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薄味がよろしい?

鍾馗くん、プロペラ鋳込み、前述の通りえらい目に遭いました。
削り出し/研ぎ出し行った結果としても「うーん」な感じ、
これでスケールアヴィエーションコンベンション、応募して応募完了通知を頂きました。
ほかはオーソドックスにシワ表現/たわみ表現を行い仕上げました。
この表現行うようになってからは派手なチッピングやウェザリングができなくなり、せめてヘアライン表現止まりになってしまいます。
ウェザリング等を行うとせっかくの撓み表現が見えなくなってしまうからなんです。
表面がプレーン状態やリベット表現くらいまではできる(と思う)んですけどね。

歳のせいか撓み表現もそこまできつく行わなくなりました。

なので、下色でグレートーンを変えて塗り分け、最後に銀塗装で仕上げました。
後でかる~く1500番相当の紙やすり当ててヘアライン表現を行い、最後に黒で墨入れ、これでフィニッシュ。
ディティールも色使い、カラーリングも大人しくなりがちになってしまうのが少しさみしい感じになっております。

実機のプレシジョンを模型にそのまま落とし込むと、ディティールは味気なくなるし、逆に色はどぎつくなる。
やはりディフォルメもエフェクトもバランスというものがあると思うんですよね。

味気ないけど綺麗さ重視!
塗膜が薄ければ薄いほど大きく見えるマジックがある


エグい仕上がりを忌避するというよりも展示会などで見学して自らが「いいな」と思う作品を眺めてどう製作したり塗ったりしたのかを考えてきたという感じでしょうか?
承認欲求のウケ狙いもありますが、なじませることに重きを置くようになり突出したものは有りませんが、しっくり来る作りと塗り、
特に塗膜の綺麗さと薄さによる上品感を目指しております。


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