【外伝】2024.10.12 京都音楽博覧会@梅小路公園(京都)〜前編〜
次のライブまでしばらく開くので、ここで前回投稿より一週間の時を遡り、くるり主催「京都音楽博覧会」Day1についてしたためます。
第二回にして、東京でもなくライブハウスでもない、外伝という扱いになりますので申し訳ありませんが、お付き合い下さい(笑)
さて、京都音楽博覧会、通称「音博(おんぱく)」ですが、京都出身のバンド「くるり」が主催者となり、国内外の多種多様なミュージシャンを迎えて年一回、行われるイベントです。
今年でなんともう18年目とのことで、ペルーは2年連続4回目の参戦です。
去年は雨降りで寒かったですが、今回は晴れ!晴れすぎ!10月なのに普通に日焼けしましたよ。
会場は京都駅から歩いて10分ほどの梅小路公園。フェスの行われる芝生広場のほか、鉄道博物館、水族館、緑溢れる散策路などがある、近所にあって欲しい普通にステキな公園です。
音博は昨年に引き続き2デイズ開催となっており、ペルーは初日のみの参加でした。なぜ2日連続にしないのかというと、シンプルに、貧乏だからです!(笑)ほんとフェスはチケ代が高い!!
…とまあそんな事情はさて置き。芝生広場はシートをひけるゾーンと、ステージ前のスタンディングゾーンに分かれています。シートゾーンの最前列をゲットするために今年は2時間半並びました(ただ単に京都に早く着きすぎてやることがなかったのが理由の半分ですが…)!
そして…ようやく入場。
いいとこ、陣取れたり!!
リストバンドと一緒に貰ったシートをしいて、あとはアーティストの出番を待つのみ。
ちなみに初日のタイムテーブルはこちら↓
では、ここから各アーティストの演奏等について書いて行きます。
※ちゃんとしたフェスのため、ライブ中の写真撮影が禁止…テキスト報告になりますがご容赦くださいませ
1.CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN
くるりによる開会宣言の後に、まず登場したのがこのCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(チョコパコチョコキンキン)。昨年ファーストアルバムを発表したばかりだが、フジロックなど大きいフェスにも出演するなど、今後が楽しみな若手バンド。くるりの佐藤氏いわく「電子系ワールドミュージック」!
中心メンバー3人とサポートメンバー3人、全員がヘッドホン付けて演奏してて、見た目からなんだかイケてる…しかし曲も本当に良くて、動と静、淡々としてるかと思えばスリリングな展開もあり、この柔軟な演奏力と完成度の高さは何!?と驚きの連続。
夏のような暑さとなったこの日の会場に、穏やかでさわやかな風を吹かせてくれました。いや〜踊らされた〜。今後の彼らにペルーも大期待です!
気になった方は、「ワタツミ」という曲をまずは聴いてみよう↓
2.菊池亮太
二番手はピアニスト、菊池亮太。音博の出演者には、くるり岸田氏の音楽趣味が色濃く反映されており、クラシック音楽界からの出演も多い。
菊池氏のことは存じ上げなかったのですが、世界中のストリートピアノでパフォーマンスをしている方だそうで…そう聞くと違う世界のイキモノ??と思ってしまうところ、MCがたいへん気さくで接しやすい普通のお兄さんという感じ!
しかしやはりとんでもない能力者で、ショパンやラフマニノフなどの難しそうなクラシック曲を、その時の気分で即席にアレンジすることができ、くるりの曲「ジュビリー」の一節を巧妙に混ぜ込んだり(それもアドリブだったそうで)、並のピアニストではないことを印象づけられた…
くるりの岸田氏と、こちらもくるりの曲「さよならリグレット」を演奏する一幕もあり、くるりファンから愛される存在になったのではないでしょうか!
3.KIRINJI
実はくるりとデビュー時期が同じくらいだったらしいKIRINJI(旧、キリンジ)。共演も初めてとか!
ペルーも勿論昔から存じ上げてはいたものの、曲調がちょっとポップで上品すぎるかな?という理由で正面から聴くことをなんとなく遠慮してきていました。
そして知らないうちに堀込兄弟も弟が脱退しており、10年前ほどから堀込高樹氏のソロプロジェクトになっていました。
で…結論から言うと、「えっめっちゃいいなんで今まで聴いてこなかったのかペルーのアホボケ!!」です(笑)
日本最高峰の上質なポップスがそこにはありました。耳馴染みの良いサウンドとメロディ、堀込氏による物語を感じる歌詞と強く甘い歌力…何かきっかけがあったら、一気に国民的バンドになるんじゃないかなぁと思わせられるようなアクトでした。素晴らしかった!!
この日の一曲目、「だれかさんとだれかさんが」、聴いてみよう↓
前置きが長くなったからとりあえずここまで!
後編へ続く。
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