ある男

意味も不確定な計画

明日は休む日 と言った矢先

その時、神になりたがった
初め誰にも言わずただ地面を歩き過ごす
ただ地面を歩くただ地面を歩く
ただ地面を歩くただ地面を歩く
ある日のうっかりした時間に
酒場で人は笑い、肴とした
誰も彼も笑い、肴とした
片手に酒瓶、肴とした
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想像力が全てに名と形を与えてきた。
全て、すべて、宗教、or something.…
救いを求めて作り出された幻想たちは走る。体力は尽きない。数百億の命は燃料になった
俺は何の宗派でもないし石で出来た像の首を蹴っ飛ばすことも出来るが、それとは矛盾したことをひっそりと思っている。
神はいつも俺に味方している。
俺は病気ではない。
俺は知っているのだ。
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彼の後ろはもう闇ではなくなった、人間は見物とした
脳の大半を意志が占める輩が集い集う
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その時ある男が神に近づいたと一報
全員一度は手を止めた
どこであっても何が頂点なのか、Ruleがある
Ruleは概念によって概念として生み出された
Ruleに逆らう概念は存在できないのである。存在できないのである。

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無価値と言った奴は土に還った
不可能と言った輩は土に還った
共に生きた兄弟達も土に還った
誰も彼も土に還った
それは100憶歳をとうに越えた彼の記憶の中にも見えた
最後の酒を交わし、土を見届けた
その宴会は中断され、6日間は再開されなかった


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