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後輩より仕事ができないと思うDくんの話

どうも、つかさ@パーソナルプリセプターです!

今回も、私がこれまで相談を受けた方のケースを紹介しつつ、男性看護師に向けてのワンポイントアドバイスを載せていこうと思います!

Dくんのケース

Dくん 20代前半
看護大卒、看護師2年目。急性期でまずは力をつけたいと思い、地域の救急病院へ入職。外科の殺伐とした雰囲気と救急病院の多忙な環境により、毎日ストレスを感じている。後輩女性Nsの方が自分より器用に効率よく仕事をこなしているため、「看護師が向いていないんじゃないか?」と思い始め、転職や看護師自体を辞めようか悩んでいる


はい!

今回も、看護大卒の看護師2年目のDくんです!

お馴染みですが、看護の世界へようこそ笑
(つかさはいつでも男性の看護界への参加を歓迎します)

今回の悩みのポイントとしては、「後輩より仕事をこなせてなく、自分が看護師に向いていないと思っている」という点ですね。


はじめに言います。
これ、めっちゃ分かる。


Dくんのいる状況を想像すると、本当に辛い悩みだなと思います。つかさ自身も優秀な同期や後輩も比べてしまって、劣等感に負けそうになったことは何度もあります。


さっそく「後輩より仕事ができず、看護師に向いてないんじゃないか?」という悩みについての私なりの解説を行なっていきたいと思います。

まず、はじめに良いところを言います。

Dくんのこれがgood !

「冷静に他者と比べる」がすでに出来ている。

看護師というより、社会人としてこの視点があるのが素晴らしいと思いました。
病院や会社は、学校ではなく働く場所。
なので、求められる役割を自分は果たせているのかどうか。
その指標に「後輩や他者と比較する」という視点を持てていることが、すごくgoodです。

誰しも、自分の弱みを発見することは辛いです。
でも、そこにちゃんと向き合っているのは、勇気がある証拠です。
何が原因で、後輩より仕事をこなせていないのか。改善できることを探すのは、ひとついい方向性です。

ただそれでも悩んでいるんですよね。
Dくんなりに改善点を見つけようとした、それでもやっぱり「看護師をやめようか」と思ってしまう。

次なる手は何か。Dくんはどうすればいいのか。
わたしがDくんにしたアドバイスは1つです。

「強みを持て」

これです。

冷静に他者と比較することができたなら、そこからがもっと大事。

果たして何なら自分に軍配があがるのか。
そして、それは一言で言うと、「強みを持て」です。

例えば、知識について、自分から院外にて資格を取りに行くのもありです。
強みを持つことは、世界を広げてくれます。
また強みを持つことは、自分に自信を与えてくれます。

看護師が向いてないんじゃないか、そう思ってしまう気持ちもよく分かります。
確かに、あえて不得意なことで頑張り続けなくていい
なので、環境を変えるのも選択肢として全然ありです。

ただ、厳しいかもしれませんが、単純に環境を変えるだけでは解決方法になっていません。なぜなら、同じような状況になった場合に、また同じ悩みに直面してしまうことがあるかもしれないからです。
これは予測しておくべきものです。

そして、与えられた場所で最低限自分が貢献できる方法はないものか
環境だけを変えるではなく、ちゃんとそこを見る必要があります。

なので、ぜひ少しでも興味関心のある分野で、頭ひとつ抜き出ることをしてほしい。すると、事態は好転すると思います。

つかさも新卒1箇所目の急性期病院にて挫折しそうになったとき、「心電図、詳しくなりたい」「急変について苦手を克服したい」と思って、BLS・ACLSを取得しました。

また「排泄ケアをちゃんと勉強したい」と思って、むつき庵のオムツフィッター3級というマニアックな資格も取りました。看護師にとって「おむつ」に接点をもつ機会は万とあります。基本を理論として抑えることにしたのです。

結果、これらの「強みをもつ」経験は、以降の看護師人生の中で強い武器になりました。「ここだけは先輩と対等に話せる」それが一つでもあると、職場で息をするのが楽になります。

臨床の現場で困っているなら、より実戦に近い資格の方がいいかもしれませんね。即効性があります。

「新しい環境」という選択肢

でも、新しい環境で頑張りたい、その気持ちを抑えられなくなることもあるかもしれません。
そしたら、次はちょっと落ち着いた場所を選ぶといいかなって思います。
救急病院の外科、って絶対忙しくてハードワークですから。

新しい環境となると、生活期を支える看護として、介護施設や訪問看護も令和時代に即しています。あとは、急性期病院の中でも、救急や外科ではなく、内科や外来なども。

その方が、新しい環境で、Dくんにとって発見があるかもしれません。

私は、Dくんの将来がどうなっても応援しようと思っているところです。

最終的に決断するのは、自分になりますからね。自分の決断がいちばん重いもんです。

最後に

はい!今回は以上となります。

今回のワンポイントアドバイスとしては、「強みを持て」というお話でした!

いかがだったでしょうか。

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それでは、また次回!

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