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① Zabutton Hostel and Coffee

6月11日。
人生はじめてのホステルは麻布十番にあるZabutton Hostel and Coffeeさん。

20:00までのチェックインで19:55分くらいに着いてしまった。
外観はオシャレなカフェ、高級感というよりも温かみのある居心地の良さそうな印象だった。
(写真を撮りに下に降りた時にはすでにシャッターが閉まっていた。。)


申し訳なさそうにお店に入ると、カフェのマスターらしき人が優しく迎え入れてくれた。
なんとも気のよさそうな人だ。

名前や住所などの簡単な受付を済まし施設の案内を受けた後、気づくと自然とマスターとの会話が始まっていた。

ホステルを運営してる人は世界一周の経験者が多いと思っていたがマスターは違っていた。
35歳になって勤めていた会社を辞め、中国に渡った。
当初はアメリカに行きたいと思っていたそうだが、これからは中国が伸びると考え、中国に決めたそうだ。
素直に決断力と行動力が素晴らしいなと思った。

マスターの話によると、このご時世にしては珍しく相部屋に3人宿泊客がいるとのこと。
日本人は自分だけだ。どんな出会いがあるのか。

階段を上がり2階の部屋に行くと中国の内モンゴル出身の方と出会った。
軽く会釈をしてまずは部屋に入ってみた。
初めて見るドミトリーの部屋は想像よりも綺麗で全く問題なく寝れそうだなと感じた。
それと同時に世界にはどんな部屋があるんだろうとワクワクする気持ちにもなった。

部屋を出ると彼の方から話しかけてくれた。
日本の方ですか?とても上手な日本語で温かみのある印象だ。

11年間日本に住んでいて、これから故郷に帰ると楽しそうに語ってくれた。
コロナの影響で帰るだけでも30万円くらいかかってしまうのは悲しいが、待ってくれている友達や仲間に会えるのは楽しみだと。

内モンゴルでは羊の丸焼きがとても美味しいそうだ。
外側はカリッと、中はジューシー。最高の状態。
彼の地元を訪れた時はご馳走してくれることを約束してくれた。

翌朝お風呂に入り、ホステルの屋上に上がった。居心地の良い空間が作られている。

気温もちょうど良く、最高に気持ちいい朝だった。

ホステルに泊まるとカフェでドリンクが一杯飲めるので、朝はホットのレモンティーを。

これもまたすごく美味しい。優しい味。


1日目のホステル暮らしはこの辺で終わり。




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TOKYO HOSTEL STORY
ご覧いただきありがとうございます。少し高めのホステルにも行かしていただきます。