見出し画像

フィラデルフィア旅行 fmNY:②観光編

今回は、フィラデルフィア旅行でぺろさんが訪れた場所などを紹介していきたいと思います。夫の用事のつき添い旅行だったため、基本的にひとりでふらっと街歩きをしてきました。


フィラデルフィア

フィラデルフィアは、合衆国の独立宣言を採決した場所であり、アメリカ誕生の地と言われています。海外からの観光客と思しき方も多かったですが、学生が校外学習的な感じで来ている様子もたくさんみることができました。

治安

フィラデルフィアは全米でも治安の悪い都市とされていて、実際に犯罪率が他の都市に比べやや高めだそうです。実際に住むとなるとどうかはわかりませんが、観光地の集まる都心を日中にアジア人女性が1人で出歩くのはそこまで問題がないようでした。
とはいえ、日本人観光客とわかるような服装やブランド品を身につけていると、狙われる可能性を自身で上げることになるので、デニムにパーカー、くたびれたリュックといった現地学生のような服装は心がけていました。また暗い道や狭い道、人通りが少ないところも避けておくに越したことはないです。
以降のレビューもマンハッタンの中でもハーレム近くで2ヶ月ほど住んでいるぺろさんの主観からのコメントであって、街中には、ホームレスの方も薬物中毒の方も見かけますし、公衆トイレのような臭いもありますし、ゴミも落ちてますので、日本から観光で訪れる場合には、きちんと用心していただくのが良いと思います。

交通事情

この街に住む人はおそらくみんな車を所有しているんだろうなと思いますが、少なくとも都心を中心に公共交通機関が存在します。東京でいう東京メトロ的な感じで、SEPTAという会社が公共交通機関の多くを運営していました。地下鉄・バスに加えトロリーも走っているということです。トロリーに乗ってみたいなと思ったのですが、都心部分は地下を走っているようで、それはつまんないな〜と結局乗らずじまいとなりました。一回の乗車はいずれも$2らしいです。
地下鉄はNY地下鉄よりも危険と聞くので、もしまた行く機会があれば、トロリーは乗ってみてもいいかなと思います。

ルート紹介

ぺろさんの自由時間は5時間半ほどで、スタート地点とゴール地点は共にペンシルバニア大学付近でした。交通費をケチったので全て徒歩移動で観光しましたが、有名なスポットは中心部に集中していたので、気楽に回ることができました。
今回の旅をしたルートはこんな感じ。

ルート紹介

ペンシルバニア大学周辺で夫と解散し、大学周辺を少し見た後、主に川を挟んで向こう側のダウンタウンエリアを回りました。
①ペンシルバニア大学(キャンパス内)
②ペンシルバニア大学のBook Store
③フィラデルフィア美術館
④パークウェイ
⑤フラデルフィア市庁舎
⑥リーディングターミナルマーケット
⑦独立記念館
⑧自由の鐘
⑨チョコレートショップ:Lore‘s Chocolates
⑩ドーナツショップ:Federal donuts & chicken
※CVS Pharmacy
※The Shops at Libery Place

フィラデルフィア駅東側

駅は主に東側と西側に出口があり、東側はUniversiy Cityという地区になっています。主にドレクセル大学とペンシルバニア大学の建物が街全体学生が多く、マンハッタンに比べるとかなり治安が良さげでした。

ペンシルバニア大学(キャンパス内&BookStore)

建物には入れないものの、キャンパス内は自由に出入りができました。建物間は綺麗な遊歩道になっており、ベンチもたくさんあって気持ちよく散策できました。とはいえ、ハーバード大学などと比べると規模は小さく、用事がないのに見に行くほどではないかなとも思いました。

Book Storeは、建物自体が立派でグッズの種類も多く、見て回るのは楽しかったです。

Book Store内部

道中(ペンシルバニア大学〜フィラデルフィア美術館)

大学からフィラデルフィア美術館へは、一旦駅に戻り、駅のすぐ南側を通って、川を渡りダウンタウン方面に向かいました。駅すぐ南側はホームレスの方が多かったですが、日中なら危険を感じるようなことはなかったです。
川を渡ってからは、川沿いの遊歩道を歩きたかったのですが、橋から直接降りる道がなく、街中を少し歩くことになりました。マンハッタンに比べると車を利用する人が多いようで、観光地以外を歩いている人はあまりおらず、多少寂しい印象でした。また川の近くの街は、整然としていて、個人的には中目黒の一角を歩いているような感覚でした。

ダウンタウンの様子

少し街を歩いたところ、川沿いの遊歩道に出られるところを見つけて、その後は美術館まで遊歩道を利用しました。遊歩道は観光客やランニングをしている地元民が多くて雰囲気が良かったです。

整備された遊歩道

フィラデルフィア美術館

駅からは徒歩20分ほどで到着しました。映画「ロッキー」で有名なロッキーステップ(美術館前の大階段)では、多くの方が楽しそうに駆け上がっていたり、ロッキー像の前で写真を撮ったりと、急激に観光地感が増しました。

ロッキーステップの様子

美術館へ入館料は、一般$30、シニア$28、学生$14、18歳以下は無料でした。ぺろさんは語学学校に通っているので学生ということで学生用のチケットをネット購入していました。語学学校は対象外などと言われないか不安でしたが、特に学生証の提示を求められることもなく、無事入館できました。
フィラデルフィア美術館の建物は、アメリカ独立100周年記念館を改修したものらしく、建物内の作りが独特で面白かったです。元は倉庫だったのかなという暗い部屋を使った展示や廊下にも多くの作品がありました。アメリカでも有数の巨大美術館なこともあって収蔵数も展示数も桁違い。。とにかく広く、全てをゆっくり見て回りたい場合は、半日は欲しいです。とはいえ、平日の午前は、館内が空いていたので、ストレスフリーで回ることができました。

なお嬉しいなと思ったサービスは、イヤホンを持っていれば、作品の音声説明が無料で利用できるところと、どの作品も自由に写真撮影が可能なところでした。

これフィラデルフィアにあったんだ
建物内に建物を展示する規模の大きさ

パークウェイ〜フィラデルフィア市庁舎

美術館からフィラデルフィア市庁舎までパークウェイと呼ばれる道で繋がれていました。徒歩30分くらいだったと思います。全体的に綺麗に整備された道でしたが、やはり歩いている人は少なく、都心に近づくほど人は増えますが、治安は悪くなっていく印象でした。

紅葉が進めばもっと綺麗になりそうな

市庁舎内はお金を払えばツアーで回ることができますし、建物内のビジターセンターにはギフトショップやフィラデルフィア観光のさまざまなチケットを購入することができるようです。ただぺろさんは時間がなかったので、外観だけ見てスルーしました。

外からだけでも一見の価値あり

リーディングターミナルマーケット

市庁舎から5分ほどに位置しているこちらもフィラデルフィア観光では有名なマーケット。中にはパン屋さんやお菓子屋さん、たくさんの飲食店が軒を連ねていました。

観光客多め
所狭しと並ぶお店たち


建物内は人も多く大盛況な様子。観光客も地元民も混在しているようでした。お金がなさすぎて何も食べてませんが、美味しそうでしたw

独立記念館&自由の鐘

独立宣言が行われた場所として有名なのが独立記念館。市庁舎からは徒歩15分ほど。独立記念館周辺は公園として整備されていて、独立記念館前にあるリバティパビリオンと呼ばれる建物には、独立宣言に銘文を使ったという「自由の鐘(リバティベル)」があります。独立記念館は朝10時半までは無料で入館でき、それ以降はツアーに申し込むと館内をみることができます。20分ほどのツアーだそうで料金は$1!ぺろさんは事前に到着時間がわからなかったことと、残り時間が少なかったことで残念ながら外から見るのみになりました。

自由の鐘パビリオン前から独立記念館を見た様子


自由の鐘のパビリオンは無料で入館することができますが、セキュリティチェックがあるため、建物前に少し人が並んでおりました。
自分がアメリカ人だったら感慨深い気持ちに浸れそうな場所だなと思いました。

チョコレートショップ:Lore‘s Chocolates

甘いもの好きのぺろさんは、交通費をケチった分を独立記念館すぐ近くにあるチョコレートショップで使いました!半世紀ほどの歴史を持つこちらのお店は、フィラデルフィアの食材を使いハンドメイドでチョコレートを製造しているとのこと。お店の入り口は狭いですが、中はとても可愛くて、店員さんもフレンドリーな雰囲気のいいショップでした。
ハンドメイドの割には高すぎず、ギフトに使えそうな箱入りのものから、量り売りまで幅広く展開していました。味見をさせてもらい、店員さんのおすすめも聞いて、気になるチョコを4つほど選びました。量り売りだったので1個ずつの値段ではないですが、4つで5ドルほど。バレンタインに4個入りの箱を買ったら1500円とかすることを考えれば、リーズナブルな気がします。1つ1つも日本で購入するものより大きくて満足感がありました。
チョコ選びに必死すぎて写真を撮ることを失念していたので、HPのリンクを貼っておきます。アメリカ国内であれば配送もやっているようです。

ドーナツショップ:Federal donuts & chicken

夫のお使いで復路の道中にドーナツショップにも寄りました。どうせならフィラデルフィアのお店にということでこちらのお店に行きました。立ち寄った店舗がオフィス街にあるところだったので、お客さんもなんとなくビジネスマンが多め。ドーナツはアメリカを感じるハイカロリーなお味でした。油がすごいので、服などにこぼさないよう万全を期してください。感想としてはそれだけです。

帰りの道中

CVSの4ドルオフクーポンの期限が迫っていることに気がつき、CVSに立ち寄りました。NYだと「HAL‘S NEW YORK」というポテチの小袋を購入するのですが、フィラデルフィアに「Herr‘s」という会社のポテチが有名のようで、そちらを購入。新作のハニー&ハラペニョ味が最高でした。CVSのクーポンでお土産が購入できてホクホクでした。
帰り道に前を通り過ぎただけなので、紹介できるほどの知識もありませんが、The Shops at Libery Placeという綺麗なショッピングモールもフィラデルフィアにはあるようで、もし興味があれば、寄ってみるのもいいかもしれません。

ショッピングモール入り口

NYほどエンタメ要素は強くないですが、アメリカの歴史を感じられるスポットが多く、NYからのアクセスも良いので、ぜひ一度訪れてみてください。





いいなと思ったら応援しよう!