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お香日記 2024年9月7日(土)3つの演劇

朝、勢いで体感予報の漫画を買ってしまう。
ドラマを見て、漫画をみると、それぞれのよさ、そしてドラマの漫画原作を読み解き、それ以上にしようとする愛を感じて心があったかくなる。
ただ「エロいBL」だけでない、設定の面白さと人物の深さがいい。

3つの演劇。

① ハムレット
先日受けた講座でハムレットの第三独白を読んで動画撮影し投稿したら、講評をいただけるとのことだったので、下調べはしてたものの、本格的に読むことができないでいた。今日が提出期限。読んだら思いのほか時間がかかった。結果山の半分で降りたような気持ちになって悔しい気持ちを味わった。
でも、昨日まで生理で辛く行けないと思っていた夏の毛になるが行けそうなので行く。あと一日の限界練習量を超えた。

②夏の毛になる
ご飯を炊いて炊けたら終わる演劇
夏の毛になる
最後の日に行ってきた。
ウンゲツィーファの演劇ワークショップで一緒で、私が一番どん底に落ちてた時に話しかけてくれたゆきさん。そこでうまいこと台本が書けなくてお祓いや浄化が必要なんじゃないかって言っててお香どうですか?やってみたい! とおっしゃっていたが、その台本が上演された。

ごはんを炊いて炊けたら終わる演劇に未来を感じて行ったがよかった。行ってよかった。

こんな、誰もが「いい」と言わざるを得ないものって、そうそう人生で作れない、その人生の最後っ屁みたいなものを、今出すの?っていう気持ちもあった。それ出したら終わりじゃん、っていう気持ちも、ある。去年見た「再生」といい、それやっちゃおしまいよに溢れる世界は日々エキサイティングだが、切なすぎる。

そんな感じなのに、つくづく仕上がりのセンスがよくて、ちくしょー! サイコーだぜ! 毎度、このセンス、自分にないかもな、と思う。

③いきなり本読み!
ごはんが炊けたけど、演劇が終わらなかったので(とはいえそのあとが本当によかった)、急いで行って20分遅れ。女の決死バンジー見た興奮状態からモードが切り替わらず、泣きながら会場に入った。こっちの予定を先に入れていたのに、切り替わってきたのが最後のほうで、楽しくなってきたと思ったら終わった。経験の強度としては、自分が体験するほうが強いんだな、とおもう。プロの俳優さんって、こんなんなんだー、と知れたのはよかった。

やっぱり「いきなり本読み!」ではゆらぎを見たいと思った。いきなり正解を出す素晴らしさはプロだからそうなんだと思うけど、いきなり本読み! は大仰にやってこけたりっていう振り幅が楽しみだな、と思った。

なら、自分がやってみよう、と思い、本読みのワークショップに行きたくなった。基本的に、今年は常に演劇を抱えて生きていこうという年にしようと思っているので。

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山本ペロ
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