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「オードリー、あなたはヘップバーンなのかそれともヘプバーンなのか?」

1月20日はオードリー・ヘップバーンの命日でした。
そこで前々から気になっていたことをちょっと考察してみました。
それは「オードリー、あなたはヘップバーンなのかそれともヘプバーンなのか?」ということです。

しょーもない、と思われるかもしれませんが、子供の頃、テレビの洋画劇場で『ローマの休日』を観て以来、長らく私にとって女優といえばオードリー、という存在でしたので、その表記が世間的にだけでなく、自分の中でさえヘップバーンと書いたりヘプバーンと書いたりと時に揺れ動くのが、どうも気持ち悪い。
ということで、しょーもない考察ですがやってみました。


まず活字媒体ではどうなのか?ということで国会図書館デジタルコンテンツで「ヘップバーン」「ヘプバーン」それぞれを検索してみました。

オードリー・ヘップバーン 検索結果2,174件 
年代で区切ると1990年~以降は検索結果 368 件 1970年~以降は検索結果 1,522 件
オードリー・ ヘプバーン 検索結果 726件  1990年~検索結果 173 件 1970年~検索結果 590 件
とのことで国会図書館はヘップバーン派!

ただしデジタルコレクションで公開されている書籍はだいたい2000年ごろまでに限られます。
それ以降となると「ググれ」ということになるかと思いますが、活字媒体に比べて歴史の浅いgoogle検索はさかのぼっても意味がないので期間指定は1年以内で検索。結果は、

ヘップバーン 約 1,220,000 件   1年以内 約 77,600 件
ヘプバーン  約766,000 件    1年以内 約 46,800 件

おお、google検索 もヘップバーン派だった。ちょっと意外。

するとウィキペディアなどを見て「最近はヘプバーン、なのかな」と思っていたのは単にウィキペディアがヘプバーン派だったということなのでしょうか。

これは1977年、私が高校生のとき『マイ・フェア・レディ』がリバイバル公開されて、その時買ったパンフレット。
ヘップバーン表記。そうですオードリー、あなたは私の中ではオードリー・ヘップバーン嬢です!テレビの深夜映画劇場の『昼下がりの情事』のラストに胸しめつけられた時もあなたはヘップバーンでした!

それが、いつのころからかあなたは別の顔を持つようになりましたね。

1993年、亡くなった時に買った追悼本ではヘプバーン、でした。

現在肖像権を管理している(?)東北新社のサイトやXの日本公式アカウントもヘプバーン。
https://x.com/audrey_cinema?t=QGE-CLBVR2DswUUsSCH2VQ&s=09

だからなのか、タイアップ商品やドキュメンタリー映画、写真展など最近は「ヘプバーン」派が目につきます。
ウィキペディアもそれにならってかヘプバーンであり、たぶんそのせいでわたしのようにヘプバーンなのかな?と思ってヘップバーンを取り消してヘプバーンに入力し直す方もいるのでは・・・と推察。

が、オードリーが親善大使として深く関わったユニセフの日本サイトは「ヘップバーン」でした。
https://www.unicef.or.jp/partner/audreyhepburn/

ということで、まあ、「どっちでもいい」がこの、しょーもない考察の結論なんですが、私自身はこれを機に個人的に思い入れのある「ヘップバーン」に統一しようかな、と思います。


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