ヴィクトリアマイルの指数と見解
この記事は、日曜日に行われる重賞レースの中からより自信のある重賞レースの指数と見解を述べる記事になっています。
下に貼ってある表がベースで、評価の横に記載してある各馬のポイントについて触れながら印をうった馬のコメントをしていきます(⚠️PRD指数はプレディクト指数)。コメントでは足りないと思った場合は、さらに表や図を付け加えたりして、より分かりやすい記事にしたいと思っています。なお、この記事は無料記事です。
1.先週の結果
本命◎にしたホウオウアマゾンは前走の反動が残っていたのか、最終追切を見てこれなら充分勝負になると思っていただけに残念で仕方ないです。レース後武豊騎手が「イメージ通りの競馬は出来ましたが、トモの感じが本当ではなかったと思います」とコメントしている通り、やはり前走の反動という理由が妥当なんでしょうか。
他には、2着のソングライン、4着のリッケンバッカーが共に無印。ソングラインは明らかに能力が足りないと思っていただけに、3歳戦の難しさをまじまじと感じました。リッケンバッカーに関しては最終追い切りの軽さが評価できなかったです。
でも1番可哀想なのはこの記事で穴馬に指名したタイムトゥヘヴンでしょう。直線途中で進路を塞がれてなければ馬券内も充分に考えられました。レース中よく耳を澄ませるとミルコの叫び声がはっきりと聞こえます。ルメール騎手の素晴らしい追い出しタイミングの裏には、タイムトゥヘヴンの犠牲があったことも覚えておきましょう(笑)
2.ヴィクトリアマイルの指数
今週も見ての通り人気馬が指数上位を独占しているので、簡単な説明を省略しますが、グランアレグリアは相変わらず化け物(ちなみにこの指数形態を取り入れてから歴代ナンバーワンの指数)です。紐荒れもあまり期待しない方が良いですね。とにかく2、3着を当てるゲームになることに変わりはないでしょう。
3.ヴィクトリアマイルのポイント
今週も先週に引き続き土曜日の馬場傾向と当日の天気と風をポイントにします。
全体的にみて上がりが使える差し馬が優勢です。先行馬も良いですがなかなか勝ち切るまでいきません。逃げ馬や追い込み馬といった極端な脚質の馬は馬券にすらなっていません。
今日の天気は小雨で風向きは南風が予想されます。ただ、この雨で馬場への影響はそれほど無いと思います。南風は逃げ馬に向きません。
以上のことから、今日の開催も土曜日の馬場傾向を引き継いで良いと思います。多少馬場が傷んでも気にすること無く上がりが使える差し馬を軸に、ペース問わず粘り込める先行馬を連で馬券を考えていきます。
4.ヴィクトリアマイルの見解
ヴィクトリアマイルの本命◎はグランアレグリアです。
昨年の安田記念やマイルチャンピオンシップは、素晴らしいパフォーマンス内容を見せての勝利でした。安田記念は伝説的名馬アーモンドアイを破っての圧勝、マイルチャンピオンシップは直線追い出しが遅れるも抜け出すと次元の違う足で完勝と、古馬になってからのマイルでのパフォーマンスは高いレベルを維持できています。
前走も初めての距離、馬場で苦しいながらも4着に健闘することができました。あのコントレイルとも差を無い競馬をしていましたから、改めて能力の高さを感じることができたと思います。先ほど紹介しましたが総合指数78.07は化け物です。過去1番これに近いのが神戸新聞杯のコントレイルですが、その時もコントレイルが圧勝しました。それも含めて、能力面は1頭ずば抜けていると考えています。
問題は前走による疲労ですが、今回の調教は前走の疲労を全く感じさせること無く完璧にこなせています。ルメール騎手も自信をのぞかせるコメントをしていますし、多少馬場が傷んでも気にすること無く上がりが使える差し馬にも該当しますので素直にこの馬に本命をうちました。
対抗○のダノンファンタジーですが、馬場が思ったよりも渋りそうに無いので対抗まで評価を上げました。昨年のヴィクトリアマイルでは2着馬と差の無い5着でしたし、今年に関しては2着馬のサウンドキアラより出来が良いので、普通にゲートを出れば馬券内は固いと思っています。
3番手▲のテルツェットは条件がかなり向くのではないかと考えています。前走は明らかに向かない中山でも能力の高さから好走できましたし、今回は東京1600mという得意舞台に変わります。デムーロ騎手のこの舞台で行われるG1での強さ(単勝、複勝回収率も100越え)、この舞台とこの馬を管理する調教師との相性の良さも加味すると、大阪杯のレイパパレと同様にここで通用してもおかしくないと思います。
4番手以下はあまり評価できるポイントが無いので簡単に見解を書いていきます。
△1のマジックキャッスルは、前が流れる展開がはまれば好走可能(唯一○▲に近い評価)です。△2のレシステンシアは、調教から前走の上積みが無く馬券外になっても驚けません。△3のデゼルは、東京の速い流れのマイル適性は低いと思います。△4のサウンドキアラは、去年(近走)よりかなり出来が悪いのではないかと見ています。☆のマルターズディオサは前走の影響が残っていて調教(1週前追い切り、最終追い切りに併用調教が無い)にもそれが見られます。
あまり評価できるポイントが無いのに印をうった理由は買い目を見れば分かると思うので、そちらを参照してください。
5.ヴィクトリアマイルの買い目
◎-○▲ ワイド2点
◎ー○▲△₁ 三連単◎1着流し
◎ー○▲△₁ー△₂△₃ 三連単◎1着流し
◎ー○▲△₁ー△₄☆ 三連単◎1着流し