そういう星のもと
2024年はまあまあ大層な成績を残してしまいました。
と言っても私ではなく私の愛犬コーダが、3月にスケボー犬としてギネス世界記録を達成し、8月にドッグサーフィンの世界大会で準優勝し銀メダルをもらいました。更に同月、ドッグサーフィンの世界大会のBEST WAVEコンテストって言うビデオ提出の大会で優勝し金メダルを3つ獲りました。MVPで銅メダルも獲りました。
うむとてもすごい。まるで自分のことでは無いみたい。趣味を地道にコツコツ楽しくやっていたら、イタリアのテレビ番組のディレクターにコーダのスケボー姿が目に留まり、ご縁が巡ってきてギネスがとれて、という、待っていたらチャンスが転がってきたのです。
こんなことってあるのかな。人生って面白い。もしかしたら私の運じゃなくてコーダがそう言う星のもとに生まれているのかもしれないけど。
日本の犬でスケボーで33人の足の間をくぐってギネス達成した犬がいるけど知ってる?それを超えてみない?と言う誘いがありました。そんな誘い初めて受けますが、なんだかんだで日本のテレビ局からも何度も無茶振りを受けてきてこなせてきたので大丈夫かもと思いました。
その電話があったのが10月末でちょうどコーダの12歳の誕生日。そして11月から2月の末まで3-4ヶ月でコーダにスケボーで人の足の間を通ることを教えました。
私はコーダにスケボーを教えてから10年くらいの間に(数えるのが苦手なんで)数えきれないほど、犬の飼い主(生徒さん)に犬がスケボーに乗るための知識や実技を教えてきました。なので多分私が言ってることはそんなに間違っていないと思うのですが、
「スケボーに乗って他人の足の間をくぐるんだよ。一列に並んだ最後の人の足を通過するまで終わりでは無いんだよ。その人数は40人です。」って言うのをコーダ以外の犬に教えられる自信がないです。
なんでコーダはわかるんだろう。
犬と人間は全く違う動物種です。
だけどたまに、コーダが犬かどうか疑ってしまいそうになります。
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