お金あっても物がない
公式チャンネルに上がっている「デジキャラット」(ワンダフル版)を見て、1999年に放送しているのにも関わらず萌えが発達し始めた秋葉原を表現できていることに感動した。5分間という短い尺の中、でじこ、ぷちこ、うさだ、そしてその他のキャラクターが取り巻く物語を上手にまとめることができているものを見せられ、監督の力量を強く感じた。自分が好きな話は、ワンダフル版8話の「ビームがでないにゅ…」である。好きな話なので感想をついでに述べる。この話ではぷちこがでじこのような目からビームが出せないことに悩みを感じて、川で練習するシーンから始まる。頑張って練習をするも、変な物体が出てくるだけであり、ビームは出てこない。そんなぷちこのもとに、拓郎という人物がやってきて、ヒントを教えてもらう。その後のヒントによって、夜に奇跡的に目からビーム(弱)が出せるようになり喜んでいる姿がとてもかわいらしく、とても可憐であった。セル画特有の技法がこのアニメには利用されており、場面の良さ引き出される。この会ではぷちこ以外にもでじこやゲマの日常での関係を描写しているので「デジキャラット」についてより詳しくなることができる。本当に5分間で済むのかと、感想を見たものからは疑問が上がってくるであろうが、本当にまとまっているのである。ここの公式チャンネルから見れるからよろしくにょ↓
さて、タイトルにある、「お金はある。物がないんだ」については、古い作品ではありがちな問題なのである。アニメは1999年からシリーズものを含めると2004年くらい(?)までがメインのグッズ展開だった。その後は周期的に展開され今に至る。となるとメインの時期にはつばいされていたであろう、ぬいぐるみ、フィギュア、缶バッジなどは約10年以上の月日を得ているのであると推測できる。こういう条件なために、基本的にヤフオク、メルカリ、駿河屋オンラインなどネットショッピングで探すことになる。今月に始め当たりに、ぴよこのぬいぐるみが出品されていたのを発見して購入することができた。値段は、察してほしい。たとえ値段が予算を超えたとしても、変な生き物のぬいぐるみは飾るために探したい。
そのほかのキャラクターも見つけ次第ぼちぼち買っていきたい。こういう商品は二度と出会えないかもしれないという思考に変換することが重要なのである。だが、古いアニメかつ人気があるという条件が足されると、基本的に店舗を構える通販ではプレミア価格であるのが当たり前である。強気な価格設定の商品を買うのはお金があっても少しつらいので、ヤフオクやメルカリを周回するのが効率よいと思われる。ここら辺は早い者勝ちor札束の殴り合いが発生するが、通販で探すよりも意外と近道かもしれない。
結局のところ、その場即決の心得がだいじである。
お金はあるが物がない、こういう状況は意外とおきているであろう。とある資産家が、未発見の絵画であるが名前だけが資料に残っておりその名に惹かれたものの肝心な絵がないために購入をあきらめるなどであろう。資産家のさがすものが未発見の絵画であっただけで、自分は年代物のデジキャラットのぬいぐるみであっただけかの違いである。もし、公式様が今新作のぬいぐるみなどを販売してくれたらおそらく購入するだろう。ねんどろいど展開ができたので、今後のグッズ展開にも期待していきたいと思う。
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