時には深夜までミーティングをすることも・・・。

この時私が特に印象的だったのは「愛犬との信頼度」の話です。
「愛犬との信頼度ってどのくらい?」という質問に、皆さんだったらどうお答えするでしょうか?自信満々な方も、そうでない方もいるかもしれません。
ちなみに私も、100点満点!とは答えられませんでした。少し自信がなかったんです。
私のように、愛犬のことは大好きだし大切だけれど、お互いに完璧な信頼関係が構築できているか、と言われると悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
そして信頼度を上げていくためには、わんこに正しいしつけを行っていくだけではなく飼い主さんとわんこの双方が満たされることが必要なのでは、という仮説を持ちました。

そんな議論を重ね、最終的に自分達が届けたいのは「飼い主さんとわんこのコミュニケーションになる特別な”時間”」であるという方向性が決まったとき、道が拓けたような気がしました。

ブランディングの基軸を作りチームメンバーみんなで共有したことは、その後のクリエイティブの方向性のすり合わせがスムーズになったり、チームとして発信するなかでの言葉の齟齬が生まれにくくなったり・・・と、プロジェクトを良い方向に導いてくれたのではないかなと思います。

そしてもうひとつ、サービスを作る上で大切にしよう!と思ったことがあります。
それは「飼い主さんの目線を忘れないこと」。

このポイントが、ASOBOKKAでお届けするトレーニング動画の「トレーナー編」と「実践編」という二部構成である理由となっています。
私はきなこを迎えてから、Youtubeでドッグトレーナーさんを見ながらマテやトリックの練習をしたことがあります。ただ見よう見まねではうまくできず、それが「うちの子には無理かも」につながっていました。実はうちの子ができなかったのではなく、私がきなこに上手に指示ができていなかったんだけなんですけどね。

ドッグトレーナーさんはわんこの動き方や伝え方をよく知っていて、素人の私とはそもそもベースが違います。だからこそ、それを逆手にとってトレーニング初心者の私ときなこがやってみたらどうなるのか、リアルな姿をそのまま届けてみては?というアイディアが生まれました。そうすることで、初めてトレーニングに挑戦する飼い主さんとわんこがつまづきやすいところや分かりづらいところを浮き彫りにできるのでは、という案です。
この案が出た時、動画慣れしていない私は正直少し抵抗がありました。でも、きなこができないんだったら他のわんこも同じかもしれない。それではコミュニケーションの継続には繋がりません。ASOBOKKAのトレーニングは技を完璧に行うことが目標ではありませんが、やはり小さな成功体験は継続に繋がります。
だからこそ、私ときなこのリアルな姿をお届けして、私たちも飼い主さんと一緒に成長していく。そんなサービス形態もおもしろいんじゃないかな?と思っています。

ASOBOKKAはとことん飼い主さん目線にこだわったサービスにしていこう。そんな気持ちで、企画を進めてきました。

トレーナー探しの苦悩

サービス企画と並行して進めていたのが、監修トレーナーさんを探すこと。ASOBOKKAはトレーニング動画をお届けするので、サービスの要となる部分です。
トレーナーさんのコネクションがなかった私たち。トレーナーさん探しは0からのスタートでした。まずはネットやSNSで気になったトレーナーさんにDMを送り、ヒアリングを重ねていきました。時には個人的にオンライン相談を受けてみることもありました。
お話をしたトレーナーさんはどの方も素敵でしたが、当然ながらドッグトレーニングに関する価値観や考え方はさまざまです。
ペテトテの思いやASOBOKKAのコンセプトに共感してくれて、楽しみながら行うトレーニングを推進しているような人を探すも、なかなか出会えないのが現実・・・。
そんな中、メンバーから「ドッグダンス」に取り組んでいるトレーナーさんに当たってみよう!という提案をもらい、改めて探し始めました。そして最終的にはご紹介というかたちでご縁をいただき、現在ASOBOKKAにて監修トレーナーを担ってくださっている西村さんと出会いました。
西村さんとお話ししてすぐに「ぜひこの方にお願いしたい!」と強く思いました。OKのお返事を頂けたときは本当に嬉しかったことを覚えています。
実は、監修トレーナーさんが決まったのはクラファン開始1ヶ月前ほどでした。今では西村さんなくてはASOBOKKAは作れない!と感じるほど、とっても楽しいコンテンツが出来上がっています。
早く皆さんに西村さんの動画をお届けしたい・・・!そんな思いでいっぱいです。

ASOBOKKAの価値を確信した瞬間

ここまで順調に進んでいるように見えるかもしれませんが、ペテトテが飼い主さんから直接お金をいただいて運営する初のサービス。自分達の取り組みに、本当に価値を感じてもらえるのだろうか・・・と、不安を感じることはありました。
そんな中、ASOBOKKAの企画を進めながらやっぱりこのサービスをたくさんの人に広めたい!と思った瞬間があります。
それは、テスト用動画コンテンツを作成していた時。愛犬きなこに協力してもらい、とあるトレーニングの練習動画を撮影していました。そしてその動画を後から見返した時に気づいたのですが・・・

しっぽにご注目ください。

ぶんぶん
ぶんぶん!!

もうね、ず〜〜〜〜〜〜っとしっぽがブンブンでして。

この様子を見て、ふと子犬時代を思い出しました。いつもご機嫌で、しっぽ取れそうじゃん!って言われるくらいブンブンのきなこ。あの時のワクワクした気持ちや期待感をまた持ててくれているのかな〜なんて思うと、少し涙が出そうになりました。
また、そんなきなこを見て「きなこ楽しそうだからうちでもやってみた」とペテトテメンバーがおうちのわんこで動画を撮ってくれたことも、とても嬉しくて。
こんなふうに楽しい時間が広がれば、それはもう幸せでしかないじゃん・・・!と、胸がいっぱいになりました。

私の原体験から生まれたASOBOKKA。自分がサービスを疑似体験することで、その価値を再確認することができた瞬間でした。

実は、ASOBOKKAの企画が始まって以降、こんな経験を何度もしています。
だからこそ、私はASOBOKKAをみなさまへ自信を持ってお届けできるし、飼い主さんとわんちゃんのコミュニケーションがその先の充実したわんこライフにつながることにも確信を持っています。
だからこそ、もっともっと、たくさんの飼い主さんにASOBOKKAの良さをお伝えしたい!

まだまだ自分の掲げる目標からは程遠いのが現状です。それでも私は諦めません。前を向いて、これからも突き進み続けます。

さいごに

私が残したかったことをひたすら書き殴るnoteとなってしまいましたが、最後に言いたいことがあります。

今回のクラウドファンディングにご支援・応援をいただいている皆さま、日頃からペテトテを応援してくださっている皆さま。本当にありがとうございます。皆さまの応援なくしてはここまで走ってこれませんでした。「ペテトテに共感」という文字を見るたびに、心が温かくなります。

この度のクラウドファンディングでASOBOKKAを選んでくださった皆さま。選んでいただきありがとうございます。最高のサービスを作り、あなたとおうちのわんこが笑顔になれる時間をお届けしますのでもう少しお待ちください。

ASOBOKKAに関わっていただいているクリエイターの皆さま。私たちが思い描く世界観を最大化して表現してくださり、本当に感謝です。皆さんが作ってくださった世界に、私は何度も感激しました。これからも大切に使わせていただきます。

ASOBOKKAに参画してくれたトレーナーの西村さん。飼い主の皆さんへのお届けはもう少し後ではあるものの、もうすでに「西村さんにお願いできてよかったな」と思っています。それほどまでに、私にとっては特別な出会いでした。ぜひこれからもペテトテとASOBOKKAをよろしくお願いします。

そして、ペテトテ運営メンバー、サポートメンバーのみんな。想いばかりが先行して突っ走ってしまう私を時には冷静に、時には情熱的にフォローしてくれて、一緒にここまで走ってくれたことに感謝申し上げます。まだまだスタートラインだけど、もうすでにありがとうの気持ちでいっぱいです。みんなのおかげで、私はこれからもめいっぱい突き進むことができます。これからもよろしくね。

私とペテトテに関わってくれている皆さまに、改めて感謝を申し上げます。

そして、ASOBOKKAはやっとスタートラインに立とうとしています。我が子のように愛でてきたサービスが、もうすぐ世に羽ばたきます。

そのために・・・

最後のお願いです!
ぜひ、ASOBOKKAのクラファンへのご支援をよろしくお願いします。
このnoteを投稿している4/30 23:59分までとなります。
ASOBOKKAをたくさんの人に広めるために。皆さんのお力が必要です。

どうか、最後までよろしくお願いいたします!

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