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2024年夏アニメ書類選考

■はじめに

例年に遅れてやっとこ梅雨に突入したわけだけど、やってられない湿度の高さ。オフィスワーカーで運動不足ということもあり、最近卓球で体を動かしているのだが、暑さで中断するのも近い(エアコンをかけるほどの時間でもないため)。

春アニメがどうだったかというと、「このすば」と「忘却バッテリー」を早々に解雇してしまったので、作品数はかなり抑えめになった。ただ、その代わりといってはなんだけど、YouTubeでやっていた「コードギアス」の無印+R2毎日1話ずつ放送を無印の9話あたりから見始めて完走したのと、「カウボーイビバップ」を一気見したのと、「攻殻機動隊」の一期+二期+SSSを一気見したので、話数でいうと異常な量を見ている(ことに振り返ってみて気づいた)。「カウボーイビバップ」以外は再視聴だったんだけど、覚えているところはああこれが伏線になってたんだなと思いながら見れたし、そうでないところは新鮮な気持ちで見れたし、とても楽しかった。「カウボーイビバップ」は、毎回短編映画を見ているようで、タイトルとストーリーと音楽との関連性がとても強くデザインされていて、完成度が高くとても気に入った。古い作品ではあるけど、気にならないくらい面白いので、ぜひぜひ。
少々長くなってしまったけど、前置きはここまで。夏アニメを見ていこう。

(前回記事はこちら↓↓)

■継続雇用(前クールから引き続き)

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

■再雇用(続きもの)

推しの子(二期)

原作既読。OPはGEMN「ファタール」。GEMNはどうも謎のアーティスト、らしい。タイトルは(破滅的な)運命、という意味だけど、「ファム・ファタール」(魔性の女)を意識してるのかも。

NieR:Automata Ver1.1a(二期)

原作未プレイ。OPはLiSA「ブラックボックス」。PVでちらっと聞けるけど、めっちゃよさそう。というか、PVのクオリティが凄いので一回見てほしい。

銀河英雄伝説(三期)

原作未読。すでに劇場公開済みの三期と四期が続けてテレビ初放送+TVerで各話1週間限定配信。ただしテレビは関東(日本テレビのみ)の模様。非関東民はTVerで見ましょう。と思ったら、このエントリを書いている途中に各配信サービスで配信が決まってた。安心してください。配信ありますよ。

■本採用(ほぼ継続視聴確定)

小市民シリーズ

「氷菓」と同じ米澤穂信(通称よねぽ)原作小説のアニメ化。原作は春夏秋冬の4部作で、確か秋まで読んだはず。というのも長らく冬が出てなかったんだけど、今年ついに冬が出て完結。そのタイミングでアニメ化、ということだったんだろう。
よねぽらしくビターな(というには苦すぎる)青春が味わえる作品。直木賞作家だけどそれを売りにしてないのは、ターゲット層が違うので売りにならないのか、直木賞が売り文句にならないのか(後者だとは思いたくないが……)。

2.5次元の誘惑

原作既読。ジャンプ+で連載中漫画のアニメ化。ジャンプ+連載中の漫画の中で、一番好きな作品と言っても過言ではない作品。ジャンプでこういう雰囲気の漫画って、一昔前だとどうせお色気ラブコメなんでしょ、ってなってたと思うけど、これはそうじゃない。愛が詰まった熱血コスプレ漫画。作品の骨格を見れば、まさしくジャンプ作品。アニメのクオリティもよさそうなので期待。

■仮採用(3話くらいで見極め)

魔道具師ダリヤはうつむかない

原作既読。「小説家になろう」で連載中のWeb小説のアニメ化。例によって(?)異世界転生スタートなのだけど、前世の知識で無双する、というわけではない。自己肯定感低めな主人公がめげずにコツコツ努力して、ささやかでも前向きに生きていこう、とするところが主題にあると思う。ただ、相棒ポジションになるヴォルフ(原作では本人が困るくらい容姿が整っている)が、ふつうの優しそうなイケメン程度になってて、それだけが残念。割と大事な要素なので、そこはこだわってほしかった。実際見ればそんなに気にならない、となればいいのだけど。

■バイト採用(とりあえず1話)

杖と剣のウィストリア

原作未読。「ダンまち」の大森藤ノが原作を担当する漫画のアニメ化。「ダンまち」は割と好きなので見てみようかなと。ただ、PVを見る限り設定は比較的よくある感じなので、展開もよくある感じだったらあまり見てもな、という気持ちもある。ということでこの枠に。

ばいばい、アース

原作未読。「天地明察」「蒼穹のファフナー」の冲方丁原作小説のアニメ化。先に挙げた2作品はどちらも好きな作品。なのでこれも期待していたのだけど、PVを見てとても不安になってしまった。ストーリーが全然伝わってこず、何が魅力なのかわからず、ワクワク感がまったくない。もちろん私の感想なので、そうでない人もいるだろうけど。という理由で、この枠になってしまった。いい意味で裏切ってほしい。

■おわりに

ここまで書いて気づいた。全部原作付き作品だということに。とはいえ原作知らないやつもあるので、そこは純粋に楽しみ。NieRはゲーム原作で、だいたいゲーム原作アニメはとっつきにくい作品が多いんだけど(経験談)、こんなに楽しみにできるのはうれしい。夏アニメながら見る作品が多いので、春みたいに配信サイトで過去作をすごい勢いで見ることはないと思うけど、そのぶんいろんなものに触れられるということで。ではまた。


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