
ボストン旅行 fmNY:②フライト編
今回はボストン旅行の第2弾です。今回の旅行に際し、アメリカ国内線の乗り方など日本語で調べたところ、意外と情報が少なかったので、今回はフライトに関して詳しく紹介してみようかなと思います。
オンラインチェックイン
フライトでのチェックインとは、“予約しているそのフライトに乗ります“と航空会社に伝え、航空会社が航空券を発行する作業のことを指します。
アメリカの空港でチェックインする場合、ターミナル内に設置されている予約した航空会社の自動チェックイン機を利用するか、チェックインカウンターで直接スタッフの方に伝えるか、どちらかの方法で手続きする必要があります。
日本の空港では、セキュリティチェックに進む前のゲートにチケット控えやクレジットカードをかざすことでチェックインが自動的に完了する仕組みがありますが、アメリカではこのシステムはないようです。
ぺろさんたちは、空港で慌てず飛行機に乗るため&チェックインしないと座席指定ができないというプランの航空券を予約していたこともあり、航空会社のHPからオンラインチェックインを済ませて、空港に向かいました。
オンラインチェックインは、どの航空会社でも24時間前から可能なことが多いようです。
マンハッタンから空港まで
ぺろさんたちは、今回ラガーディア空港というアメリカ国内線が主に発着している空港を利用しました。マンハッタンのミッドタウンからタクシーで$35ほどの距離ですが、今回はタクシーより格段に安い公共交通機関を利用してみました。マンハッタンから公共交通機関を利用して空港に向かう場合、地下鉄⑦番線でクイーンズ方面に出てからバスに乗り換えるか、マンハッタン内125thストリートあたりまで地下鉄で行き空港行きの路線バスに乗り換える必要があります。
ぺろさんたちは125thストリートから空港行きの路線バスを利用しました。(バスの乗り方は需要があるようなら、また今度紹介するかもしれません。)
なお空港への到着時間ですが、アメリカの航空会社は、国内線でもフライトの2時間前には空港に到着するようにとアナウンスしています。実際は、チェックインも預入荷物もなければ、セキュリティチェックを通過する時間を考慮すれば良いので、フライトの1時間前くらいに空港に到着すれば問題なさそうです。
ただ今回は公共交通機関利用なので、遅延を考慮して1時間半前に到着する予定で家を出ました。
空港行きの路線バスを少し詳しく掘り下げると、バスは2両連結型のもので前方にはキャリーケースなどを置けるラックも完備されていました。平日朝ということもあり、車内は通勤通学客が多く混雑していました。このバスは、ハーレムと呼ばれるマンハッタン内では南米やスパニッシュ系がルーツの方が多い(やや治安の悪いと言われる)地域を通るバスのため、慣れていないと怖いかもしれません。時刻表通りにバスが来ることはありませんが、この路線はバスの本数が多めなので、30分以上待つことはなさそうです。
朝の時間帯、マンハッタンから空港への道は混雑することもなく想定通りの時間に空港に到着することができました。帰りは、フライトの遅延で22時半頃にバスに乗りましたが、車内の治安はそこまで悪くなく安全に戻ることができました。
※125thストリートは特にEast側が治安悪めなので、日が落ちてから地下鉄④⑤⑥の125th駅を利用するのはお勧めしません。
空港での流れ
オンラインチェックインを済ませており、預け入れ荷物もなかったので、直接保安検査場(セキュリティチェック)に進みます。アメリカでは保安検査場を何時までに通過するといったルールはなく、保安検査場でチケットをゲートにかざすこともありません。ただし、保安検査場の前で身分証明書のチェックがある点が日本とは異なります。写真付きの公的な証明書の提示が求められるので、アメリカの運転免許証とかパスポートとかが必須です。国内線であれば、パスポートさえあれば、VISA関連の書類はなくても搭乗できます。少しだけ不安だったので一応持参しましたが、もちろん使いませんでした!
機内持ち込みできないものも日本の国内線と大差ありませんが、液体の持ち込みは日本より厳しかったです。アメリカでは国内線でも液体の持ち込みは国際線のルールが適用されているようです。また保安検査場では、必ず靴を脱がされます。そしてスリッパなどはなく、靴下状態で金属探知機を通過します。
アメリカの空港は、セキュリティチェックが厳しいため、この工程にかなり時間がかかります。土日や祝日には早めに空港に到着することをお勧めします。この日は平日だったので空港に到着して30分弱で保安検査場を通過できました。
ここを通過できれば、あとは搭乗ゲートに向かい飛行機を待つだけです。ここまでで一度もチケットをスキャンしていないので、やや不安になりましたが、問題なかったです。
Jetblueでのフライト
①搭乗
搭乗開始時間は日本に比べるとかなり早く、出発時間の1時間前とかから始まります。そして搭乗後に謎に待たされます。ぺろさんたちのフライトも出発時間が9:30なのに、最初のグループの搭乗開始は8:40でした。そして8:55には最終グループも搭乗の呼び出しがかかりました。日本同様、搭乗グループについてはアナウンスがあり、またアプリを入れていれば、グループ⚫︎まで呼び出し中など携帯に表示されるので、わかりやすかったです。
機内に乗り込むと9:15には飛行機の扉が閉まり、定刻より5分早めに出発しました。そして、到着予定時間より20分早く目的地に着くという、アメリカのフライトでは奇跡的な早着となりました。
②機内サービス
使用機材は中古なのかかなり使い込まれているようなシートで、チャンネルも全然いうことを聞きませんでしたw また、フライト中機内WiFiが使えるということでしたが、こちらも全く電波が繋がらずでした。とはいえ格安なのに、ドリンクとスナックのサービス(ドリンク/コーヒー、紅茶、緑茶、水、スナック/チップス、プレツェル)はあり、安全に定刻運航してくれたので大満足でした。ちなみに復路は、遅延した上、機内サービスは水のみでした。



③遅延
前半からチラチラとお伝えしてきたように、復路便は1時間半ほど遅延しました。遅延理由は開示されなかったのでわかりませんが、格安航空会社なので少ない機材を使い回していて、1日のどこかで少しずつ発生した遅延が、夜のフライトまで響いたという感じなのかなと思います。
遅延については、発生見込みが生じた段階でメールで通知がありましたが、あくまでも見込みのため、予定通りの時間に空港に来て欲しい旨も併記されていました。その後、出発予定時間は何度も変更になり、一時3時間ほど遅れる見込みになったものの、最終的には1時間半の遅延でNYに戻ることができました。
こんな感じで列車に比べるとフライトは不足の事態が発生しがちなので、時間と心に余裕を持った状態で利用するのが良さそうです。
次回はようやくボストンについて紹介します。