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ツマグロ日記2
2020年の7月は長雨で、明けた8月は猛暑、これでは成虫も卵を産み付けに来ないのかな。スミレは今年1回目の産卵・生育のあと、再び茂っているのに。と思っていると、さにあらず、近頃葉が減ってない? 葉に隠れて見えないだけだった。空いた葉の間に、成長途中の幼虫を6匹確認した。
幼虫達の食欲は旺盛で、このままで葉が足りるか気になったが、流石に、点在する株の間を移動していた。
それでもほぼ完食状態。約3メートル離れた塀の途中に移動した1匹を見つけた。蛹化直前のサイズまでになっていたから餌はもう大丈夫かな。
夜更けに、あとの子たちはどうしたか気になって見に行くと、郵便受けの下の塀を3匹が連れ立って上っていた。
同時に産み付けられたのではないのか、成長のサイズはまちまち。餌が無くなると蛹になるって言うけど本当かな?そうなら上手くできてる。
郵便受けは塀から 3センチ程出ているので、そこにぶら下がれるけど、人通りがあるからちょっと恥ずかしいかも。配達の人も見て わっ、となるかと気になり翌朝見に行ったら、僅かに残った葉を再び食んでいた。
スミレの種を採って庭に撒いておいたのに、全然芽が出ていなくて補給ができない。
前回の羽化不全事件がトラウマになって、今回は捕獲しないでいた。