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No.193 2024年9月 大谷翔平選手、51本塁打・51盗塁達成 メジャーリーグ史上148年で初
2024年9月からスポーツ新聞や一般紙で一面を飾るような話題が次々と掲載されました。エッセーNo.193からNo.199までこの話題について書いていきたいと思います。
私が私立小学校教師として力を入れていた1つがメディアについての学習です。メディアリテラシーの視点を常に意識してきました。定年退職後も生涯学習としてメディアを学んでいく姿勢をご紹介できればと思います。
2024年9月21日のスポーツ新聞一面を飾ったのが、メジャーリーグ148年史上初の出来事です。
ロサンゼルスドジャースの大谷翔平選手が、1シーズンで「51ホームラン、51盗塁」の記録を達成したのです。ホームランを打つ打撃と盗塁をする走塁を兼ね備えるこちらの「二刀流」(一般的にはピッチャーとしての投手とバッターとしての打撃を両方備えたことを指しますが)の偉業を達成したことになります。
今年のシーズンの最終的なホームランは54本、盗塁は59回を記録しました。ですから、「54ホームラン、59盗塁」が最終的な記録になりました。
スポーツ新聞各紙では大谷選手の「51ホームラン、51盗塁」を次のように一面で報じています。
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「スポーツ報知」「スポーツニッポン」「サンケイスポーツ」「日刊スポーツ」(1924年9月21日)より
4紙とも一面と最終面をつなげて報道しています。「スポーツ報知」では以下のような構成になっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1732347602-WqfTlnGsEz0hBtM5OFVcDbrA.png?width=1200)
「メジャー148年で『ONE OF ONE』」という見出しが付けられています。「世界に一つ」「唯一無二」という言葉がその偉大さを象徴しています。
これほど野球の本場アメリカのメジャーリーグで、注目された日本人が存在していることがあったでしょうか。来年はピッチャーとバッターとしての「二刀流」も期待されています。それに盗塁も加われば「三刀流」になるのでしょうか。早くも来年の大谷選手の活躍が楽しみです。