No.187 2024年8月 箱根ロープウエイ 姥子近くの清里清泉寮に似た建物の湯治施設「秀明館」を初めて訪ねる
箱根に行くとほぼロープウエイに乗り芦ノ湖の桃源台に行きます。学生時代から清里清泉寮におよそ100回行きました。校外学習での引率、環境教育フォーラム、NIEフォーラム、家族での旅行など1つの宿泊場所として最も訪ねたのが清泉寮でした。現在は新館もでき以前の清泉寮の趣も少し異なってきました。新館ができる前の建物、本館とアンデレの建物と趣が似ているのがロープウエイで桃源台に行くまでの姥子駅近くにあるのです。特に1981年以降清泉寮も箱根もよく行きましたので「あそこはどんな施設なのだろうか」と見るたびに思っていました。
そのうちにあの施設は治療を目的にした湯治施設であることが分かりました。でも、私のように健康で温泉に浸かるのは少し疲れた心を癒す者にとって立ち入ることができない場所ではと勝手に考えていました。ところが、ホームページを見てみると、施設の趣旨を理解し静かに温泉に入り過ごすならば可能ということが分かりました。そこで、今回の箱根フィールドワークではこの施設、「秀明館」を初めて訪ねたのです。
ホームページ「姥子温泉 秀明館」の「秀明館について」を読むとこの施設が湯治場としての役割を果たしてきたことが分かります。
最初の写真がロープウエイから見た「秀明館」です。
https://shumeikan.biz/about/
もちろん、館内の撮影はできません。「秀明館」についてはホームページでご理解下さい。
姥子温泉 秀明館
https://shumeikan.biz/
岩風呂への入浴は一人2時間2000円、4時間3200円で個室の湯床(中座敷)を借りることができます。貸浴衣・貸手拭・貸バスタオルが付いてきます。私たちは2時間のコースで、2回ほど岩風呂に入浴することができました。しめ縄の存在に圧倒されます。湯床で過ごす時もできるだけ声は潜めて話していました。アルコール類の持ち込みは禁止ですが、入浴後椅子に座って景色を眺めることができる場所には缶ビールも含めた自販機が置いてありました。缶ビールを飲みながら静かな雰囲気を味わっていました。
私は以前網膜剥離の手術をしたことがあり、またパソコンでの作業が多いので目がよく疲れます、お湯を手ですくい目に当てたりしていました。全く気分の問題ですが何か目がすっきりして見やすくなったように気がします。ですから、帰宅後1日でこのエッセーを含め5本書き上げることができました(これでは目が疲れますよね)。
岩盤自然湧出泉の神秘的な効果に関心を持ちました。実際に入浴してその温泉のなんともいえない清らかさは感じました。
館外の写真撮影は許可されていますので、何枚か提示します。
清里の清泉寮と比べてみてください。規模は清泉寮が格段に大きいです。宿泊棟の本館、アンデレがないので少し比較対象とはずれているのですが。
ずっと気になっていたことが解決できとてもスッキリした気分です。これからは気になったことの解決精神を貫きましょう