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アクリル毛糸でドール用ウィッグを作る③ウィッグキャップ編
ねんどろどーる用のウィッグを作ると言ったな。あれは嘘だ。
いや、実は今手元にあるのはOut of baseさんのOBヘッドでして…ねんどろのカスタムヘッドが手元にないんですわ……というわけで、ねんどろどーるカスタム用記事と言いながら、4.5インチウィッグ製作の様子を紹介することになりましたが、作り方は同じだから!別に何が違うわけでもないから!
というわけで、今回はウィッグキャップを作っていきたいと思います。
●必要なもの
・ストッキング
100均のものや、使い古しのものでOKです。
・ボンド
ドールヘア編と同じく耐水性耐熱性の高いものがベターですが、普通のコニシさんの木工用ボンドや手芸用ボンドでも充分です。速乾の方がいいですね。
・サランラップ
薄くてよく伸びるものが使いやすいです
・輪ゴム
こういうタイプのヘアゴムはあると便利。
・筆
ナイロンの安い筆でOKです。ダイソーの4本セット超便利。
あとは、ヘッドにぶっ刺して持ち手にするための割り箸、カット用の小回りの効くハサミなど。
!!以下生首状態のドールヘッドの写真があります!!
さて、今回用意したのはねんどろヘッドじゃなくてOBヘッドのOTOKOくん。
まだ磁石を埋め込んでないのでマステで止めてますが、これを…
こうじゃ。
ラップをぴっちりかけて、その上から適当な大きさに切ったストッキングを被せ、ゴムで止めます。
ストッキングは多少強めに引っ張った状態で括り止め、シワが寄らないようにしましょう。(写真はちょっと引っ張り過ぎかもしれません)。
少しだけ水で溶いたボンドをストッキングに塗っていきます。作りたい髪型にもよりますが、耳の部分は避けて塗るとカットが楽です(厳密にやる必要はありません)。
この時、透け防止で髪の毛の色とウィッグキャップの色を近付けたい人はボンドにアクリル絵の具を混ぜて色をつけてください。
乾いたら塗るを3セットから4セット繰り返し、しっかり乾かしたらラップごとヘッドから取り外します。その際、油性マジックや鉛筆などでカットのイメージラインを描いておきましょう。
ヘッドから取り外したらラップを剥がし、ラインに沿ってカットして完成です。
目ぇがズレてる…ごめんよ…
このウィッグは刈り上げにするのでヘルメット型にカットしましたが、普通のロングなどの場合は適宜調整してください。
Q.浮いてしまう箇所があるのだが?
A.浮きますよね〜(ワイが不器用なだけや)。私はどうしても右耳の上と後ろが浮きますね。キャップをドライヤーなどで温めて柔らかくしヘッドに沿わせた状態で冷やすと改善しますが、多少の浮きは作ってしまえばそれほど気になりません。どうしても気になる場合は浮いたところを切り取ってボンドでつなぎ直すとかそんなやり方もなくはないです。
以上ウィッグキャップ作りでした。写真はOBヘッドでしたが、ヘッドのサイズを問わず使える方法なので、ねんどろヘッドの5インチウィッグに悩む方はこの方法を試してみてください。
次回、ドールヘアをキャップに貼り付けようの巻です。