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No.211 2024年11月 足尾銅山・わたらせ渓谷鉄道沿線・桐生市フィールドワーク

 2024年11月、およそ40年ぶりに足尾銅山を訪ねました。渡良瀬けいこく鉄道も久しぶりに乗車しました。足尾銅山最寄り駅は通洞駅です。

 そこから徒歩5分位で足尾銅山に着きましたが、40年前とは随分異なっていました

 「足尾銅山の世界遺産登録をめざしています。」の看板も見られました。

 日本国内にはすでに「佐渡島の金山」(新潟県佐渡島、2024年登録)、「石見銀山(島根県太田市、2007年登録)が世界文化遺産に登録されています。

佐渡島の金山
https://www.city.sado.niigata.jp/site/mine/
石見銀山世界遺産センター
https://ginzan.city.oda.lg.jp/

 ですから、金・銀・銅と銅山の登録もできるのでしょうか。
 トロッコにのって銅山の入り口に着きます。そこから銅山の探検になります。

 坑内マップです。
足尾銅山観光/日光市公式ホームページ
https://www.city.nikko.lg.jp/material/files/group/28/Map_Japanese.pdf

 銅山の様子はホームページでご覧ください。
足尾銅山観光アクセス
足尾銅山観光 アクセス - 検索 画像

 江戸幕府や古河財閥により掘り進められた坑道は総延長1234kmに達したとされています。足尾銅山観光がある通洞坑(標高602m)を基準にすると上に20階(高低差約600m)下に15階(高低差約450m)の水平坑道があり、それらがいくつもの立坑によって結ばれていたようです。
 1234kmの坑道の長さすごいですね。

 出口の看板「銅もありがとう。また銅ぞ」は私好みでした。


 途中、「中国人殉難烈士慰霊塔」がありました。「太平洋戦争末期、中国から強制連行されて来た257名が、足尾銅山の労働に従事し、109名が殉難された。(日光市)」と書かれてありました。

 国民宿舎「かじか」(温泉)に宿泊しました。温泉が肌に良くとてもいいお湯でした。

足尾銅山といえば鉱毒事件を世に訴えた、当時の衆議院議員であった田中正造氏が真っ先に思い出されます。 
足尾鉱毒事件 - Wikipedia

 国民宿舎「かじか」館内に足尾銅山関係の写真が数点展示されていました。その中に事田中正造氏の事件に関わっていた時の貴重な写真がありました。よく見る田中正造氏の写真は晩年のころのものと思われます。
 
 白いマフラーを巻いた田中正造氏の写真です。初めて見た写真でした。

 宿舎の近くにあるキャンプ場ではモミジの紅葉が見られました。

 また、野生の猿も見ることができました。

 2日目はわたらせ渓谷鉄道沿線を散策しました。
 神戸はこうべと呼ぶのではなく「ごうど」と呼びます。

 神戸(ごうど)には、昔の東武鉄道日光線特急列車「けごん」を使った「レストラン清流」があります。そこで昼食をとりました。

列車のレストラン清流
https://watetsu.com/sightseeing/seiryu.php
 
 駅には販売をしている有名なおじさんがいました。私たちもいくつか買い物をしました。テレビ朝日で放送している「人生の楽園」に出られました。

 帰りになる3日目は桐生市のフィールドワークをしました。
 観光案内所で教えていただき、初めて訪ねる桐生市はとても面白い街並みでした。

 素敵な建物が目につきました。

 うどん・そばで有名な「藤屋本店」に行きました。
 ひもかわのせいろを食べました。とても美味しかったです。

 桐生天満宮の建物の装飾の素晴らしさには驚きました。

 群馬大学工学部同窓記念館の洋館も素敵でした。教会のようでした。

 「器のギャラリー&旬菜カフェ自在庵」で、アイスコーヒーとケーキのセットをいただきました。

 桐生市の探索とても面白かったです。季節を代えてもう一度訪ねたいと思いました。

桐生市観光物産協会
http://kiryu-walker.net/

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