A110、スポーツモードの謎のインジケーター
謎、というほどでもありませんが、スポーツモードで、中央のギア数の表示の上に小さな四角が表示されるの、お気付きでしょうか?何だろうと思われた方、いらっしゃいませんか。
マニュアルには書いていないようですし、ディーラーの人から聞かれた(なぜ私に聞くのか?)こともあるので、書いておきます。ちなみにこれはフランス本国のサポートにメールして回答をもらったものです。
小さな四角というのは、下の写真の矢印の部分に表示されるインジケーターのことです。赤と白の正方形が左右対称に並んで表示されます。
アルピーヌによれば、機能的なものというよりは飾りのようなものなので取扱説明書に書いていないということです。基本的に、エンジンの回転数を表示しています。なので、A110は左右に最大で6個、A110Sは最大で7個まで表示されます。
そして1,000回転毎に達すると外側の四角が赤くなります。上の写真はちょうど1,000回転になったので赤が一つ表示されているケースになります。1,000回転からなので白一つという表示はありません。
ちょっと言葉だけだとわかりにくいので、下に図にしました。達した時に赤くなるのは一瞬で、そこまでは内側に赤が一つ、外側に回転数分の白い四角が表示されます。
アルピーヌの人が言うにはスポーツモードでマニュアル変速する時の目安、という説明でした。でも正直こんな小さな四角、5,000回転も回していたら目に入らないんじゃないのと思います。それと位置が固定ではないので、チラチラ動くのが余計に気になります。ドラッグレースカーみたいに単純にシフトアップインジケーターが点灯するだけでいいように思いますが、それがデザインと言うものですね。