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短編小説とWebライター

はさんでいたしおりからページを開ける。

登場人物がぜんぜん思い出せない。
短編小説だからか、知りたい欲がないのか

それとも、この主人公と、すぐお別れするからか

何かの賞を取った作家さんなのに、本はそのまま図書館に返した。

なぜなんだろう。

はじめましての作家さんの短編小説のにはできない。
物語をぬけて、帰ってきても想起ができない。

ふと、クライアントワークもそうじゃないかと気づく。
CW単発のお付き合いは、もうサヨナラを前提した応募な気がする。

単発だから、忘れられるんじゃないか。
(もちろん、継続するときも)

知らない作家さんの短編集は購買はさけると思う(ベスセラのぞく)。

カバーの雰囲気、出だしの文章、帯の紹介文。

それぞれ、

コミュニケーションのやりとり、丁寧な応募文、知人による紹介。

クライアントさんは「良いライターさんは覚えてる」と言う。
きっと、長編にビジョンを描き、一緒にやっていきましょう!って方が採用されるんだろうな。

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