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院内見聞録 シーズン2:4日目

2021年6月25日

2:05、5:58に目が覚めたので起床。まとめて3時間ぐらい眠れるようになった。何か夢を見ていたので、反芻しようともう一度横になったが思い出せず。Wifi軽々タイムを利用して「彼方からの手紙」を見ようとするが、今度は1時間9分ぐらいの所で止まる。もう見るのやめようかな。意欲的な作品であるのは分かるが、最初から男の行動にいちいちイライラしてしまう。顔はかわいいんだけど。しかたがないので短めの「不気味なものの肌に触れる」を見る。コンタクト(しない)インプロみたいな、このコンテンポラリーダンスは何だろう? 基本的にコンテポラリーダンスは基礎があってこそのもので、まったくダンサーの体をしていない二人の踊りを見せられてもなぁ…。しかも「洪水に続く」で終わってしまった。

朝食:食パン、リンゴジャム、チーズオムレツ(ブロッコリー添え)、ミネストローネ、オレンジ、低脂肪乳 食後の痛み止めの薬は止めてもらう。

隣のベッドに人がやってくる。彼女も同じようにカテーテルの説明を受けている。説明を受けてもされへんときもあるんやで。

昼食:やわらか玄米ご飯150g、えのき・かいわれの清汁、京醤肉絲、ナムル、野菜生活(緑)

話したり、笑ったりすると咳が出るのでのど飴を買いに行く。「やすとものいたって真剣です」で、4人のピン芸人が一斉にネタをやるところで死ぬほど笑う。一応、イヤフォンをして、なるべく声を出さないようにしていたが、声を殺した笑い声と咳を隣で聞かされる人は不気味であろう。

やはりポスターの効果は絶大で、様子を見に来た人の間にかなりの反応がある。シャンプーの案内に来てくれた看護師さんが「わたしも町田啓太さん、好きです」とのこと。「赤い眼鏡で思い出しました。あの〇〇さん(私の苗字)だったんですね」とも言われる。なるほど、もしかしたら牧師さんもそれで思い出してくれたのかな。前回、来られたときにかけていたかは思い出せないけど。

下半身だけシャワーもしていいと言われているので、30分の枠を予約する。が、下半身だけというのは実質大きめのウォシュレットなので、なんやかんやしても5分で終了。下着を換えられたのでよしとする。ところで腸がクリエイティブである。ガスでおなかがぽっこりしている。ビタミンCのせいかもしれないので、今、朝・昼・晩と飲んでいるのを朝と夜だけにしてみよう。微熱あり(最高体温は37.5℃)

夕食:蒲焼丼 飯125g、ジャガイモ・玉ねぎの味噌汁、小松菜と油揚げの煮浸し、切干大根のサラダ、メロン

隣のベッドの人は手術前からお腹が減ったと訴えていたのだけど(これはわたしも身に覚えがある)、手術が終わって部屋に戻ってきてからすぐに晩御飯が食べられるのかを確認していた。そして待機の3時間が過ぎた9時ごろに食べていた。10時半ごろ就寝。

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