女性社会で働きづらさを感じるBくんの話
こんにちは!
つかさ@パーソナルプリセプターです!
今回も、私がこれまで相談を受けた方のケースを紹介しつつ、男性看護師に向けてのワンポイントアドバイスを載せていこうと思います!
女性社会で働きづらさを感じるBくん
Bくん 20代前半
看護師1年目。元々真面目な性格で会社員として働いていたが、仕事で得られるやり甲斐が感じられず看護の道へ。市の看護学校を経て、地域の中核的な総合病院へ入職。先輩に教わりながらも毎日頑張っているが、女性社会の中で働きづらさを感じてる。このまま看護師を続けたいが、職場での先輩とのコミュニケーションに不得意を感じている。
はい!
なるほど!会社員から看護師になられた方!
看護の世界へようこそ!笑
(つかさはいつでも男性の看護界への参加を歓迎します)
今回の悩みのポイントとしては、
「女性社会の働きづらさ」と「先輩とのコミュニケーション」という2点ですね。
Bくんの場合は、新人の男性看護師なので、女性社会=先輩と捉えていいと思います。なので、それぞれ独立した悩みというより、一方が緩和されればもう一方も緩和されるという、相互的な性質の悩みと捉えます。
はい。
我々男性看護師の悩みとして、これは多いですよね。同じ看護師という立場でありながらも、男性と女性という性差をどう丸く飲み込んでいくべきか。
私も悩んだことがあります。
女性社会の働きづらさを考えていきたいのですが、女性社会には女性社会の、男性社会には男性社会の、それぞれの働きづらさがそもそもあります。
なので、どっちが優れていて、どっちが劣っている、というものではないというのが前提となると思います。
その上で、女性社会の働きづらさですね。
どんなところが働きづらいのか
よくよくBくんの話を聞いてみると、こんなことがわかりました。
つかさ「Bくんはどんなところが働きづらいなぁって思うん?」
Bくん「会話が強いところ。とにかくスピードが求められるところ。女性の先輩が一生懸命教えてくれるのはわかるんですが、結構言葉が感情的で、なんでそんな言い方するんだろうって思います。あと裏で愚痴を言ってるのもあんまり好きじゃないです・・」と。
なるほど。
「女性が感情的」というのは、様々な意見があります。でも、やはり男性と比べると相対的には感情的かもしれません。
(もちろん冷静沈着な人もいるとは思いますが)
で、これに対して、どう対処すべきか。
「感情と本質を切り分ける」
つかさからは、「感情と本質を切り分ける」ということをお勧めしました。
ぶっちゃけ、相手が感情的になっていること、それ自体については、たいがいは重要な意味はありません。まあ、これについては男性も女性も一緒ですね。
ですが、その感情面を省いた上で、相手が言っていることに意味があることであれば、それは自分の中でちゃんと消化した方がいいでしょう。
それは、新人の自分への有意義なアドバイスかもしれないし、Bくんが看護師としてレベルアップするのに必要な指摘だったかもしれません。
我々男性看護師は、宿命として女性看護師の中に紛れる少数派です。それは変えられない事実でしょう。
なので、この「感情と本質を切り分ける」という視点を持って、相手の感情に振り回されず、冷静沈着に患者さんに看護を提供し続けることがいいのかなって思います。
つかさのアドバイスを聞いたBくんの反応・・・
このアドバイスを聞いたBくん
「・・・やってみます」と一言。
つかさ「おお・・」
Bくんの素直で柔軟な知性に、つかさは思わず嬉しくなりました。そうなんです。結局やってみないと分かんないし、経験に勝るものはない。
きっとBくんはこのことが分かっていたんでしょう。この洞察力の高さに、Bくんの将来がすごく楽しみになったのでした。
今回は、以上となります!
最後に
いかがだったでしょうか。
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それでは、また次回!