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【S33最終846位】ザシバド使いが最終3桁まで到達した方法【ポケモン剣盾】

どうも、ぺろこです。

本記事では、

  • S33で最終3桁を達成できたザシバドを紹介

  • 最終3桁に到達するまでの考え方

をお伝えできればと思います。

さらなる上位勢にとってはたかが3桁かもしれませんが、何においてもステップを踏んでいくものだと思いますし、自分自身いろいろと参考にさせていただきながら成長してきました。

こういった情報が少しでも参考になれば幸いです。

簡単に自己紹介

普段はYoutubeで「ザシバドを極める!」をコンセプトに対戦実況をしています。

元々ポケモンは初代からやっていて、BWからランクバトルを始めORASまではそこそこガチ勢として熱狂。SMから徐々に仕事との両立が厳しくなり、USMで一度離れました。

そして今年の3月?くらいに剣盾で復帰をし、S27か28くらいからランクバトルを始めたという流れです。

構築紹介

では、構築紹介です。

ザシアン@朽ちた剣

特性:ふくつの剣
性格:いじっぱり
実数値:199-220-136-x-154-172
努力値:H252 A76 B4 D148 S28
技:巨獣斬 じゃれつく インファイト 電光石火

▼調整メモ
臆病カイオーガのしおふきを確定耐え(84.4%-99.4%)
控えめカイオーガのしおふきが56.3%の乱数1発(92.4%-109%)
控えめイベルタルのダイバーンを確定耐え(83.4%-99.4%)

S33で初めて使ったHDザシアン。

これまではHA特化ザシアンを使うことが多く、
・剣舞ワイボインファ型
・剣舞じゃれ石火型
どちらも強かったです。

前者はホウオウポリ2ナットなどに強く汎用性も高めで、後者はムゲンダイナやオーロンゲラプラスなどの壁系へのストレスが減るなどそれぞれ特徴があるので、環境を見て選択する必要があります。

HDザシアンはカイオーガをじゃれ石火で縛れることで初手に投げることができるのが本当に強かった。通常、スカーフカイオーガ受けを後ろに置く必要がありどうしても行動を読まれやすく択が生まれるストレスがあったところを解決してくれました。

サンダーラッキーがいることで相手からするとサンダーの初手ダイマックスやラッキーあと投げが濃厚に見えるため、初手ザシアンは意外性があるのかかなり刺さる試合が多かった印象ですね。

またイベルタルのダイバーンを耐えるのがとても良かったです。バドレックスがイベルタルに弱い分、ザシアンはイベルタルに強くある必要があるものの、実は一度ダイジェットをされてしまうと上からダイバーンの乱数勝負で縛られるという状態が本当に弱かった。

常にイベルタルにダイジェットをさせない立ち回りが強いられるのはさすがに構築として大きな欠陥になるため、ザシバドのザシアンはHDが安定という結論になりました。

相手にイベルタル展開をされてもザシアンで安定して処理ができるので、イベルタル構築への勝率がだいぶ安定した印象です。もちろん、先にダイジェット+ダイバーンで晴れ状態を作られると突破されるので注意です。

本当にザシアンはどの型にするか悩ましいポケモンだなと感じました。笑

黒バドレックス@こだわりスカーフ

特性:人馬一体
性格:ひかえめ
実数値:182-x-132-227-121-174
努力値:H52 B252 C172 D4 S28
技:アストラルビット ワイドフォース マッドショット トリック

▼調整メモ
ザシアンの特化巨獣斬が12.5%の乱数(86.2%〜102.1%)

最強のポケモン。
少しでもバドを甘えた構築には通しにいく。バド受けがいる構築もサイクルで負荷をかけて突破したり、バド自体でサイクルに負荷をかけ裏のザシアンやエースバーンを通しにいきます。

襷とスカーフはどちらも試して、どちらも強かったです。ただ個人的にバドを一番に活かすのはスカーフという結論に。

スカーフを使う場合は、ザシアンに負けないよう調整した方が良いです。恩恵として、ランド対面でダイジェットを耐えたり、エースバーンのふいうちを乱数耐えできたりもします。

自分はなるべく耐えるために12.5%の乱数まで振りました。落ちる確率はありますが、"ザシアンが特化である確率"まで踏まえるとほぼほぼ耐える見込みで考えていました。実際、落とされたことは記憶の中ではありません。

襷バドはどちらかというとバドを起点に裏のダイジェットエースを通しにいくコンセプトになると感じました。もちろん一度わるだくみをすれば強力ですが、上位ではなかなかそんな甘えた動きは許されないかなと。

また襷バドは相手のランドロスとサンダーなどのダイジェットに弱いのが難点でした。今回の構築はランドサンダーに先に展開されるとなかなか止めるのが難しいこともあり、ランドサンダーに隙を見せないスカーフバドがマッチしていました。

さらに相手のバンギ入りにもスカーフの方が良く、襷だとバンギがあと投げされて砂で襷を潰されたら終わりです。またステロや何かしらの攻撃で襷を潰されると相手のバドが通されたり、メタモンを通されたりと、襷管理が非常に難しいのが襷バドのデメリットです。

バンギ入りにはバドは出しにくく見えますが、バド+ザシアン+エースバーンの選出が意外に通りが良かったです。バンギに強い面子を2枚揃えることでザシアンをクッションとしてバンギに後出ししやすく、珠エースバーンで裏のヌオーごと崩すことができます。

ポリ2やラッキーなども同じようにサイクル戦を仕掛けることが多いですね。

バド受けとして多いガオガエンも、ガブやラッキーのステロやマッドショットを媒体としたダイアースを活かして突破が可能なので、メジャーなバド受けが入っている構築にも積極的に選出できるのが強かったです。

サンダー@アッキの実

特性:せいでんき
性格:ずぶとい
実数値:197-x-137-159-110-121
努力値:H252 B252 S4
技:ほうでん 暴風 みがわり 羽休め

S33で評価が爆上がりしたポケモン。
元々珠サンダーが好きで使うことが多かったのですが、アッキサンダーがあまりにも強すぎました。

アッキサンダーではなく、まさに悪鬼サンダーです。

ラキヌオーの2枚受けに限界を感じ、ヌオーを抜く代わりのメタモンのザシアンコピー対策としての役割とランドロスを抜いたことで必要になった飛行タイプ枠として採用したのが始まりです。

当初はザシアンコピー受けとしてしか考えてなかったのであまり選出することもなかったのですが、たまに選出すると恐ろしく活躍するので徐々に信頼が上がっていきました。

普通にダイジェットするのも強いですし、一度Sを上げるといろんなポケモンに身代わり羽休めでのごまかしができたり、一見苦手なバンギラスにも身代わり羽休めで有利な勝負を仕掛けられたりします。

実際、バンギ相手に何度もTODを仕掛けたり普通に突破して勝ったりした試合が恐ろしいほど多かったです。

実は最終日の最後の試合を勝てたのも、このサンダーがバンギに勝ってくれたおかげでした。たしか1017位とかそのあたりで最終試合を迎え、408位の人にあたり、バンギの冷凍パンチでの凍りやロクブラ急所に怯えながら何とか勝利を勝ち取り、846位を取ることができました。

アッキサンダーは何かに明らかに刺さるわけではないので、ザシアン受けとして捉えるとなかなか選出できません。

真に強い悪鬼サンダーは"明確に刺さっていなくてもいかに選出できるか?"で決まります。

サンダー最高!あと地味にサンダーラッキーの受け回しも強かったですね。

エースバーン@命の珠

特性:リベロ
性格:ようき
実数値:155-168-95-x-96-188
努力値:H A252 S252
技:かえんボール  ギガインパクト とびひざげり ふいうち

S33で評価が爆上がりしたポケモン2匹目。
この構築のダイマエース枠。

これまでエースバーンは構築に入れても、いつ出せば良いのか?何が強いのか?がいまいち分からず構築から抜けてしまう枠だったのですが、このエースバーンの強さを理解し構築の軸にすることができてから、一気に見える世界が変わりました。

エースバーンはダイマエースという役割以外にも下記の強みがあります。

  • ザシバドのメタモンコピー対策

  • 相手のバドレックスごまかし

  • ダイマエースの撃ち合いに強い

  • イベルタル展開阻止

  • バンギヌオー対策

まず、ザシバドのメタモンコピー対策。相手のバドレックスごまかしにもつながりますが、バドをふいうちで縛れることでバド対策をしながら自然と選出に組み込める。その分、わざわざバド受けのクッションを用意しなくて済む。これは強い。

実は自分のHDザシアンであればA2段階上昇のきょじゅうざんを確定耐えをするため、珠ダメでほぼ死にますが一々交換をすることができます。

そしてダイアタックのS下降があるため、サンダーやランドロスなどのダイジェットダイマエースに打ち勝つことができます。相手のダイマエースに有利が取れることは非常に強みです。

残念なことにイベルは耐久が高く、ダイアタック2回で落ちる可能性は低いです。さすが伝説。しかしダイアタックでイベルタルのSを上げさせないことで、裏のザシアンで処理が可能になります。

最後に、ザシバドが突破することのできないバンギヌオーを突破することができるのもエースバーンの強みです。ザシバドと組ませるダイマエースにはバンギヌオーを崩せることは必須で求められるでしょう。

S33はエースバーンの活躍があってこそでした。ありがとうエースバーン!

ガブリアス@きあいのタスキ

特性:さめはだ
性格:ようき
実数値:183-182-115-x-106-169
努力値:A252 D4 S252
技:じしん がんせきふうじ かわらわり ステルスロック

本構築に最後に入ってきたポケモン。
旧世代の主人公。

最終日前日まではカバルドンでしたが特にカバである必要はなく、であれば自分が相手にガブリアスがいた時に感じていた"初手が制限される面倒臭さ"のほうが良いのではと変えたところ、想像以上に活躍してくれました。

相手視点、がんせきふうじでテンポを取られるのを考えると初手ダイジェットを安易に投げにくく、ザシアンも起きにくい。一番被害受けなそうな初手は〜と考えると気づいたらパワーの弱い選出になってるあるある。

これが強い。

ただ最終日はなぜか初手に出てきたランドロスが普通に珠ランドロスでなぜか剣舞をしてくることが多かったですね。がんせきふうじで削られた結果ダイマックスを渋り、相手に一番弱い動きをさせることができたりと、謎の強さを見せてくれました。

またこれまでオーロンゲ入りには、"初手ザシアンを投げたいがなんか誘われている気がする問題"を抱えていたところ、かわらわりガブリアスで相手に壁展開をさせない動きができるのも強かったです。

カバルドンだった時に面倒に感じていた初手ウオノラゴンもごまかしてくれましたね。

やっぱり主人公は強かった。

ラッキー@しんかの輝石

特性:しぜんかいふく
性格:わんぱく
実数値:357-x-62-x-126-70
努力値:H252 B252 D4
技:タマゴうみ うたう 甘える ステルスロック

言わずもがな、最恐ポケモン。

  • 選出圧力

  • ダイマックスを弱く使わせる

  • 初手ステロでのテンポ作り

  • うたうの無限の可能性

などの役割があります。

まず、構築にラッキーがいないと相手にかける選出圧力が大きく異なります。バドレックスはエースバーンのふいうちを警戒すれば良く、カイオーガもラッキーがいないのであればHDザシアンの可能性を意識し初手ダイマサンダーに気をつければ良くなります。

そして相手のダイマックスを弱く使わせる動きも可能です。これは後ほど解説しますが、3桁を目指す上で必須の動きだと考えています。

例えば、初手ザシアンとディアルガ対面ではディアルガはダイマックスを強要されるので、そこでラッキーを後出しすれば相手は無意味なダイマックスを使ったことになります。

同じく、サンダーやイベルタルなどにも弱く使わせることができますし、物理のランドロスやネクロズマなども先にダイマックスを切らせておけば甘えるによりAを下げて受け切る動きなども可能です。

そして、初手ステロでのテンポ作り。
ラッキーの強みとして、初手に出されることが読まれにくいです。

そのためステロを撒いた上で、相手の2匹目が見れたり、甘えるで上手く流してステロダメージを稼いだり、ダイマックスを切らせたりと、初手ラッキーに対応させることで相手のテンポを崩すことができます。

情報アドはポケモン対戦において非常に重要かつ、ステロ展開からのザシバド展開の強さはいわずもがなですよね。もちろん、相手のパーティーを見た上で初手にラッキーを出せるかどうかの判断ができるか?が重要です。

最後に、うたうの無限の可能性。みなさんうたうへのストレス半端ないと思いますが、それぐらいやはり強いです。通常、負けてた試合を捲れる可能性を作れるのはどう考えても強いですよね。

運ゲーだと言われがちなうたうですが、命中率は55%。実はこちらが有利な確率です。そして基本的に打つ場面としては、通常このままだと負ける場面か外しても負けることはなく当てればアドが取れる場面です。

うたうを前提に立ち回っている場合はそれはもう運ゲーですし弱い使い方だと思いますが、上記の場面で使うのであれば勝率を上げる一手になります。

実際にあった一例になりますが、最後に自分がラッキー、相手がザシアンという対面。通常であれば突破される可能性の方が高い中、初手にうたうをあてそれから甘えるを打ち、TODで勝利を勝ち取りました。

その時は相手がかみくだくを持っていてどんどんBダウンを引いてきたので本当にひやひやしました…。

この時も、決してラッキーでザシアンを見ようと思っておらず、こちらのバドレックスがまさかの噛み砕く持ちチョッキカバルドンに倒されてしまい、そこから上手くラス1勝負まで持ち込んだ結果、この対面ができてしまったのです。

ザシアンをラッキーのうたうで見ることを前提とした構築を組んでいたとすれば、100戦すれば70戦は落とすでしょうし運ゲーでしかありませんが、ザシアンをラッキーのうたうで見ることを前提としていなければ、それは万一にザシアンとラッキー対面になった場合に55%の確率で勝利を拾えるという点で、勝率を上げるものになります。

結論、ラッキーは最恐です。


最終3桁に到達するための考え方

それではここから、最終3桁に到達するための考え方について紹介します。

もちろん最終2桁や1桁は自分も到達したことがないため、あくまでランクバトル初心者の方、最終5桁や4桁の方などのステップアップに役立つ情報の1つとして捉えていただければ幸いです。

  1. ポケモン対戦は"確率"で考えろ!

  2. 4桁後半を越えれば世界が変わる!

  3. 初手選びに全力を捧げろ!

  4. 相手のダイマックスを弱く使わせろ!

  5. サブロムを活用しろ!


1. ポケモン対戦は"確率”で考えろ!

これが何より大事なことだと思いますし、これは2桁、1桁にいくまで変わらず通用する考え方なのではいかなと個人的には思ってます。

ポケモンにはさまざまな"選択"があります。
構築の軸選び、採用するポケモン選び、初手は誰にするか、裏の2匹はどうするか、この対面で何の技を打つのか、交換するのか…。

これらの選択の積み上げが勝率となり、順位に影響します。

そして、1試合、1場面でのできごとでその選択の良し悪しを判断してしまうと、おそらく順位を伸ばしにくくなります。

これは2の「24桁後半を越えれば世界が変わる!」にも関わりますが、上位に行くほど相手は安定択を選んできますし、下位になるほど安定択が選ばれる可能性が低くなります。

なぜなら、順位を伸ばすことを考えると勝率を伸ばす必要があり、勝率を伸ばすということは"勝つ確率を高めることだから"です。

100回の選択で70回勝つのと50回勝つのとでは、当然前者の人が順位が高くなります。これは絶対のルールです。

そして、下位にいるということは勝率が低い=勝つ確率が低い=誤った選択を選んでいることが多いということです。

また、誰しもが3桁や2桁や1桁を目指しているわけではありません。100回選択した時に70回が上手くいくことよりも、自分が考えた戦術やギミックが10回中2回でも上手くいけば楽しい、ということもあるはずです。

ポケモン対戦の楽しみ方は人それぞれで、安定択を取らないことが悪いということは決してありません。たまに「なんでここでそれ打つの?!頭おかしいのかこいつ!」みたいなことを思うことがあるかもしれませんが、頭がおかしいのではなくごく当たり前にポケモン対戦を楽しんでいるだけです。

そして、「誤った選択」かどうかを1試合、1場面でのできごとで判断してしまうと、勝率が安定しなくなります。

「Aという技を打った、結果として相手に負けた。だから次はAという技を打たないようにしよう」と安直に判断してはいけません。

なぜなら、その選択がより良い方向に進むかは"相手の行動によって変わってしまう"からです。

Aという技を打った。相手がBという行動をした。正解だった。
Aという技を打った。相手がCという行動をした。間違いだった。

このように、自分の選択を変えていなくても、相手の行動によって結果は変わってしまいます。

「Aという技を打って間違いだった。だから次はBという技を打った。でも次は相手が違う行動をしたから今回はAという技を打つのが正解だった…」

というように、一場面ごとに判断して自分の行動を変えてしまうことは、勝率を不安定化させることにしかつながりません。

ここで重要なのは、"相手の行動もある程度確率に収束される"ということです。たしかに今回の場面では不利に働いてしまった選択も、100回対戦すれば相手がBという行動を取る確率とCという行動を取る確率どちらが高いかは収束します。

そのため、より良い方向に進む選択をするためには、100回対戦したらどっちを選ぶ確率が高いだろうか?を考え、確率の高い選択を選びましょう。

2. 4桁後半を越えれば世界が変わる!

上記の話に連動しますが、4桁後半にいくほどこの確率はブレます。

上位に行けば相手もなるべく安定択を選ぶようになるので、選択の確率もどちらかが高くなる傾向になりますが、下位ほど先ほど説明したように必ずしも安定択を選ばない人が増えるため、確率が収束しないからです。

ですので、4桁前半に行くまでは耐えましょう。
ここでの相手の選択を考慮して今後この場面でAを選ぶかBを選ぶかの選択を決めてしまうと、収束していない確率による判断となってしまうため、あまり参考になりません。

勝率を高めるための環境であったり選択の確率の情報を取得することを意識するのは、4桁前半からで良いと思います。もしかすると2桁や1桁の人たちは、いや4桁前半も危ないから3桁からが良いよと思われるかもしれません。4桁前半からというのは、あくまで現在の自分の主観です。

もう少し確率の話に踏み込むと、"上位の人ほどそもそも択ゲーになる場面をなるべく作らないように工夫する"という戦いをしているような気がします。

常に選択によって勝負が決まる択勝負をしてしまっては、やはり勝率は安定しなそうですよね。

100回中50回勝てる人よりも70回勝てる人が勝率が高いのはもちろん、
100回の択が発生する人と70回の択が発生する人では、やはり後者のほうが勝率は高くなるはずです。

だからこそ、なるべく択を生まないように構築段階から考える必要がありますし、先を見据えた選出やプレイングが求められるのかなと感じています。

「ポケモンって結局、択ゲー、運ゲーじゃん!」と感じる方もいるかもしれませんが、どうやってその択での勝つ確率を高めるか?そもそも択の数を減らすにはどうすれば良いか?まで突き詰めると、本当に深いゲームなのかもしれませんね。

3.初手選びに全力を捧げろ!

これも確率の話です。
自分の中でもあるあるだったのですが、「初手こいつ刺さってる。相手がそいつさえ初手に出してこなければ…」という場面で相手が初手にそいつを出さないことを祈って刺さってるやつを出してしまう現象、あると思います。

もし出されても別のポケモンを後出しすればリカバリーが効くのであればまだしも、もしそいつを出されたらこっちはそのまま負け、という最悪の選択でもなぜか出してしまったりするんですよね…。

「ほぼほぼ上手くいきそう!」となった時に「少しの負けの確率」から目を背けてしまう。これは人の弱さなのかもしれません…。

この弱さに勝てるか、は自分の中でも1つのテーマであり、本当に難しい問題だなと感じました。

先ほども言いましたがこれも確率の話です。
本当は、初手がザシアンであればAとBとCとDで対応でき、もしEだった場合はサンダーを後投げすればOK、Fだった場合はバドレックス引き、もしくはザシアンで削ってエースバーンで切り返しができる、といったように初手から負けが確定しない選出をするのが重要ですよね。

その中で、もしBが来てしまったらそのまま負ける可能性が高い、という選択を取ってしまうということは、極論上記のとりあえず初手で負けが決まることは100%ないという選択ではなく、Bが来たら負ける=6分の1で負ける選択を選出段階から取っているということです。

さらに言えば、相手もこちらに刺さる選出をする可能性が高く、Bはこちらに刺さっているということであれば、6分の1以上の確率で負けの可能性を高めているかもしれません。

選出段階から負ける確率を高めないように、誘惑に打ち勝ちましょう!

4. 相手のダイマックスを弱く使わせろ!

これは多くのところで言われていると思うので、深くは語りません。

わかりやすくシンプルに、ダイマックスを強く使えた方と使えなかった方、勝つ確率が高いのは前者です。

そして多くの場合の勝ちプランは、ダイマエースを通して勝つ、ダイジェットで裏ごと抜く、ダイマエースで相手のサイクルを崩し裏のこいつを通す、などですよね。ダイマックスを弱く使わせることで相手のプランを崩すことができます。

さらに言えば、例えばこちらのダイマエースを通す妨げになるのは相手のダイマックスです。ダイマ同士の撃ち合いでこちらのダイマエースのダイマターンを消費させられるのがきついわけです。もし相手のダイマックスを弱く消費させることができれば、こちらの裏のダイマエースを通すという勝ちプランを通しやすくなります。

個人的に"ダイマックスを弱く使わせる感覚"は、数多くの試合をこなす中で培っていくのが手っ取り早いかなと思います。

考え方として重要なのは、相手のダイマを誘発する状況を作り出すということ。

一例を出すと、こちらが珠ランドロス、相手がバドレックスの場合、こちらはダイマックスをしないとバドに負けます。そこでこちらはダイマックスをしますが相手はポリ2に引き、いかくを入れられてダイマをいなされました。

これは相手にダイマを誘発されて弱く使わされたということです。これを防ぐためには、こちらは裏にバドレックス受けを用意する必要があります。裏が対面ではバドに勝てるけれども後出しはできないエースバーンようなポケモンだった場合、ランドは引くことができずに先ほどの動きを強制されます。

こんな感じでいろんなパターンを経験すると、少しずつ相手にダイマックスを弱く使わせる動きであったり、逆にこちらが弱く使わされることを防ぐための動きであったりが身についていくのかなと思います。

5.サブロムを活用しろ!

これは本当におすすめの方法です。
自分の過去シーズンの反省として、途中で調整のためにポケモンを1匹変えたら一気に勝てなくなり順位を落としたという経験があり、そこでサブロムを用意しました。

サブロムがあれば、今の構築を調整したくなった時にサブロムを使ってみることでその調整が合う合わないを試すことができ、順位を落とすリスクを減らすことができます。

調整やポケモンを変える時はサブロムを使う、というルールで運用するだけなのでぜひオススメします。

また、ポケモン対戦はやはり精神面が勝率に影響してくるため、負けが続いた日は潜るのをやめるという選択が無難かなと考えています。でも環境を知りにいきたかったりですとか調整のためにも対戦数をこなしたいというとき、順位が落ちても困らないサブロムがあると本当に助かります。

以上、最終3桁に到達するための考え方でした!

最後に

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
少しでもお役に立つ内容になっていれば幸いです。

自分も今後よりレベルアップして、次は最終2桁、1桁に到達するための考え方を紹介できるよう頑張ります!

ポケモン剣盾も残りわずか。残りのシーズンも楽しんでいきましょう!





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