UOが4曲で終わった、アイマスライブその②
perlです。初心者Pとして配信→現地初参戦をした感想を述べていく記事の第2部になります。前回の記事では配信の良さについて語りましたが、本記事では現地初参戦の様子と感想を述べていきますね。
はじめてのライブ(現地編)
結論から言うと思ったより遥かに楽しかったという感じですね。
「待て待て、Twitterではあんなにギャーギャーと騒いでいるのに何が思ったよりだイ。最高の間違いじゃァないのか?」
聴こえますよ、そんな声が。とっても楽しかったです。とっても楽しかったですけど、少しだけ、ほんの少しだけ思うところがあるんです。予め述べておくと、この思うところというのは初参戦のわたしだから感じうるところであって、ライブの出来というか、評価自体は100000%神です。わたしは周りで発狂していた(これ、比喩ではないです)人々と比べてほんの少しだけ楽しみきれていなかったと思っていて、その理由はすべてわたしの中にあります。
良かった点とちょっとだけ気になった点をまとめておきますね。後半のは愚痴っぽくもなりやすいので無視してもらってぜんぜん大丈夫です!
良かった点
・みんな一緒にライトを振るということ
・知らなくても泣ける
気になった(?)点
・100%楽しみきれるのは次回以降なんだなぁ…
・オール・シークレットと担当の数
では、行ってみましょう。まずはいいとこから!
・みんな一緒にライトを振るということ
Pの数は半端ではないのでこれを言っても特定の誰かのことを指すとは思えないので、具体的なエピソードに乗せちゃいますね。
ライブ前の準備は結構念入りに調べたので、きっちりとやりました。ペンライト2本と、換えのボタン電池と、そしてウルトラオレンジ。スッゴい光るらしいですね。これを10本。流石に買いすぎだよね〜張り切り過ぎだよね〜エッヘッヘ。なんて思ってましたね。(ちなみにこれで6000円くらいかな?意外とかさむけどペンライトは再利用できるし、まぁ許容範囲でしょう)
入場するとわたしの席は、スタンド席の半分よりもっと後ろの方でした。ステージの声優さんを見るにも双眼鏡かカメラ越しに見るしかないくらいに遠かったです。まぁはじめてだし、こんなもんだよね……なんて思ってました。
わたしの隣には、高垣楓の法被を来た見るからに歴戦のツワモノが。すごい、栄養ドリンクとか並べてるよ。こういう歴戦の人は、さぞかし後ろの方に来たのがもどかしいんだろうなぁ……声優さん見たいんだろうなぁ、なんて小生意気にも想像しています。
ライブが近づくにつれて、バックグラウンドに流れる音楽に手拍子を合わせたりして、みんな嬉しそう。今か今かと待ち焦がれている人々をわたしはちょっとだけ俯瞰視していたというか、外野気分で眺めていました。
ほうほう、これがライブ前の雰囲気ね……。
バックミュージックが止み、注意事項とオープニングムービー。その後、全員が席から立ち上がりました。わたしも釣られて立ち上がり、一曲目が始まります。
Never say never.
おっ、しぶりんだ!なんて思いつつも棒立ちでいたら、急にスタンドが青く染まりました。
これ!ここなんです。
前日に配信でも見ていたんですよね。曲が始まるとみんなが一瞬でペンライトにイメージカラーの光を灯す。何を当たり前のことを……なんて思う方が多いかもしれませんけど、これがわたしからすると激しく衝撃でした。
スッゴいきれいなんですよ。いや、ホントに。
なんならしぶりんの声優さんごめんなさいと思うレベルでキョロキョロと周りを見渡していました。後ろもぐるーっと振り返りました。曲に聴き入るよりもまず、その光の数と明るさに驚かされたんですよね。
そのときになるまであんまり想像できていなかったんですけど、趣味や決まりを共有する人が数万人も集まってみんなで光を灯す行為は、人を否応なしに感動させるのだと改めて知りました。これは、配信ではわからない。ペンライトの青い海を見た瞬間に思いましたよ。
スゲーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(語彙力)
って。
遅れてわたしも慣れない手つきでペンライトをカチカチといじって青く光らせたときにはもう曲も終盤の盛り上がり。
先程の楓Pさんはペンライトを持ってませんでした。「こんなに気合入っているのに忘れたんでしょうかね…?」とか思ってチラリと覗き込んだ瞬間。
!!!!!!!カッ!!!!!!!!
手の中からオレンジ色の炎を生み出していました。熊本県民かな? 至近距離でその発光を食らったわたしの目が焼けます。
そう、それこそがウルトラオレンジ。会場を見渡すとちらほらUOの光が見えました。いや、強っ。ペンライトの光が海だとしたら、UOは星です。一人ひとりの強烈な光が、とにかく目立つ。
ナルホド、こういうときに使うのか!なんて思ってわたしもUOを2本パキってしました。その光が至近距離で私の目を焼きます。ペンライト2本とUOをブンブンと振りながらノッたら、もう楽しい。今までの俯瞰とか不安とか達観とか全部吹き飛んでブンブンしてるだけで楽しい。スゲースゲー言いながらフリフリしてたら一瞬でUOのオレンジは消え、曲は終わってしまいました。
楽しいなぁ……もっと振りたいなぁ……。
その欲望は一瞬で満たされるのでした。
パ・リ・ラ
でした。
パ・リ・ラ
私がUOを使い切ったのは4曲目です。
おばかだね〜。
もう脳みそ溶けました。全員がUOパキったら会場の輝度は条例に触れます。UOの抜け殻をカバンに詰め込みながら思いました。
ライト振るの、たのしいなぁ。
でもさ、隣の人に合わせてパキって足りないとは思わないじゃん…。なんで4袋(100本)も持ってるのさ楓Pさんよ。知らないよ……。
ちなみにTwilight Skyで前方の席じゃなかったことに心から安堵しました。UO尽きてたのもそうですけど、あれは初心者は後ろから見るといいですよ。絶対に泣きます。
まぁなんにせよ、ライトをふるのは楽しいし、それだけで一個のエンターテイメントです。お試しあれ。
・知らなくても泣ける
ライブの内容全部さらってたらハードカバーを書けるくらいにきりがないので、印象に残ったエピソードをば。
隣の人、歴戦の楓Pだと述べたと思います。で、2nd見ていた人も、多分そうじゃない人もおわかりのように、楓さんの声優さんがいらっしゃってこいかぜを歌いました。唄いました、といったほうがいいかな。
隣の楓Pさん、号泣してました。
号泣しながら緑色のUOみたいなやつを振ってました。わたしの目が焼け……ません。緑色は目にやさしいので。
「オイオイヨ、泣いてたとか本人の許可も取らずに勝手に書くのはちょいとばかし失礼なんじゃないかねェ?本人が見たらどう思うかなぁ?」
みたいな声は……多分上がりません。
みんな泣いてました。
わたしも泣いてました。
これは面白いことに、隣の方の感情のほんの少しだけだとは思うんですけど、流れ込んできた気がしました。たぶんミラーリング効果の亜種みたいなものだと思います。一緒にライトを振っているうちに、自分と同じ行動をしている人が受けた情動がこっちに入ってくるようになるという感じです。チンパンジーでも認められているらしいので、猿のようにライトを振っていたとしても人類であるところのわたしには当然ヒットします。
涙が止まらん。
声優さんの名前も経緯も知らないのに泣いてる。
あとで調べると早見沙織という高垣楓の声優さん、中々ライブに都合がつかなくて全然来られない時期が長かったみたいですね。そういう文脈を知り、何年も何年も待ち続けた上で、やっと来た声優さんの歌を聴いて号泣する人
の、横でなぜだかしらんけどコンタクト取れそうなくらいグジュグジュになって泣いている初心者。こんなことが平気で起こります。
他にも十時愛梨というキャラの声優さんが来てくれたときもどよめきと啜り泣きが聴こえました。経緯はよく知らないけど取り敢えず一緒に感動して泣いてしまいました。なんなんですかねこれ。
なんにせよ言いたいのが、あまり経緯とか知らなくてもそれなりの共感能力があればそれなりに(ここ、重要)情緒はグラグラと揺らされるし泣いてしまうこともある、ということですね。
いや〜現地ライブ最高ですね。で、次の話。
・100%楽しみきれるのは次回以降なんだなぁ…
ここでその話するんかい!というところではありますね。この話スッゴい短いです。
今までの話で語ったように初参戦でもライブはとってもとっても楽しいです。けど、明らかに自分より周りの人のほうが楽しいし感情ズタボロになるまで振り回されているんですよね。現地ライブは、はじめてでも楽しい。
のですが、例えば。
今回はUO足りなかったです。もっとUO買ってれば好きなだけフリフリできたのに……。単純ですね。
例えば。
"隣の方の感情のほんの少しだけだとは思うんですけど、流れ込んできた気がしました"って書いたように、わたしに流れ込んできたのは、ほんの一部の感情です。当事者以上に揺れているわけではありません。当事者になるということは、そのアイドルとともに、辛くても苦しくても、思い通りのライブでなくても、どんなときでも耐え忍び耐え忍び、ときには挫折し、そしてその先に得られた感情の発露を得るということです。当然こんなのは初心者にはちょっと難しいんですが、自分より遥かに苦しみ、楽しんでいる人を見るとちょっと、妬けちゃいますよね。今回の自分はライブの楽しみ方を100%引き出しきれていなかったのだとわかるとちょっぴり冷静になっちゃいますよね。
わたしははじめてのライブとしては100点満点くらいの楽しみ方をしたつもりですが、もっと早く出会っていれば1億万%の楽しみ方ができたはずなんです。それがちょっと、悔しいですね。
それと、
声出したい!!!!
ってみなさん言ってますけどわたしも言いますよ。絶対に声出せたほうが楽しい。にっくきSARS-CoV-2。奴らさえいなければ喉が裂けるほど叫んでやったのによォ……。次回以降は声出せたらいいですね。それも心残りですが、誰が悪いということではありませんよ。
・オール・シークレットと担当の数
一方でこれはハッキリと気になったことです。セトリはもちろん出演者もオール・シークレットでも今回のライブは大成功だったと言われています。恐らく感染症に罹患すると当然出れなくなることや、その他色々な要因を考慮した上での話だと思います。実際多くのPは満足度天井突破しているのではないでしょうか。わたしもめちゃくちゃ楽しかったです。
ただ、出なかったんですよね。2日目は。生でも観たかったなぁ……
これも誰が悪いということはまっっっっっっっったくありません。運営さんには過去最高のライブをありがとうという気持ちでいっぱいですし、声優さんも1日目に出てくれたときは本当に嬉しかったです。出なかったのには様々な要因がありますし、推しの声優さんを責めるなんてことは全くありません。
ただ、2日目のライブ、泣いたり笑ったりしていましたが、終始常に「〇〇さんは出るのかなぁ……?」って気持ちがグルグルとしていました。同じような境遇の方々で、担当の声優さんが出た人の喜びは想像に難くないです。上のほうで述べた楓PさんやとときんPの方々の喜びはこちらに伝わってきているのですから。わたしの担当のうちひとりの声優さんは出てくださいました。本当にありがとうございます。感謝の正拳突きしますね。押忍!
でも、出るか出ないかわからず、そのままいつまでも待ち続けて、ちょっとだけ、ライブへの集中が途切れていた時期はありました。出るか出ないかわからない状況は、出たときの喜びを増やす代わりに出なかったときの残念感も、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、増えるのですね。ライブも終盤になると来ないと割り切って楽しめるようにはなりましたけどね。
ここから言えるのは
2日とも行けよ……初参加だからって甘えんなよ……
ってことだと思いますけど、これは違います。ガチャにしても額が額です。2日とも行くかどうか、という話を覚悟やら愛やら何やらの話にするのはちょっと無理があるのではないかと思います。推しが来るかわからないライブのために26000円+交通費宿泊費その他諸々を出費できるだけの覚悟がわたしにはなかったということではありますが……それを言われたら逃げ場がないのですが……そういう負荷が強すぎるのは、良くないのです。未来予知ができればなぁ……。そうしたらポタジェに万突っ込んでその金でday1参加したのになぁ……。
閑話休題。誰が悪いとかではなく、このライブの特徴の話だと思ってもらえると助かります。
以上で現地ライブの感想を終わりますね。
後半愚痴みたいになってすみません。取り敢えずライトブンブン振って涙流せば初参加でも楽しいってのが要点になります!
あれば次回はライブに関するその他諸々のお話をします!
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