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子どもレッスンについて

皆さんこんにちは😃
絶賛更新サボり中です😅笑
久しぶりの今回の記事は「子どもレッスン」について書いていこうと思います。
子どもというのは未就学児〜中学生までを指しています👍
どうぞ最後まで宜しくお願い致します。


子ども相手のレッスンで意識する事

僕が子どものレッスンで意識する事は、なるべく言葉で説明はせずに聴かせて見せる事を意識します。
「ここは1の指で押さえて次は3の指で押さえて、右手は最初mで弾いて次はiで弾いて〜中略〜なぜかと言うと…」
大人の生徒相手だとまず説明して理解して頂いて、場合によっては何故そうする事が必要なのかを説明しないとなかなか音を出すに至りません😅
子ども相手の場合は、説明なんてしていたら飽きて遊び始めてしまいます。
演奏を見せるにしても長いとこれまた飽きられてしまうので、なるべく短いフレーズを弾いて聴かせます。
まだ学校で習っていない難しい言葉を使うと???となってしまいます。
説明が要らない点は楽かも知れませんが、分かりやすく飽きさせない様に教えるには、少し工夫がいります💪
その為、僕が一番意識するのは子ども生徒と友達になる事です🤝
僕は結構、小学生時代の気持ちを良く覚えている方で、その時代に好きな事や嫌な事は今でも何となく分かります😁
精神年齢が低いってだけですが😅笑
30分レッスンだったら最低10分はお喋りに使います👍

親御さんに伝えたい事

お子さんを音楽教室に通わせる時に親御さんに一番意識して頂きたいのが、すぐ成果を求めない事です。
高い月謝を払って上手くならないならやめさせる‼️
という気持ちも分かりますが、子ども生徒は月謝が高い事も親御さんが上手くなって欲しい事も知りません。
僕はなるべく親御さんにはレッスンの時に同席してもらっています。
どんなレッスンをしているか、どれくらい子どもが集中しているか(していないか)を見て頂いて、飽きて遊び始めた時の注意は全て親御さんにお任せしています。
これぐらいの集中度合いならこれぐらいのペースだというのを親御さんにご理解頂けないと、後々クレームに繋がります。
大人はすぐ形を求めて、〜の曲が弾ける様になって欲しいとか考えがちですが、僕はまずはギター(ウクレレ)をオモチャ代わりに遊んで親しんで、好きになって欲しいと思っています。
間違いだらけでも変なフォームでも、多少乱暴に楽器を扱っても、好きにしてもらいます👍
曲なんて後からいくらでも弾ける様になります、というか弾ける様に指導します💪
大人の人が1年でこれぐらいの曲が弾けるというのを、くれぐれも子どもに当てはめないで欲しいです。

僕の生徒で、4歳から通って最初の2年間はレッスンらしいレッスンはせずにずっと遊んでいる生徒がいました(今でも通ってます)
理解のない親御さんならとっくに辞めさせてしまうところですが、ずっと同席して頂いてずっと僕とお子さんが遊ぶ様子を見て頂いていました。
レッスン室で追いかけっこしたり、ピアノ椅子の上で飛行機をしたり✈️笑
ただ必ず一度はギターに触る時間を作りました。当たり前でしょ、と思うかも知れませんが、お子さんによってはギターに触れるだけでも全然簡単ではありません。
「ギター出そう」と言うとヤダ‼️という所から始まり、自分でケースのチャックを開けるまで3ヶ月。
チューニングなんてどうでも良いからとりあえず弦をジャンジャンやってみたり、それをバシッと止めたり、それを競争したり😁
ボディを叩いてみたり、サウンドホールに向かって叫んでみたり、そのうちにフレットを押さえると音が変わる事を発見したり、その音に「ド」とか「ミ」という名前がついていて、聴いたら何の音か分かる様になっていきます💪
ここまで2年かかりました。
音楽に対しても楽器に対しても入り方が大人とは全く違います。
コードはCとG7がなんとなく、曲は「ちょうちょ」や「きらきら星」などの1ポジションの曲数曲👍
大人の人だと、初めてギターに触る方で1ヶ月、早い人なら2週間くらいで習得する内容でしょうか。
その代わり絶対音感を身につけてます💪
大人の人が一生かかっても手に入らない絶対音感をわずか2年で習得するのが子どもです👶
絶対音感は音楽をやる上でかなり強い武器です⚔️
楽譜はあとからいくらでも読める様になるし、曲なんてこれから先いくらでも弾ける様になります💪
その生徒ちゃんは、現在も通っていてここ一年で大人の人の3倍ぐらいの速さで進んでいます。
1年通って全く進歩していないと判断されて辞めさせられていたらこんな風になってはいませんでした🙅‍♂️

ライバルは塾

子どものレッスンはセオリーが無い分、大変ですがとても楽しいです😁
子どもは例外なく天才だと思っていて、続けていけば必ず僕ぐらいだったら追い抜かれるという感覚は有るのですが、小学校高学年になってくると生徒によっては塾に通い始めます。
この塾というのが中々厄介で、ギターのレッスンの時間と被ってしまったり、月謝の都合などを考えて辞めさせてしまう親御さんは結構多いです。
学業は勿論大事だというのは勿論承知した上で、
音楽は学業よりもっと大事です‼️
と声を大にして言いたいです😂

僕自身、小学生時代、4年生〜6年生まで中学受験の為に塾に膨大な人生の非常に大事な時間を浪費しました。
ランドセルを置いてすぐに塾に行って帰ってくるのが夜の22時くらい。
それが週6日、土日はテストでした。
別に僕はこれが悪かったと思ってませんし、その先に入った中学が違えばギターをやっていなかったかも知れませんので、良かったと思っています👍

ただ僕がギターに出会ったのは中学生の時で、人生で「もし」はありませんが、この塾の時間が全てギターの練習時間だったら今どうだっただろうかと一瞬考えて、無駄だからすぐに考えるのをやめます😂
僕が今教えている子ども生徒達はまさにその「もし」なんですよね😂
僕は中学生までギターなんて殆ど見た事も触った事もありませんでした。
先ほど書いた4歳の生徒ちゃんも、楽器を叩こうと何しようと、その歳でギターに触れているという事は物凄い事なんだと親御さん達にご理解頂きたいです。

そして、コンサートも連れて行ってあげて欲しいですね。
他のコンサートはダメでも僕のコンサートは、未就学児でもOKです🙆‍♂️
後で感想を聴くと
「よく分からないけど凄かった」
とか素直な感想が聞けるのはとても楽しいです😁

遊びながら上手くなる

子どものレッスンをしていて、一番驚かされるのは飲み込みの早さと、修正力ですね👶
大人の生徒の場合、運指などを直そうとしても「自分はずっとこれでやってきた」と言って中々直すのが大変な方もいらっしゃいますが、子どもの場合、大抵一発で直して終わりです👍
特に理由も説明も求めずにすんなりやるので、やる気を出した子どもの成長スピードには敵いません💪
レッスンをしている様で見習う所が沢山あるのも子どもレッスンの楽しい所です👍
僕は親御さんには
「レッスンは塾とかの習い事とは思わずに、遊びに来る感覚でいて欲しい」
とお伝えしてます😃
練習しなさい、もNGです🙅‍♂️
練習したくなる様なレッスンはこちらで用意するので、遊ぶ感覚でやってもらえると一番上達が早いと思います👍

まとめ

1.大人のペースを当てはめずに、長い目で成長を見守る事が大事💪

2.子どもの時に楽器に触れるという事は実は物凄い事なので、簡単に機会を奪わないで欲しい🙏

3.遊ぶ感覚が一番上達が早い✈️

最後に、どんな風に楽器に触れるかでその子の楽器に対するイメージは一生決まります。
良いレッスンが受けられれば、一流の音楽家になれる才能を全ての子どもは持っているのでくれぐれも「悪魔講師」につかまらない様にお気をつけて下さい🦹‍♂️

楽しく辞めずに弾き続けて、いつか僕を越える様な生徒とデュオでもしたいな、というのも最近の夢の一つです🌈

今回の記事は以上になります。
長文最後までお読み頂きありがとうございます🙇‍♂️
次回もお楽しみに❣️

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