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No.183 2024年7月 「あのエッセーその後」(4)我が家のドジョウは10年一緒

 2014年8月の最初の日に我が家に来た3匹のドジョウ、1匹は命がなくなりましたが2匹は元気に過ごしています。
 前回のエッセーに書きました霧積温泉から帰ってきた日、2024年7月31日丁度10年我が家で過ごしていることになりました。帰ってきてごはんを2日あげてなかったので、灯りをつけ顔を水槽に近づけますと水面に出てきて泳ぎ存在をアピールしていました。ここ数年、ご飯は1日一回なので朝起きて私が水槽に顔を近づけると水面に出てきてしっかりと泳ぎアピールを毎日しています。「早くごはんをちょうだい」というアピールでしょう。
 また、去年と今年それぞれ1回ずつあったのですが、あまりの暑さのためでしょうか、少し置いておいた水道水をペットボトルから水槽にそそぐ時に、そそいだ水をまるで登るような行動をとっていました。
体長が14㎝ぐらいになったドジョウ、元気でまだまだ生きそうです。ドジョウの好奇心と生命力にとても驚いています。このドジョウはいつまで一緒にいてくれるのか、どんな面白い姿を見せてくれるのか毎日がとても楽しみです。子どものためと思って飼育したドジョウですが、今では私のための飼育が目立っています。
 水槽が汚くてきれいな写真が撮れないのですが、こんな面白い姿を見せてくれます。


 泥にもぐっていますが、目をしっかり開けています。


 頭は泥の中ですが、尾びれは泥の外に出しています。


 たまたま夜中に目を覚ました時に灯りをつけると、2匹のドジョウが一緒にいました。このような写真を撮れたことは初めてです。

 ドジョウを飼ったペットショップのおじさん(私より年上です)も「随分長く生きていますね」と驚いていました。
 きっとそのお店で買っているごはんがいいのではないでしょうか。このごはんです。


 私は水槽の環境もごはんも変えるつもりはありません。もう10年生きているのですからきれいな環境にしてもいいかどうか分かりません。たくましく育ったドジョウとして可愛がっていければいいかなと考えています。少し都合がよすぎますかね。

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