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「カフェイン」の「カフェ」って「カフェ」の「カフェ」?
Hello〜 ペリーです。
かつて私は、「カフェでの過ごし方」がわからない人間でした。
「なんであんなに値段が高くて少ない飲み物をわざわざ買って飲んでかなきゃならないのか?
飲み終わったらすぐ出て行かなきゃいけないのに...。」
それが私の疑問でした。
そう、当時の私は、「カフェ」と「牛丼屋」の過ごし方を同じものと認識しており、「カフェで飲むコーヒー」は「牛丼家の牛丼」と同じ、すなわち提供されたら速攻でかき込み、食べ終わってもダラダラ居座るなどもってのほか、用が済んだらサッサと出て行くものだと思っていたのです。
作り話っぽく感じるでしょうがこれほんとガチで、この理論ゆえ、かつて私はスタバでベンティしか頼みませんでした。いっぱい入ってるので、飲み終わるのに時間がかかり、その分長く居られてお得だと思っていたからです。(それでもガブガブ飲んで20分とかで出ていた...)
※同じ理由でフラペチーノを優先的に頼んでいました。冷たくて食べるのに時間かかるから...。
時が経ち、社会人になり、ある「時間」たちが生活の端々に出てくるようになりました。
当たり前のものたちばかりですがあらためて以下に列挙してみます。暇だからです。フゥ〜🎍
①用事と用事の前後・間に出現する変な隙間時間
いわゆる
・次の外回り先までちょい時間あるな...
・待合せ場所に早く着いちゃった...
・予定終わったけどまだ時間早いな...
たちです。
学生の頃はそもそも「用事」がありませんでした。正確には、あったのですが全て遅刻するか勝手に欠席していました最悪。
このいい加減な、まさに「学生気分」な生活スタイルは、常に自分の都合に最適化された最短距離の時間の使い方をできるので、「隙間」が生まれ得ない構造になっていました最悪。
皆さんごめんなさい。
②休日に特段予定ない、でも何かしら外出したい
よく眠れて早く起きられた土曜の朝。でも何も予定なくて、友人に連絡しても急に遊べない。でもずっと部屋にいるのもなんかアレだし、外に出たいな...。というやつです。
学生の頃は、どういうわけか連絡すると必ず空いている友人がいて、容易に「予定」を作ることができました。そして前述の通り遅刻する訳です最悪。
③改まった話をしなければいけない、改まった話をする相応の場所なんて持ち合わせてないのに
ストレートに書きますが別れ話と失恋話です。
学生の頃はなかった。私は。
これら①〜③の時間を過ごす場所を探していくと、カフェが有能ということになります。
そっか、カフェって飲み終わってもすぐに出なくていいんだ。だからとっくに飲み干してるのにみんな座ってるんだ。会話してるんだ。
熱い飲み物は、飲んで会話の間が埋まるからor飲むペースが遅いのでちょうど良く時間を潰せるからかァ。
サイズの小さいドリンクや、ケーキとか軽食が中心なのは、会話を邪魔しないからor次の予定まで長居しすぎないで済むからかァ。
※勘です。
子ども感覚な私にはけっこうな発見でした。「カフェ」という存在や文化に「大人み」を感じるのは、ある程度大きくならないと発生しない種類の時間を過ごす時にその威力を発揮する場所だからなのかもしれません。憧れ成分も多分に混じりながら。
タリーズの「スワークル チョコリスタ」めっちゃ美味しくないですか?
☕️