米国留学時代の衝撃〜教室でドゥーユーハヴァアタンポン!?と叫ぶ女子〜
今でこそ生理のことについて公に発信していますが、米国に留学するまで、友達やましてや親にすら生理のことを話すのはとても難しいと感じていました。気恥ずかしいというかなんというか、話しづらいなあ…という感じで。
生理中だって気付かれるのも嫌でした。ナプキン足りないから買って欲しいって言わなきゃ…いつ言おう……とギリギリまで悩み(自分で買いに行くのはもっと恥ずかしくて無理だったんです)、母から「ナプキン足りてるの?」と聞かれてようやく、もう買わなきゃいけない、と言える子だったのです。
そんな私ですが、高校時代に米国に留学に行き、生理のことを話すのって難しく感じる必要もないんだ、恥ずかしいことでもなんでもないんだと思うようになりました。そのきっかけが表題のエピソードです。
忘れもしません。数学の授業が始まる前に生理が始まってしまった子がいて、タンポンを持っていないかクラスの女子に聞き回っていました。誰も持ってなさそう…となった時、クラスのギャル目の女子が男子が集まるテーブルに向かって、"DO YOU HAVE A TAMPON??!!" と叫んだのです。この時びっくりしました。もうカルチャーショックすら通り過ぎました。そんな大声で聞く?しかも異性に??そもそもタンポンって何か知ってるんだろうか…?ていうかなんて答える…???
聞かれた男子は笑ってノーと答えてました。タンポンは何かもちろん知っているようでした。
この時頭の中で何かがビビビビビ!!!っとなりました。誇張ではなく本当に。それぐらい衝撃だったのです。生理に関することを教室で話していいんだ!というかこんなに自然に受け入れられている事柄なんだ!と思って。
そこから生理に関する自分の向き合い方や考え方が大きく変わりました。恥ずかしいことじゃないんだな、隠さなくても良いんだなと感じるようになり、またタンポンにも挑戦しようかな…?という考えに。帰国後は足りなくなる前に親に伝えて買ってきてもらうのではなく、自分で選ぶ!!と言ってドラックストアに買いに行くようになりました(生理用品は色々試したので別に記事を出します〜)。
タンポン事件(?)のおかげですね。生理をオープンにしない、という考えを否定する気はもちろんありません。ですが、もし昔の自分と同じように恥ずかしい、でも言えない……と感じる方の一助になれば嬉しいです。