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PitchBookが紹介するペットテック スタートアップ18社(4/5)犬用ウェアラブル

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National Dog Day(8月26日)にあわせてPitchBookがペットテックスタートアップとして6領域18社を列挙していたので、5回に分けて簡単に紹介していきます(の4回目)。1回目2回目3回目はこちら。早速いきましょう。

- 領域⑤Stay - 

Finding Rover / 顔認識で迷子中のペットを探索

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・創業年:2012年
・本拠地:アメリカ カリフォルニア
・直近の資金調達:$5.54M(シリーズA、2017年)

事前にペットの顔写真を取りアプリに登録。ペットが迷子、行方不明になってしまった時、各地域のシェルターに保護されている動物と顔写真を照合し、保護されていれば発見できるというプロダクト。顔認識技術のペットへの応用ということですね。直近の記事を見てみると、「>>Finding Rover works with over 600 shelters in the U.S., has over 700,000 pets in its database and has reunited 18,000 pets with their families so far. 」とあり、600以上のシェルターと提携し、70万頭が登録されており、18,000頭の発見実績があるという現状のようです。

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Fi / GPS搭載犬用カラー

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・創業年:2017年
・本拠地:アメリカ ニューヨーク
・直近の資金調達:$7.02M(シリーズA、2019年)

GPSとLTE-M技術が搭載されている犬向けのカラー、アプリと連動して速く正確に位置が確認できたり、セーフゾーンを設けてそれを超えるとアラートが鳴ったり、各種ライフログが取得できたりするもの。犬を愛する土地柄、ニューヨークから誕生しているペットテック スタートアップは多く、Fiもその一つ。他のNYペットテックで注目されているのは、メンバーシップ制の動物病院のSmall DoorやCBDオイル(CBD=カンナビジオール、大麻草の茎や種子から抽出された成分)を使ったペット向け商品を開発製造するLeafwell等がありますね。

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Furbo / 室内用ドッグカメラ

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・創業年:2014年
・本拠地:アメリカ カリフォルニア
・直近の資金調達:$511K(クラウドファンディング、2016年)

遠隔でコミュニケーションを図ることができたり、リアルタイムでアラート通知が来たり、という想像通りのIoTペットカメラです。日本にも販売代理店がいて日本でも購入できるようです。価格はamazonで約25,000円。グローバル評価で10,000件以上ものレビューがついているので、口コミに力入れているのがわかります。


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