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せっかく変わろうと思っているのに、また、元に戻ってしまう・・・それ、○○が原因です

前回の記事では、

何かを手放したいと思っているのに、

それができないのは、
頭では、手放した先に光があると
わかっていても、

とりあえず、今現状が、
安全領域だと、潜在意識が認識
しちゃっていることに

原因がありますよ〜

といったお話をさせていただきました。

この安全領域のことを、

■恒常性維持機能


コンフォートゾーンといって、
人間は無意識のうちに、
この領域に戻ろうとします。

これは僕たちが持っている、
恒常性維持機能という、
大切な働きです。

人間が発熱すると、
汗をかくのも、

汗で熱を発散することで、
元の体温に戻そうとするからです。

急なダイエットをすると、
リバウンドしてしまうのも、

恒常性維持機能の働きです。

例えるなら、エアコンのサーモ機能
のようなものです。

室温を26度に設定すると、
前後2度(24度〜28度)が
コンフォートゾーンです。

でも、これ以上外れると、
サーモ機能(恒常性維持機能)が働いて、
元の温度に戻そうとします。

人が何かを手放したかったり、
環境を変えたいのに、

元の状態に戻ってしまうのは
ここに理由があります。

だから、ある意味手放したくても
手放せない。

は、生物学的には正常なんです。

でも、ずっとコンフォートゾーンの中に
いたら、もしかしたら、

茹でガエルになってしまうかも
しれません。

じゃあ、そうならないために、
どうしたら、コンフォートゾーンから
抜け出すことができるか?

コンフォートゾーンは
常に一定ではありません。

恒常性維持機能は、

急激な変化は嫌いますが、
ゆるい変化は受け入れる性質が
あります。

もし、何かを手放したかったり、
環境を変えたい場合などは、

この習性をうまく利用するのも、
一つの方法です。

これはコンフォートゾーンから
抜け出す。

のではなく、

コンフォートゾーンをずらす

といった考え方です。

気温20度のところからいきなり、
氷点下のところに行ったら、
人間は耐えられないので、

すぐに元の状態に戻ろうとします。

でも、19度→18度→17度・・・

と少しずつ気温を下げていくことで、
氷点下にも耐えられるようになります。

これは徐々にコンフォートゾーンが
ずれた証拠です。

高地登山なんかでも、
急に山頂を目指すことはしません。

急に山頂を目指せば、
気圧や低酸素でやられてしまいます。

少しずつコンフォートゾーンを
ずらすために、ある程度の高さまで
登ったら、一旦そこから少し降ります。

まさに、

三歩進んで二歩下がる

です。

要するに、何かを手放したかったり、
環境を変えたければ、

一氣に手放す方法もありますが、
こうして徐々にコンフォートゾーンを
ずらしながら、変えていく方法も
ありますよ〜

ということです。

少しずつ徐々になので、
忍耐は必要ですが、やれば確実に
変われます。

マイナスの方向にずらしていくと、

茹でガエル

ですが、

自分の理想とする方向にずらして行けば、

進化

です。

人間は常に進化し続けられる生き物ですからね☆

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