院内見聞録 食塩水注入の日々
2021年10月12日
2カ月ごとの診察の日。また生理食塩水を50㏄入れる。まだ110㏄しか入っていない。350gぐらい組織を取ったらしいので、大体同じぐらいになるまで入れる。ということはこのペースだと10カ月後。次の手術はまだまだ先になりそう。仕事の休みと旅行(*1)について段取らねば。ふとももにある固くなった皮膚を見てもらう。粉瘤的なものらしい。そうだ、わたしは粉瘤ができやすい体質なのだった。
診察代 1,510円
薬代 1,390円
12月7日
診察の日。生理食塩水50㏄注入。副業のショーの入れ替わりが5月なので、何とか入れ替えの手術を5月の前半に持ってきたい。そこで今の2カ月ごとではなく、1カ月ごとに食塩水を注入してもらえないか聞いてみるとあっさりOKが出た。手術をしてもらう病院も紹介してもらうことになり、早めに段取りをつけようと思う。もちろん手術だと言えば休みはもらえるが、今後、旅行(*1)で長期休みを取るかもしれないので、なるべく心証はよくしておきたい。
このところ体重が自己最高記録を更新して以来、ずっと高止まりしたままで、一向に減る気配がない。何となく胃や内臓が疲れているような感覚がないわけじゃないが、そこそこ食欲はあるから食事も減らない。それ以外にもなんとなく薬の副作用もありそうだなと思ったので、先生に聞いてみると、それは大いにあるとのこと。「今、自分史上一番太ってるんですよねぇ」というと、「全然、太ってないですよ。細いですよ」と言われる。
あ~、またそれか。それじゃ、まるで「そんなことないですよ~。十分細いですよ」というお世辞を引き出すために、わざとそういうこと言う女みたいじゃんか。小学生の時代から、接待ワードを要求してくるクラスメートに対して、あえて「ふ~ん、そうなんや~」と相手の言い分をそっくり受け入れることで抵抗してきたわたしだよ? そういう意味で言ったんじゃないのに… と言ったところで、先生が小学生時代のわたしのことを知っているわけがない。そもそも先生はどう見ても年下だし。(そういうことじゃねぇ)
客観的に見て自分が太ってるわけじゃないことはよく分かっている。だから自分史上と言った。でも、よく考えてみてほしい。体重100キロの人が5キロ太るのと49キロの人が5キロ太るのでは、その増加率は全然違うし、体が感じる5キロの負荷も全然違うはずだ。人生の大半を細身の体で運用してきたわけで、自分が記憶している体の動かし方だと思ったように動かないのである。心と体がうまくつながらないのである。あらゆることの初動が億劫になるし、走ってもびっくりするほど進まない。
つまりわしゃ、この体感の話をしとるわけよ。どうでもいいお世辞を言って欲しいわけじゃない。というか言わないで欲しい、という思いが一秒のうちに去来したが、そこをのみ込んで「でも、このまま大丈夫と思ったらズルズルいきそうで…」と言うと「それはそうです。現状を維持なさるほうがいいです。体重をうまくキープしてる方々は、簡単に続けられることをされてるみたいですよ」と言われた。そう、こういう話がしたかっただけやねん。
なので12月からまたジム通いを始めた。健美操が有料の別クラスになったため、行き放題から月に4回行くコースに変更にして、毎月のジム費を同じぐらいに調整した。
診察代 2,260円
薬代 1,350円
めちゃくちゃ旅行、旅行、言ってるところをみると、1年前のわたしはもうちょっとしたらまた海外旅行に行けるようになると信じていた模様。しかし1年経っても、まだまだ気楽に行ける感じじゃない。流行り病もそうだけど、サーチャージは高いし、円安だし。