GPに向けた逆張り
初めまして、油雨です。
デュエルマスターズ、延いてはアドバンスフォーマット、楽しいですよね。
バイクやガイアッシュ覇道など"デュエマする" デッキ達がしのぎを削る中、"デュエマしない" 安く楽しいデッキで山の削り方を紹介します。
デッキリストは以下の通り。
1.どんなデッキか
此度の主役はドラグ変怪。
ご存知ない方の為にテキストがこちら。
手札以外からのクリーチャーに反応し、相手の山札を削ることができるクリーチャー。
アドバンスにおいては超次元やGRも対象の為、オリジナルと比べて倍近くの威力を発揮する。
しかし、このクリーチャーが出ている時にわざわざ万軍投やザビミラを投げるギャンブラーはほとんど居ない為、なんとか能動的に踏み倒しをさせたいところ。
そこで活躍するのが以下に記す二枚。
1枚目、コマンダー・ラッキーロトファイブ。
このデッキ以外では使われることが一切無いカードだが、希少価値からか、このデッキの中で一番値が張る(一枚約2000円、24年10月現在)。
山札からの踏み倒しを相手に強制することで、ドラグ変怪と合わせて6枚削るコンボを狙う。
時折フィニッシャー級を踏み倒させてしまうがご愛敬。相手のデッキの中身と枚数を良く見て使おう。
2枚目、父なる大地。
このカードの役割は大きく分けて3つ。
1つ目は除去。リーサルを組む為の打点を消したり、ギャイア等のロックを行うクリーチャーを弾いたり。
2つ目は山削り。ロトファイブより安全かつ確実に踏み倒させることが可能な為、ドラグ変怪とのコンボに利用できる。ドラグ変怪さえ立てておけば盾から相手の山を削って勝ちなんてこともしばしば。
3つ目はランデス。相手の場にクリーチャーが居ない場合、盤面+1の代価としてマナを-1できる。相当前のめりなデッキでない限り有効。
※似た用法に色消しが存在するが、色を多く持つクリーチャーは基本強い為お勧めしかねる。
以上のドラグ変怪含む3枚を駆使して相手の山を削り、LOを目指すデッキとなっている。
2.このデッキの理想的な動き
○2ターン目に空間型無限収納ストラトバッグを貼ろう。
革命チェンジを止めることが出来るこのカードを早期に出して、相手を牽制したい。
その他ストラトに出来ることとしては、
▪勝利龍装 クラッシュ"覇道"の破壊を置換しマナに送ることで、追加ターンを阻害できる。
▪自分のターン中であれば、相手の置換型耐性持ちのクリーチャー(EXライフや解放後のドルマゲドン等)を耐性を使わせず除去出来る。
▪相手のインフェル星樹の効果の対象になる為、相手の加速とドローを1枚に減らしながらこちらのマナが増える期待値がある。
▪相手のDARK MATERIAL COMPLEX攻撃時、下から墓地に置こうとしたクリーチャーをマナに送ることで盤面の増加を抑制出来る。
○3ターン目にドラグ変怪を貼ろう。
ここでメインを投入。ほぼ100%対面からテキスト確認されるので快く引き受けよう。
ただし、対面がプレイ速度を落とす理由にはならない為、強気に早めのプレイを要求しよう。(時間切れ両敗がオポ的にも一番しょーもないからね)
○以降ターンはカウンターに向けて動こう。
このデッキのトリガー枚数は17枚。
その中で有効トリガーになるものを増やす必要がある。
例えば『逆転の影ガレック』。こいつを踏むだけで終わる試合があるくらいには強力なトリガーだが、蘇生する先が無ければ墓地肥やしに一回分効果を割く必要が出てくる。
そこで下準備として『天災 デドダム』をプレイし、墓地に必要なパーツを落としておくことが重要。
同様に『逆転の剣スカイソード』もマナ枚数依存なので、クロックを踏み倒す為に4マナに到達しておきたい。初動ターンのマナチャージするカードにも気を配れると尚良し。
3.細かい戦略
○先攻を取ろう
・相手の山札が一枚減る。
○海底鬼面城を貼ろう
・相手の山札がn枚(n=経過ターン数)減り、自分の手札がn枚増える。
○暇ならクロックを出そう
・墓地に居ることに意味がある。破壊してくれればラッキー!
○盾を温存しよう
・盾を追加する術はない。なるべく打点を捌いて、山を掘り終える期待値が出るまで耐えよう。
○無知と封印を逆手に取ろう
・ドラグ変怪が盤面に居れば相手の効果により自分のクリーチャーが封印されることはない。
・これはブラックゾーンや秩序だけでなく、ドキンダムXやドルマゲドンXの解放時の封印も防げるため、あとは裸になった特殊敗北持ちを刈り取るだけだ。
○マナの総数を気にしよう
・ストラトバッグを貼った状態でスカイソードの効果を使用し、マナゾーンからクリーチャーを出したとする。その時にストラトバッグの効果で1ブーストすることを忘れないように。
○GRは無くても良い
・ガイアッシュは2枚山を削るカモではあるが、早期に着地されると打点が増えることやロッククリーチャーにつながってしまうことから、あえてGRを使わず手札の儀をノーリスクでやり過ごすことも出来る。
・著者はこっち派。
4.まとめ
ここまで書きましたが、正直読むだけ無駄です。
こんなの読んでる暇があればGPの調整に当ててください。
長くなりましたが最後に一つ。
GPには厳密な時間制限があります。
もし、相手の思考時間が不自然に長いなと感じたら、まずは注意を行い、それでも改善されなければ迷わずにジャッジを呼んでください。
また、相手を待たせないように、自分のデッキは時短で回せるようにしてください。
では、不満や悔いの残らない、良いデュエマライフを!
以上、油雨でした🌂
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