ルカ・コレオショ フベニールながらカナダA代表に呼ばれた男とは何者なのか
昨日、カナダA代表に選出されたとの報道があったフベニールA所属ルカ・ウォリック・コレオショへのインタビュー記事を発見しました。
アメリカのサッカーメディアAmerican Soccer Now(ASN)の記事(11月30日投稿)になっており、当時は周りも本人もアメリカを選ぶ流れだったのかアメリカ目線の話となっています。
エスパニョールで前進するルカ・コレオショ、2022年の大きなステップを目指す。
若きルカ・コレオショは、スペインでプロとしてのキャリアをスタートさせるため、厳しい道を選択した。ヨーロッパでの最初の数年間は順調だったが、コネチカット出身の彼は現在、重要な段階を迎えている。ASNのブライアン・スキアレッタは、アメリカU-20とエスパニョールのホープに、彼の過去とこれからのステップについて話を聞いた。
ルカ・コレオショ（2004年9月15日生まれ）はコネチカット州ノーウォークに生まれ、アメリカ東海岸でプレーを発展させた。7歳からトランブル・ユナイテッドでプレーし、やがてマンハッタン・キッカーズへ移籍する。
そこで、このウインガーは急速に成長し始める。
「そこでバルセロナ出身のコーチと出会い、2度の遠征を経て、すべてが始まったんだ。」とコレオショはASNに語った。「そこではかなりうまくいったし、コーチも僕がスペインで成長するのはいいアイデアだと考えていた。両親もそれを考えていた。私はまだ若かったので、あまり深く考えていませんでした。ただ、とても楽しみだったし、プロとして成功したかったから、本当にやりたかったんだ。」
カナダ出身の母を持ち、イタリアのパスポートを持つコレオショは、ヨーロッパ遠征でインパクトを残し、CFレウスに入団することができた。この夏、彼はスペインで大きな動きを見せ、バルセロナに本拠地を置き、最近リーガ・エスパニョーラに再昇格した歴史あるクラブ、エスパニョールへ移籍した。コレオショは、クラブのU-18チームに参加することになった。
スペインでの生活について、コレオショはこう語った。「2つの言語を学び、人々や様々な種類の食べ物に慣れなければならない。若い頃はたまに辛くて、ホームシックになることもありました。」とも。「今もそうだけど、昔ほどではないんだ。」
エスパニョールでの生活は、レウスでのそれとは異なっていた。そのため、同じようなキャリアを歩んでいる若い選手たちとの絆が深まったという。「僕はエスパニョールの寮生なんです。他の選手も家から離れて暮らしている。その中には家に帰れる子もいるし、遠い地域、国から来た子もいる。みんな同じような苦労をしているんです。」
これらの選手の多くは、キャリアの中で重要な転換期を迎えている。多くの選手が直面する最も困難なハードルは、ユース選手からトップチームレベルのプロ選手への転身である。ユースからプロへの移行は容易ではなく、ユースで最も有望とされた選手でも、移行できない選手は少なくない。また、トップチームでチャンスを得ても、限られた期間しかそこに留まることができず、次第に下のレベルへと落ちていく選手もいます。
チャンスを得て、それを生かしてトップチームのレギュラーになる選手もいる。しかし、そのような選手は少数派である。
コレオショの場合は、まだ何とも言えないが、初期の兆候は有望である。すでに今シーズン、エスパニョールのトップチームの練習に招待されており、これは同年代のクラブのトップ選手だけが要請されることだ。
トップチームの練習について、コレオショは「かなりいい感じです。初めてプロと一緒に練習したときは、プレースピードに慣れるのに苦労しました。そこにいる選手たちは皆、本当に経験豊富だ。彼らのプレーに慣れるしかないんだ。また、自分のプレーに自信を持つことも必要です。プロになれたのは、自分のプレーが評価されたからであり、それを継続しなければならないです。あそこにいるほとんどの選手はいい人ばかりで、みんな僕を助けてくれるんだ。僕が何をしなければならないか、何を改善しなければならないか、どうすれば正しい方法でやれるかを教えてくれるんだ」。
「ただ、コーチングスタッフが僕をどうしたいかによります」と付け加えた。「正直なところ、彼らと一緒に練習することは可能だが、それだけ。これから次第だ。今は、この年齢で自分自身を証明し、進歩し続けなければならない。そして、彼らが僕がジャンプするのに適した時期だと考えるかどうかにかかっているんだ。」
一方で、コレオショには別の目標もある。COVIDのために長い間中断していたU-20アメリカ代表が、2023年のU-20ワールドカップと2024年のオリンピックへの出場権を獲得するために、来夏の大きな大会に向けて始動していることを彼はよく知っている。コレオショはウイングとして、ケイド・コーウェルやケビン・パレデスといったアメリカの若いトップ選手と厳しい競争を強いられることになる。
コレオショは過去に一度、アメリカユース代表に招集されたことがあるが、今はクラブでトーナメントが控えており、クラブレベルでも良い位置につけているので、近い将来、再び参加することを望んでいるようである。
「2019年にU-16でプレーしましたが、本当によかったです。」とコレオショはアメリカ代表でのプレーについて語った。「それは私にとって初めての経験で、スペインで私と同じリーグでプレーしていたもう一人の子を知っていたので、彼と一緒にそこに行きました。そして、本当にいい経験になりました。母国を代表してプレーすることは、僕にとって素晴らしいことだと思う。もし呼ばれたら、喜んで行きたいと思います。」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？