【直前予想】RIZIN.26 数試合だけ

本日大晦日開催のRIZIN.26 後程の答え合わせも含めて書いておきます。

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15試合ありますが、興味がある5試合だけ

先ずは佐々木憂流迦vs瀧澤謙太

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予想:佐々木選手一本勝ち

修斗→UFC時代と寝技の強さはノーギでも突出していた佐々木選手ですが、打撃とテイクダウンのコンビネーション(繋ぎ)と位置取りに難があり、テイクダウン出来ないと結構打撃もらうことがありましたが、休んでいた期間で打撃が伸びたとのこと。また、UFC時代に落としたフライのフレームで細かったですが、休養期間で体重も増えバンタムのフレームですね。

バンタムでもリーチは長いので瀧澤選手の打撃の間合いの前にテイクダウンを1度でも取れたら圧倒する可能性が高いです。

対する瀧澤選手は高校時代レスリングしていましたが、日本の場合はインハイで上位になって大学レベルでやっていた選手じゃないとレスリング力云々はあまり参考にならないので、やはり得意の打撃で勝負でしょう。

僕の師匠から直々にヴィジョントレーニングを受け元々良かった反応は伸びています。また寝技も田中路教と練習しだして相当受けが上がっている印象で立つのが上手いです。

ですが、フィジカル&グラップリングはシウバ戦でも圧倒されていて、最近の試合でも強化されている印象はないので、先に位置取りと距離感掴めたらKOのチャンスもありますが、ワンパンで倒すタイプではないので難しいかなぁと。

所英男vs太田忍

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予想:所くんの一本勝ち

私情入りますが所くんがいたから僕はMMAファイターの指導をしたいなと思ってずっと業界にいます。

たまたま近所に住んでて、まだ彼がHEROS出る前のZSTから応援してたのでまだ好きなんですよねぇ。

もう43歳で3年ぶりくらいにMMAと相当大変なブランクありますが、クインテット見てても未だに寝技の技術は衰えてないので、太田選手に投げられまくってKOされない限りは優勢に進めて、下から三角→持ち上げて落とす→深く入って終わりかなぁ。

太田選手は如何に銀メダリストとはいえ、打撃とタックルの繋ぎはグレコの選手は時間がかかっちゃいます。

グレコの選手にしては相当柔らかく戦う選手でしたが、あと半年は準備が必要かもしれません。

所くんは野木さんに習ってから綺麗にストレートが打てるようになり、まだまだ太田選手の打撃では振り回したフックが当たらない限り難しいです。

元谷友貴vs井上直樹

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この試合が一番難しいです。

予想:井上くん判定勝ち

元谷選手は春先の大塚くんとの試合見てもやはり戦略遂行能力が高く、仮にテイクダウンされても起きてリセットする能力、極める能力がすごく高いです。 過去2試合は相手が弱すぎて参考になりませんが、3連敗中の扇久保戦、ビクター・ヘンリー戦と凄く良い試合をしており、日本人バンタム級のTOPクラスなのは間違いない。

で、井上くんですが、彼はセンスの塊です。UFC時代はまだフライ級のフレームでもないくらい細かったですが、ステップと打撃のスピードはUFCレベルにあり、フライ級縮小の波で一旦リリースされてしまいましたが、その後セラ・ロンゴでスターリングやダビリシビリ辺りと鍛錬しめちゃくちゃ伸びてます。

日本見据えてDEEPで北田と試合したときは最初のステップジャブであまりにも速くて、こりゃ無理だなと思ったら圧倒して勝利。

ガーダム戦は調整問題とフレームで若干手こずりましたが、やはりスピードはメインの2人に匹敵しますし、これは残念ながら才能です。

この才能をいかんなく発揮して、おそらく競り勝つかと。。

というか、勝たないと来年のRIZINバンタム級盛り上がらないでしょうw

朝倉未来vs弥益ドミネーター聡志

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予想:弥益ドミネーター判定勝ち

弥益選手の戦略遂行能力次第ですが、朝倉選手のコンディションがそこまで良くない様な気がするのと、武器の出しどころがもう分かってきているので弥益選手が位置取りをどうするのか。

ガチャガチャスイッチしながら角度切っていければ時折テイクダウン織り交ぜて印象勝ちしそうです。

この試合に関しては戦略遂行能力と餌まきにどちらが引っかかるか、かなと。

堀口恭司vs朝倉海

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予想:堀口選手一本勝ち

展開、展望は水垣くんのyoutubeで存分に語ってます。

コチラ

怪我明けとはいえ、堀口恭司選手は日本人MMAファイターの最高傑作で飛びぬけています。あのままUFCのフライ級に留まってセフードやフィゲレードとやっていたらと思うとワクワクしますし、僕は相性最悪で負けると思っていたコールドウェルに連勝出来る選手なんていませんよ。

対する朝倉海選手が証明したことはこの堀口恭司に勝ったという事実。

それ以外はないんですよね。確かに拳の固さ、ステップバックの上手さ、スピードとこれまでの日本人ファイターでは少なかったタイプの選手です。

が、まだ敵わないというのが僕の予想です。それを上回られたら分かりませんが、そのレベルの練習が日本のあの環境で出来ているとは思えず、逆に堀口選手はフライからバンタムで世界トップクラスの選手たちと拳を交えてます。

なので、膝の怪我明けプラス、他の部位(おそらく腰)が休まって万全になっている堀口選手にはまだ勝てないというのが僕の見解です。


外れたら笑ってください。

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