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フィラデルフィア旅行fm NY:①Amtrak編

今回はフィラデルフィアに日帰り旅行に行ってきたので、利用したAmtrakや観光コースについてなどをお伝えできればと思います!

Amtrakとは

フィラデルフィアまでは、NYからAmtrakで1時間半の旅。
そもそもAmtrakはなんぞやという方のために一言で説明すると“アメリカの国鉄“です。昔は盛んに運行されていた旅客列車も航空便と自動車にお客さんを取られて衰退し、それでも旅客鉄道を存続させようと連邦政府が出資して運営されている鉄道会社といことで、主に都市間を結ぶ中長距離列車を運行していて、NYからペンシルバニア州フィラデルフィアまでは片道1時間半ほどで到着します。日本の新幹線ほどスピードも出ないですし、車内が綺麗というわけにもいかないですが、日本の一世代前の特急列車に乗っているような感覚で旅行が楽しめます。

チケット購入

チケットは当日駅で購入することも可能ですが、Amtrakの料金設定は、フライトと似ていて混雑具合によって料金が変動するので、予定が決まった段階で、ネット予約しておく方がお得な料金で購入することができます。Webサイトもしくはアプリから予約が可能ですが、ぺろさん的にはアプリの方が視覚的にわかりやすいなと思いました。早速チケットを購入したいと思います!

時間を決める

まずは、フライト予約と同じ感覚で、出発駅と到着駅、日付、One-way(片道)かRound trip(往復)、人数などを選択します。空港同様、それぞれの駅に略称があり、今回利用したニューヨークのマンハッタン島内の駅はNYP(New York Pennsylvania Station)、フィラデルフィアの中心駅はPHL(30th Street Station)と略されます。

選択画面

座席の種類

列車によって異なりますが、基本的にはFirst Class(ファーストクラス)、Business Class(グリーン車)、Coach Class(普通席)という3種類の座席に加え、Private Room(個室寝台席)があります。

検索結果

料金

NYP-PHL間の最安値は$10のようです。座席クラスを選択するとキャンセル・変更規定などが異なる料金プランを選択できます。NYP-PHL間のCoach Classでは、下記2つの料金プランがあり、差額は$1〜のようです。ぺろさんは列車変更の可能性がほんの少しあったのでVALUE$15、FLEX$17のCoach Classの座席をFLEXで予約しました。差額がほぼないので、列車変更の可能性が少しでもあるのであれば、FLEXで予約しておけば間違いないと思います。

料金プランの選択画面

今更ながら、最安値のFLEXでとりあえずチケットを押さえて、乗りたい時間に変更したら最安値で列車に乗れてしまうのでは?と疑問に思ったのですが、もし機会があれば今度やってみます。やっぱり変更先の列車によって差額が求めれれるのだろうか、、?
もしやってみた方がいらっしゃったら、ぜひお話お伺いしたいです!

オプションの選択

上記の選択が完了すると、預け入れ荷物などオプション選択画面に移ります。自転車などの大型荷物も預け入れが可能です。もちろん料金が発生します。何も追加が必要なければ、そのままContinueを選択すれば支払い画面に進みます。

(余談)列車の種類

今回ぺろさんは利用しませんでしたが、NY-PHL間は、普通の列車以外に、ボストンとワシントンD.C.を結ぶAcela Expressという特急列車も走っています。Acela Expressはスピードが他の列車より早く座席指定ができたり、新型車両であれば車内が綺麗であったりという利点があります。Coach Classは設定されておらず、料金はBusiness Classの$60〜くらいです。ぺろさんたちには今のところ無縁ですので、乗ってみたい方はぜひ利用して感想をお聞かせください!

さらに余談が続きますが、今回往路はNortheast  Regionalという列車を選択しました。こちらは、北はボストンなどマサチューセッツ州からフィラデルフィア、ワシントンD.C.などを経由し、バージニア州までを結ぶ中長距離列車です。Cafe Car(食堂車)がついているのが特徴で、NYP-PHL間は、Coach ClassとBusiness Classの2種類の座席が選択可能でした。

復路で利用したKeystone Serviceは、ペンシルバニア州ハリスバーグからランカスター、フィラデルフィアを経由しNY(マンハッタン)が終点の中距離列車です。
こちらの列車のNYP-PHL間は、Coach Classのみで、電話とかおしゃべり厳禁のQuiet Carという海外ならではっぽい車両がありました。

乗車当日

長くなりましたがチケット購入ができれば、あとは当日、予約した列車に乗車するだけですが、これが意外とドキドキしました。
ちなみにぺろさんたちは、MTA(ニューヨーク地下鉄)の34th駅から地下通路でペンステーションに入りましたが、地下通路は、臭いし、ややわかりづらいし、薄暗いし、大きな駅に接続している割に、綺麗ではなかったので、外を通る方が良いかも知れません。

座席確保

日本と異なり駅には改札はありません。不必要に高い天井と中央に置かれた時計台、空港の搭乗ゲートのようなホーム番号が記載されたホームへの入口と電光掲示板がアメリカの駅っぽい感じです。

ニューヨークペンステーション
フィラデルフィア

各列車が入線するホーム番号は、列車到着予定時間の15分〜20分前くらいにアナウンスされます。アナウンスが流れた瞬間、大量の人が該当ホームの入口に列を作ります。自由席なこともあって瞬く間に列が伸びるので、2人並びで座りたいなど希望があれば、30分前くらいに駅に着いて、アナウンスを待つことを強くお勧めします!!
電光掲示板への表示やアプリへの通知は、アナウンスされてから数分後でした。ぺろさんたちは、案の定アナウンスを聞き逃しましたが、周囲の動きを見つつ、周りの人に聞きて、無事早めに列に入り、2人並び席を確保できました!
往復ともに列車にとっては途中駅ですが、乗り降りの多い駅なので、早めに列に並べは並び席の確保はそこまで難しくないのかなと思いました。

座席
座席はこんな感じでした。窓側にのみですが、2口のコンセントもあり、座席の幅や前後感覚は、JALのクラスJとかANAのプレミアムエコノミーくらいかなと思いました。車体は古いですが席の居心地は良かったです。

年季のいった車内
窓の下にコンセント

切符確認

電車が出発したら5分くらいで車掌さんが切符確認にやってきました。ぺろさんたちは、ネットで切符を購入していたので、アプリで切符(QRコード)を表示しました。車掌さんは、確認が終わるとその乗客がどこまで乗るかなどが書かれた紙を荷物棚に挟んで去っていきました。

車掌さんが挟んでいた紙

これはあくまで車掌さんが切符確認に使うもののため、降りる時はそのままでOKだそうです。ここはディズニーかなというくらい気さくで楽しい車掌さんが教えてくれました。

降車

停車時間はあまり長くなさそうだったので、早めに降りる準備をして無事、1時間半ほどかかってフィラデルフィアに到着しました。

立派なフィラデルフィア駅の外観

次回はフィラデルフィア観光で回った場所を紹介して、フィラデルフィア旅行編を終わりにしたいと思います。ではまた〜

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