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40年の歩み。SABER TIGER。
関係者の皆さんのご好意により、今回こちらのライブに行かせていただきました。
Zepp Sapporoでの札幌の重鎮バンドSABER TIGER40周年ライブ。
大変な状況の中でも会場内は熱心なファンの皆さんでいっぱい。
ちなみに私は久保田陽子さん(Vo)が加入した時期にバンドの事を知りました。
あとは下山武徳さん(Vo)時代、
数年前にPENNY LANE24で行った主催ライブHAMMER BALLで現メンバーのライブを見ました。
あのライブも本当にいいライブでした。
そのライブには先日のパラリンピックの開会式でパフォーマンスを行なった田川ヒロアキさん(G)も出演していたけれど凄かった!
全盲というハンデがありながらも、あれだけのもの凄い演奏を見て、
「どれだけの努力や苦労を乗り越えたんだろう?」
「出来る事ってあるんだな…」と身が引き締まる思いをしました。
参考動画
https://youtu.be/5qHIGFVw3KQ
〜
ライブ本編に話を戻したい。
私は上記に挙げた久保田陽子さん時代、下山武徳さん時代しか知らず、他の時代は後追い、ネットなどで調べた程度しか知らなかったので、自分が知らない時代のバンド編成を見るのも非常に楽しみだった。
最初は3ピースバンドからのスタートだった!と初期メンバーでのライブからスタート。
「SABERって最初はこんな感じから始まったんだ…」
近年の編成の印象が強かっただけに、驚きや新鮮さが重低音に混じり合い響く。
歴代メンバーが入れ替わりながら演奏。
中盤には湊雅史さん(Dr)、そして久保田陽子さんも参加。
実は昔、湊雅史さんとはツインドラムでセッションさせてもらった事がある。
「もっと手首を使って。」
あの時そう教えてくれた事は今も覚えている。
転換の時に何度もチューニングをチェックしている姿もあの時と同じだった。
そして更にしなやかに、"重く"なった演奏はやはり圧巻だった。
久保田陽子さんは機材トラブルの間もMCで場を繋ぎ、まるで歌のお姉さんのように和ませるも本番はバシッと決め、こちらも圧巻だった。
その間、ゲストバンドのライブを挟み、
下山武徳さん時代のメンバーでのライブ。
下山武徳さん(Vo)、木下昭仁さん(G)が先日亡くなられたきやさんの事について触れ、
「本当は今日のライブの総合司会、きやくんにやってもらいたかったんだけど…」
と話した時は少し胸が締め付けられそうになりましたが、
大丈夫、きやさんはちゃんと来ていましたよ。
「35周年の時「次40周年はZeppだね」って宣言したんだよね。それが実現したわけで。」
「今から宣言しておきますか。45周年は真駒内アイスアリーナでやっちゃいますか!」
しんみりしかけていた気持ちを吹き飛ばすような宣言。
その後も歴代メンバーが入れ替わり、ラストは現メンバーでのライブ。
アンコールは歴代Voが集合して熱唱。
歴史の重み、乗り越えてきた力強い歩み。
重低音と共に体感してきました。
改めてSABER TIGERの皆さん40周年おめでとうございます。
40周年ライブお疲れ様でした。
そして、今回のライブで久しぶりに先輩、後輩、友人にも沢山会えました。
そんな機会を作ってくれた関係者の皆さんにも感謝致します。
早くまたみんなに会いたいよ。