SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”
さいたまアリーナに再び浜田省吾さんのライブに行って来ました まだ有明のこのツアー延期分のライブがあるのでこれから先はネタバレしてしまうので注意をしてください
昨年11/11の横浜アリーナのこのツアー2本目のさいたまスーパーアリーナのライブに再び参戦 また楽しみでこの日を迎えるのをまたドキドキワクワクして待ってました 2度目なのに何故？同じ内容なのにどうして？って思われるかもしれないけどそこは俺にとっての浜田省吾さんほんとに思い入れがちょっと違うのです
前回の横アリのライブの後にこのnoteにも書きましたがこのツアーのセットリストがまさに俺にど真ん中のどストライクなのです 1970年代の終わりから1980年代半ばくらいまで俺が10代半ばから20代半ば過ぎの日々がこのセットリストとともに共有出来てしまって... 毎日のように部屋ではレコードで、街を歩くときはWALKMANや当時乗っていたサニーカリフォルニア、フォルクスワーゲン1200LE、ダットサンWキャブのカーステで編集したカセットテープで...
アルバム『J.BOY』ぐらいまではレコードの発売がほんとに楽しみで
初めての浜田さんのライブっていつだろう？
きっとTVKテレビ(神奈川のUHFチャンネル)で放送して蒲田の電子工学院ホールでライブ収録していつも観覧希望の往復葉書を出して実際見に行ってたダウンタウン・ファイティング・ブギウギバンドの宇崎竜童さん司会の"ファイティング80s"の収録ライブを一番前で(その日の他のゲストは"泉谷しげる"さん) 放送当時まだ家庭にビデオデッキを持っているのは稀でこの放送は放映した時しか観たこと無いけど浜田さんの真ん前の一番前で画面に俺が映ってました けど数曲しか演奏してなかったけど初の浜田省吾＆Fuseの演奏はやっとライブが見ることが出来て嬉しかったです
(そんなこんなしてたらその時の映像が見つかった！最前列で立って見てるの俺ですw)
フルのワンマンのライブは高校3年になったばかりの同じ1981年の春、新宿厚生年金ホールでのライブです
前年にアルバム『Home Bound』が発売されてを聴きまくって好きになって
俺もそうだったんだけど浜田さんも若くて
まだ"ラストショー"も"愛の世代の前に"も演奏されないライブ 何故か"家路"も演奏してなかった
初期の俺が好きになって浜田さんを知り大好きな曲ばかりだった このライブはほんとに忘れられない
それで見事に浜田省吾さんにハマって夏に発売されたらばかりのシングル"ラストショー"を毎日聴いて歌って秋にアルバム"愛の世代の前に"をゲットして同封されていた翌年1月の武道館のチケット申し込み葉書を送って...
ライブが堪らなく見たくなって急遽決定した一橋大学の兼松講堂で浜田さんと佐野元春さんのジョイントライブに行って(2歳年上の女性と知り合った)...
武道館ライブまでその女性とデートばかりしてた高校3年の冬
そしてあの武道館でのライブ...
なんかいろいろ思い出してしまいます
そんなわけで当日を迎えたさいたまスーパーアリーナの浜田さんのライブ
ライブ前に友人の浜田さんファンの2歳年下の友人と大宮駅で待ち合わせてライブ前に駅前のあの居酒屋さんに行ってゆっくり呑む
2人ともお酒や野球好き、そして浜田さんのことが10代、20代の頃から大好き
その友人なんて浜田さんが好き過ぎて大学出て浜田さんの所属しているレコード会社に就職したぐらい(だから今はかなり偉いポジションw)
この店もその友人も俺にはかなり落ち着きます
友人も初めて来たこの店を気に入ってくれて嬉しかったりもします
近くの席の方々の会話に耳を傾けていたら浜田さんのライブを見に大阪から遠征したとのこと
俺も山下達郎さんのライブを見に松山や山形、大阪に遠征したりするのでなんか同志な感じがしたりして(しかもライブ前にこの店をチョイス！)気分も盛り上がります
11/11に横浜アリーナでのライブ見たばかりなのに、セットリストもほぼ変わらずのライブばかりなのに...
どうしてなんだろ？
この友人なんかは単身赴任中の札幌の北海きたえーるの２日間、先程の横浜アリーナ２日間、1/5、1/6のこのさいたまスーパーアリーナ２日間、1/19、1/20の有明アリーナの2日間 凄いですww
けど一つ理由があります
今回セットリストがとにかくかなりヤバいんです
1963年生まれの俺、1965年生まれの彼
浜田さんが終盤にMCでおっしゃってますがこのライブのセットリストがデビューアルバムの1976年の『生まれたところを遠く離れて』から1986年の『J.BOY』までの楽曲に限られたセットリストなのです
まさに我々のドンピシャな楽曲ばかり毎日毎日ほんと聴いて歌っていた曲ばかり
そして全曲歌詞カード無しに歌えます
そして浜田さんのMCを(記憶の限り)
"10代の頃映画で観るJUKEBOX が憧れだった
まだ若かった俺は、“JUKEBOX”に大好きな曲だけを詰め込んで、大好きな曲を好きなだけ聴くのが夢だった。
Rock & Roll や Rhythm & Bluesを詰め込んだ"夢の箱"ビートルズやローリングストーンズ、モータウンのシングルレコードでいっぱいにして
そんなJUKEBOXが家にあれば良いなと思ってた。
でも住んでたのは海沿いの田舎町
たった一軒しかない電器屋でJUKEBOXは売ってなかった。
少し「時」が経つと、カセットテープに好きな曲を録音してオリジナルカセット作ったよね。
それを好きな人に贈ったりした人も多いのでは？
そのオリジナルカセットに録音した曲が、
俺の "Identity" だった。
「俺はこういう人間です」と表現する"Identity"だった。
ところで、みんな、カセットテープって知ってる？
好きな曲ばかり録音して入れて彼女や友達に配って
若い世代は知らないかなぁ。笑
オリジナルカセットは、今でいうと "Playlist" かなぁ。
"Playlist"って知ってる？笑
ツアータイトルの『ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show "youth in the JUKEBOX"
"youth in the JUKEBOX" つまり"青春のジュークボックス"
だから今回のツアーは来てくれるみんなに贈る"青春のジュークボックス"なんだ" って。。。
俺たちが今回の浜田さんのツアーにハマる理由がちょっと分かる気がしたでしょ？
ほんとに10代から20代の我々の大事な楽曲だけのセットリスト。。。
これから有明アリーナのライブがあってネタバレになってしまいますがこの日セットリストはこれです
曲のタイトル見ただけでいろいろなあの頃の風景や匂い、女の子、友人、両親を思い出してしまいます
きっと当事者だけしか分からないかな？笑
でもね 懐メロ感はまるで無し
歌声や体型はあの頃のままだし、なんせ23曲３時間以上のライブ
さいたまスーパーアリーナ18000人全員を大満足、歌わせ泣かせた71歳なんてそんなに居ないです
さいたまスーパーアリーナの2日間収録が入っていたのできっと今年中には商品化されるはず それを楽しみにします そして次回のライブツアーも
ライブ終了後その友達と当然のように東与野の居酒屋に ホッピー呑みながらお店に"蛍の光"が流れるまで語り合いました
年々、歳を重ねて来てこの曲が沁み入る俺がいます
"どんなに遠くても
たどり着いてみせる
石のような孤独を道連れに
空とこの道出会う場所へ"
浜田省吾さんと同じ時代に生まれてよかった