日経新春杯の指数と見解
この記事は日曜に行われる重賞レース(重複した場合は格が高い重賞を優先)の指数と見解を述べる記事となっています。今週の対象レースは、中京メインの日経新春杯です。掲載内容や予想法については、以下の★をご覧下さい。なお、前回の『指数と見解』から間隔が空いているため、回顧と次走注目馬は次週より再開します。改めまして今年もよろしくお願い致します。
★ 掲載内容
★ 筆者の予想スタイル
他にも主に日曜の裏メインを予想する『今週の厳選馬』(2勝クラス以上のレースから、穴馬を多数取り上げる記事)等よろしくお願いします。詳しい内容や過去の結果については、下記の☆をご覧下さい。
☆ 今週の厳選馬〔不定期〕
☆ 過去の記事
1.日経新春杯のポイント
➊ 昨年のレース前指数〔〇〇がものを言うレース〕
中京のハンデ戦と字面上は難解なレースだが、昨年の結果から分かるように高指数馬の好走が目立つ。また人気薄に関しても、基本的には50以上の総合指数が求められる。さらにもう一つ重要なポイントといえるのが雄大な馬格。冬の長丁場だけあって、華奢な馬体ほどスタミナ切れを起こす可能性が高まる。以上の傾向から、高指数且つ馬体重が重い馬を軸に推奨したい。
➋ 過去2年のデータ分析〔各該当馬は総括の表に掲載〕
日経新春杯&条件が近い美濃S
※Ro:ロイヤルチャージャー/Na:ネイティヴダンサー
ベスト(赤):Wで4F52.6秒以内
中間坂路必須
ベター(青):Wで4F53.1秒以内
中間坂路必須
グッド(緑):坂で2F持続ラップ
以上先に挙げたポイント①~➆の内、⑥を除く6つに該当したヴェローナシチーをデータから見る注目馬とする。この馬最大の強調材料は京都新聞杯の内容。早めに動いていく競馬をしながら、勝ち馬と遜色ない上がり3Fで2着に好走、また後に有馬記念で連対するボルドグフーシュを負かせたという意味でも、十分評価できる。さらに最軽量の斤量で挑める点、相手なりに走れる点など、オッズ以上に買いたい材料が多い。ただ一つ懸念材料を挙げるとすれば、道中で揉まれると力を発揮できない可能性がある。鞍上的に最悪のケースは考えにくいが、真ん中の偶数枠が命取りになっても驚けない。
➌ レース指数ベスト8〔括弧内は当時と今回の斤量比〕※近5走
2.日経新春杯の指数
3.日経新春杯の見解
本命◎は⑭サンレイポケット。昨年の5月に新潟大賞典を勝って以降、勝ち星から遠ざかっているが、原因は加齢による衰えではなく、合っている条件が少ないからだと考えている。この馬は気温が高いとパフォーマンスを落とすタイプで、冬の寒い時期(12月~2月)に限れば、1度も5着以下に敗れていない。乗り慣れた鮫島騎手に戻るという意味でも、魅力を感じる。
相手上位△は、実績馬でも仕上げに抜かりはない➁ヴェルドライゼンデ。道悪の函館記念で完勝だったように、馬場が渋れば侮れない➃ハヤヤッコ。気性的に乗り難しい面があるものの、ブリンカー着用後は輸送競馬を除き安定している⑪イクスプロージョン。差し馬に有利なコースだが、京都記念みたく簡単にハナを奪えれば、一発あっても驚けない⑬アフリカンゴールド。
相手下位▽と穴馬☆は、前走ジェラルディーナと差のない競馬を見せた③ロバートソンキー。川田騎手ならこの枠でもスムーズに運べる⑧ヴェローナシチー。三方ヶ原S並みのパフォーマンスを出せれば、十分勝負になる⑨プリマヴィスタ。レース指数5位にもかかわらず、斤量減で挑める⑩キングオブドラゴン。展開次第では差し込める脚力を秘めている➄モズナガレボシ。
4.日経新春杯の買い目
受け取ったサポートは指数の精度を向上させる研究に使わせていただきます。また、サポートして下さった方にはお礼として、他重賞で狙っている馬の情報をお伝えします。