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【35歳転職限界説】を破ったワーキングマザーの話

はじめまして。ペルソナの清水と申します。
3月にペルソナにジョインして、早3か月。noteデビューです。

皆様は、【35歳転職限界説】についてどう思われますか?

ネットで検索してみると、様々な見解を見つけることができます。大体が、今の時代に適した考え方ではないということを語っていました。その通りだと思います。35歳前後は今の転職市場においては、ニーズの高い年齢層であり、自身のキャリア設計の見直しをするいいタイミングであるとも言えます。

私は、30歳までにかなえたいキャリアの目標設定ができていたのですが、夢が実現できてから次のキャリア設計をするまでに数年かかりました。どこかで聞いたことのある【35歳転職限界説】を恐怖に感じながらも、何をしたいのか、何ができるのかを自身に問い続け、34歳で3回目の転職をしました。限界説に振り回されて35歳という年齢を意識し、キャリアの見直しを行ったことが、結果的にいい方向に進んだように思います。

その後、再びキャリアの目標が見つかり、キャリアチェンジでコンサルタントとなり、5社目となるペルソナに出会いました。ペルソナでは、これまでの私の経験が余すことなく必要とされていることを感じます。その経験に関して少し、書き出してみたいと思います。

キャリアについて考え始めた出来事


高校時代にデンマークの現地高校へ留学していました。

デンマークでは、15歳ごろから自分のキャリアを考え、進学する学校を選ぶのがナチュラルに浸透しており、私立の中学校の延長クラスに進む人もいれば、普通高校に進む人、専門高校に進学する人もいるといった感じで、学校の卒業のタイミングや進学の考え方をわずか15歳にして選択していた彼らとのディスカッションは、とても刺激的でした。

例えば、建築設計士を目指していた友人は、まずは大工になるための専門学校に行きながら現場で仕事をして、数年間で知識と経験を身に着けた後、上級専門学校に行き、建築設計士の資格を取得するといった具体的なプランを語ってくれました。彼が特別な訳ではなく、みんなが自分のキャリアとどれくらい稼ぎを得ていくのかをしっかり考えているように思いました。

大学までの無償化など、国の違いによりできることできないことはありますが、キャリアの目標を持つことは大事だと思います。それは今、娘を育てる母となり、実践していきたい教育だと感じています。

ぴよぴよ女子 目標に向かって猪突猛進


10代の経験を元に、キャリア目標を持つようになりました。
「30歳までに欧州で正社員として勤務すること!」を目標に、転職ありきで1社目を決めました。ずっと、同じ会社で働くつもりはなく、キャリアの選択をしていけるように敢えて中小の企業を選択しました。進みたい業界を決めていたものの何を専門性として働くのかは、会社に与えられるのではなく、自分で選びたいと思いました。実際、多岐にわたる業務に従事できました。その中でも専門として進みたい道を見つけた私は、グローバルと専門性を軸に企業を選び、転職を決意しました。

転職先は外資系企業で、30歳の欧州勤務を目標に猪突猛進しました。その結果、27歳でドイツ・フランクフルトでの勤務が叶い、そこから4年半は海外勤務の経験を積むことができました。

国籍・宗教・カルチャーなどのバックグランドが様々な人たちと一緒のオフィスで働けたことで視野が大きく広がりました。無駄な残業は誰もしないし、年明け最初には1年間のバケーションの予定をたて始め、まさに、「私生活の充実のために働く」の世界が広がってました。自分のキャリアプラン、仕事でやらなければいけないこと、いくら稼ぎたいのかの意識はしっかり持ちつつも、プライベートを犠牲することはなく、お互いが持ちつ持たれずが自然に出来上がっていました。

バリキャリ女子 キャリアの見直し


30歳まで追いかけ続けていた目標をかなえた私は、帰国後は次の目標を見つけられず、キャリア迷子になってました。帰国時は、32歳。【35歳転職限界説】まで3年しかないという焦りの中、働きたい場所もキャリアの目標も見つからず、とりあえず与えられた仕事をこなす日々を過ごしていました。

これではだめだと思い、職務経歴書を作ることから始めてみました。これまでやってきたことを書き出し、自分ができることを明確にしました。キャリアに向かい合い始めると、意外とやりたいことが見え始めてきました。そこから動き始め、34歳の時に転職しました。この時感じたことは、30代半ばであっても、軸を持ち歩んできたキャリアは尊重され、転職に不利になることはないんだということでした。この経験から、私の中での【35歳転職限界説】は、不成立だとの認識に変わってきました。

ワーキングマザー キャリアチェンジする


その後、コロナ禍になり、オフィスがクローズとなり、転勤がちらつき始めました。子育て環境を考えて、転勤を断念した私は再度、転職を決意しました。

年齢だけでなく、母にもなっており自分の市場価値には不安がありました。それが理由で、初めて転職エージェントへ登録してみました。この時は、エージェントに対しての知識がゼロ状態だったので、エージェントの違いなど何も把握しておらず、とりあえず声掛けいただいた方との面談を行いました。

結論から言うと、希望と違う業種の紹介やキャリアコンサルというよりは、営業のような面談だったり、中々納得いくものがありませんでした。何となく、転職エージェントのイメージが悪いまま半年が過ぎたころ、あるエージェントから自社採用でお声掛けをいただきました。希望の勤務地で、新規拠点立ち上げメンバーのお誘いだったこともあり、話を聞いてみることにしました。

これまでのキャリアコンサルタントとは違い、私が何をしたくて、どういうキャリアを築きたいのかをしっかりヒアリングしてくれたので、これまでの紹介では自分が求める案件を紹介してくれるエージェントに出会えなかったと相談してみました。

「それなら自分がなればいいじゃないですか?」

この一言が、私のキャリアを大きく変えたきっかけです。
私が見つけた次のキャリア目標は、ここにつながります。

その後、キャリアコンサルタントとして、候補者の方々の声に耳を傾け、企業側ニーズ・カルチャーマッチなども考慮しつつ、自分の転職の経験も踏まえてサポートしていくことを心掛けてます。

ポジションや企業体制、環境により年齢が重要視される転職もありますが、今はもう、【35歳転職限界説】ではなく、【35歳キャリア棚卸】だと思います。30代で、自分のキャリアを見つめなおし、5年後10年後を意識して動くことで、そこから先が大きく変わることもあると思います。

40-50代の方の転職支援実績が、ペルソナは多数ございます。
人生100年時代!限界を決めることなく、進みましょう。

ペルソナ株式会社 清水

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