パリ五輪と寝具メーカーが賭けるワケ。|リケジョママ【ととのえ】
こんにちは。1才と3才の子育て中、リケジョママです。
などなど、睡眠に関わるお悩みを持つあなたに、研究結果などリケジョの視点と、子育て中のママの視点という2つの側面から、お役立ち情報をお届けしています。
今日から、パリパラリンピックが開幕しますね〜〜🎉
開会式は、日本時間で午前3:00から。私は諦めて寝る予定です(笑)
さてさて、五輪ともなれば様々な企業がスポンサーとして参加するわけですが、中でも参加するほぼ全ての選手がお世話になる日本の企業・・
それが、「エアウィーヴ」です。
パリ五輪とパラリンピックの選手村に1万6千床ものマットレスを提供。
ベッドの本場であるヨーロッパでの開催で、日本のマットレスが採用されるのは快挙。
ほぼ全ての選手が、エアヴィーヴのマットレスで睡眠をとった後に、大事な試合に臨むことになります。
先日TV番組「ガイアの夜明け」で、この舞台裏を放送していました。
などなど、面白いところがたくさん。
☑︎マーケティング
☑︎フランス人の気質と日本人の良さ
とか、色んな視点で記事が書けそうですが、この記事は
というあなたに向けた記事。
「何故、エアヴィーヴが五輪に賭けるのか」
そんなところから、睡眠の重要性について紐解いてみましょう。
閑古鳥から大旋風へ
エアウィーヴが発売されたのは2007年。それから、17年。今や売上は200億越え。
しかし、発売された当初は全くと言っていいほど売れず、社員はやることがなくて「草むしり」に没頭したとか・・(笑)
そんなエアウィーヴがとった作戦が「スポーツ選手に提供する」というもの。
そんな控えめな提案だったものの、最初にエアウィーヴの良さに気がついた選手がフィギュアの浅田真央選手です。
浅田選手はエアウィーヴを使って「睡眠の質の大切さ」に気がつかれたとか。
ちなみに、浅田選手が遠征にも持っていくほどエアウィーヴを気に入ったことを、エアウィーヴの社長は TVの中継で知ったとか・・!
睡眠でスポーツの成績が変わる
「エアウィーヴ」の「スポーツ選手に提供」作戦は続きます。
と日本の選手へのマットレス提供枚数を増やしていき、
そこで得られた結果が、こちら▽
なんと、エアウィーヴで寝るだけで「スポーツの成績が向上する」という結果が得られたのです。
「睡眠の質は大事」ということを目に見えて実感できるもの、それがスポーツ。
だからこそ、寝具メーカーエアウィーヴは、五輪を販促のトリガーとして賭けてきたのですね。
パフォーマンスは改善するものじゃない
さて、ここまで「エアウィーヴの社員ですか!?」というような記事を書いてしまいましたが(笑)、私が言いたいのは
ってことではありません。
5,000円の敷き布団で子どもと”おしくらまんじゅう”して寝ている私に、10万越えのマットレスを他人にオススメするなんて・・
そんな無責任なことは出来ません😢
お伝えしたいのは「睡眠って、やっぱり大事なんだよ」ということです。
元プロ野球選手である高森勇旗さんが書いた本「降伏論」に面白い一説がありました。
☑︎パフォーマンスを取り戻す
そのために出来ることが沢山ありますが、そのうちの一つが「睡眠」だということは、様々な研究によって自明の理となっています。
睡眠環境を見直してみよう
睡眠は、毎日行っているものだからこそ「悪くなっている」という事実に気が付きにくいんですよね。
私自身も、引越しによって睡眠環境が良くなったことで、明らかに睡眠の質が良くなって驚いたことがあります。
それまで、自分の睡眠に不満を持っていなかったからです。
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☑︎寝室を遮光・防音カーテンに変える
☑︎部屋の温度を適温に設定する
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などなど。今の寝室を
☑︎より静かで
☑︎より暗く
☑︎より快適な寝室
にする工夫を考えてみてはいかがでしょうか?
あなた本来のパフォーマンスを取り戻しすきっかけになったら嬉しいです^^
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【この記事を書いた人】
東京工業大学卒業後、製薬会社に入社。MRを経験したのち2018年にヨガインストラクター・フリーライターとして独立。「気になったらとことん調べる」リケジョ的な視点と、1才3才のママとしての視点から執筆を中心に活動中。「パフォーマンスは向上させるのではなく取り戻す」がモットー。