昔夢で見た、今日の話。

特に小学生の頃、正夢をよく見ていました。

と言っても、深く眠るタイプなので、起きた時にはどんな夢を見たのか覚えていません。夢を見たのかさえ覚えていない時の方が多かった気がします。

でも、１日に一回は「あ！この光景昔夢で見た！！」っていう出来事がよく起きていました。友達に「またー？」って呆れられるほど。全てが夢で見た通りに進むこともあるし、夢の中では怒られてたのに現実では怒られなかったり。

例えば、小学生の時に、中学生の私が中学で出会った友達と仲良くお喋りをしている場面を夢で見ました。夢の中では、誰だこれって思ってて。しかも、起きたら、すっかりそんな夢を見たことを忘れていました。

しばらくして、中学の入学式直後くらいに、違うクラスの名前も知らない女の子を見て、「あ、この子夢で見た」「多分、私この子といつか仲良くなるんだ」って思いました。その女の子とは、中学三年生で初めて同じクラスになり、仲良くなって。高校を卒業し、その子が地元を離れてしまった今でも連絡を取っています。

夢を見たことすら覚えていないのに、ある日のある場面を見たら、それが昔夢で見たことがあるものだって突然記憶が戻ってくる。

今の出来事を過去の私が夢で見てることも不思議だし、ずっと忘れていたのに、スッと思い出せるのもすごい不思議です。

中学生に上がった頃から、だいぶそういう夢を見る回数が減って、最近は、そういう夢を見ていたことすら忘れていました。

でも、ついさっき。それが起きたんです。

いつも通り、パソコンでブログを書いてて。机の前の壁には、いつもと同じ飾りがあって。家族のBOSEを勝手に占領して、大好きなAlessia Caraの音楽をいつものように聞いてた。手元には、今日のやることリストがあって、ブログを書く！マレーシアの大学のホームページを見直す！って大きい字で書かれてた。

いつ”今起きている出来事の夢”を見たのかは、覚えていません。でも、なぜかその時、「え、ブログなんてやってるの？え、海外の大学を目指してるの？え、浪人しているの？私が？ありえない」って、夢の中で困惑したのを覚えています。

運命って、正直信じていません。

私は、運命っていう決められたものがあるなら人生はつまらないなって少し思っています。でも、私の変な人生は、運命に引っ張られてここまできたのかなって少し思いました。