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暮らし

東京に確かに存在する。

ゆるい職場、タテではなくヨコの関係。柔らかな関わり。比較すればそう。羨ましく感じる。その存在を知るだけで私たちはきっと、安堵する。実家で入るこたつみたいに。田舎の狭い浴槽で暖まる冬の日の夜みたいに。声まで吸い込まれるような1月のあの夜空のように。どこか遠くの場所だけど、目の前にも存在するのを忘れないでいなきゃ。

僕は観察者でなきゃ。

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