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中京記念の指数と見解

 この記事は、日曜日に行われる重賞レースの中からより自信のある重賞レースの指数と見解を述べる記事となっています。

 下に貼ってある表がベースで、評価の横に記載してある各馬のポイントについて触れながら印をうった馬のコメントをしていきます。コメントだけでは足りないと思った場合は、さらに表や図を付け加えたりして、より分かりやすい解説にしたいと思っています。なお、この記事は無料記事です。詳しい予想方法に関しましては下記の記事をご覧下さい。

 私が毎週投稿しているもう1つの記事『今週の厳選馬』(週末に行われる中央競馬の全レースを対象に、厳選した穴馬を1頭取り上げる記事)も宜しくお願いします。有料(100円)ですが、記事を購入してくれた方には特典として、この記事レベルに自信がある馬の情報をプラスしてお伝え致します。有料前の回収率に関しましては下記の記事をご覧下さい。

1.プロキオンSの結果

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 ここまで荒れると手に負えないですね。先週に引き続き申し訳ないです。特にメイショウカズサに関しては全くノーマークでした。調教でのラップの踏み方等このレースに合わない点が多く、全体の指数も13位でしたから、軽視してしまいました。トップウイナーを相手に持っていただけに少し苦しかったです。小倉競馬場の第3回開催も今週で最終週なので、締めにあたる中京記念ぐらいは当てて後半に繋げていきたいですね。

 1着のメイショウカズサ。これには驚きました。これまで逃げないとパフォーマンスが発揮できなかった馬だけに、松山騎手の好騎乗が光りましたね。ハイペース必至で、いくらなんでも酷な条件だと思っていたんですが、馬群の中で我慢させながら、最後は縫うように伸びてきました。雨が降って重馬場になっていたのもプラスで、レコードがでるような速い馬場にも対応できることを証明しました。これからレースを重ねていくといった意味では、非常に収穫があったレース内容でしたし、こういった脚質の競馬が常時できるようになれば、大きなレースでも十分太刀打ちできると思います。次走陣営がどういったレース選択をするのか楽しみです。

 2着のトップウイナー。予想記事では血統背景から穴馬に指名した馬で、このコースのバゴ産駒の成績は目を見張るものがありました。この馬も追随する形となりましたね。レース後のコメントでは「自分の競馬ができれば力はある馬です」と和田騎手。近走の成績から人気を落としていましたが、元々は重賞でも引けを取らない能力の持ち主であるということを、再認識させられました。時計勝負にも十分対応できましたし、距離にも融通がきくので、馬群にもまれなければ、まだまだ見限れない馬だと思います。

 3着のメイショウウズマサ。よくこのペースで踏ん張りましたね。この馬の収穫は、明らかに部が悪るかった大外枠を上手くこなせたことと、1700mに対応できたことだと思います。その中でも、大外枠ながらしっかりとハナを主張できた点や、道中トップウイナーにプレッシャーをかけられながらも我慢して折り合えた点は、絶対次に繋がりますし、距離延長も足抜きが良い馬場だったとはいえ、良いタイムで走破できていますから、次回以降指数を大きく伸ばしてくることでしょう。明らかな疲労や、見えない足元への負担が残っていなければ、次走は要注意です。

⇩プロキオンSの予想はコチラ⇩


2.中京記念のポイント

 例年は中京競馬場(1600m)で行われる中京記念ですが、今年は小倉競馬場(1800m)で開催されます。先々週からnoteに記載している通り、今年の夏競馬は変則開催で行われており、中京競馬場での開催が前倒しで開催された分、現在こうして小倉競馬場が開催されているという訳です。その影響もあり、先週に引き続き例年の傾向が役に立ちません。中には小倉大賞典の傾向を使えば良いじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、行われる季節等々、現在と全然状況が違うので、割愛させていただきます。

 そこで今回ポイントに取り上げるのは調教パターン。今開催において行われた1800mのレースは全10鞍あり、その中から高クラスである2勝クラスのレース1鞍(フィリピンT:3歳以上混合)3勝クラスのレース1鞍(不知火S:3歳以上混合を参考にまとめていきます。

引用➀ フィリピンT(2勝クラス
⋯1着⋯
週前 CW5F 64.1ー12.1 一杯 併入
最終 栗芝5F 66.6ー11.8 一杯 遅れ
⋯2着⋯
週前 栗芝6F 81.1ー11.5 馬也 遅れ
最終 栗P6F 85.9ー12.3 馬也
⋯3着⋯
週前 CW6F 80.6ー12.4 一杯 併入
最終 CW5F 72.2ー12.2 馬也
引用➁ 不知火S(3勝クラス)
⋯1着⋯
週前 CW6F 81.3ー11.9 一杯
最終 栗坂4F 52.8ー25.4ー12.2 馬也 遅れ
⋯2着⋯
週前 栗坂4F 55.0ー25.3ー12.5 馬也 併入
最終 栗坂4F 53.2ー24.5ー12.1 一杯 先着
⋯3着⋯
週前 CW6F 85.0ー11.7 馬也
最終 栗坂4F 55.6ー25.8ー12.0 馬也 先着
ポイント➀ 併せ馬の有無

 引用➀➁に挙げた6頭中、全頭が1週前追い切りか最終追い切りに併せ馬を消化しています。先着・遅れ・併入、併せた相手のクラスはともかく、併せ馬を消化したという事実だけでOKです。

【今年の該当馬】(以下馬番順)
・ダノンチェイサー/週前
・アメリカズカップ/週前・最終
・ボッケリーニ/週前
・ディアンドル/週前・最終
ポイント➁ 栗坂で併せ馬・加速ラップ・終い/トラックで終い

 引用➀➁に挙げた6頭を細かく見ていくと、最終追い切りを栗東坂路で追い切った馬は併せ馬を消化し加速ラップで終い12秒前半、トラックで追い切った馬は終い12秒前後でした。

【今年の該当馬】
・ダノンチェイサー/CW
・アンドラステ/CW
・ボッケリーニ/CW
・ディアンドル
/栗坂

 以上、上記に挙げたポイント➀➁に該当した馬は、ダノンチェイサーボッケリーニディアンドルです。その中でも注目馬としたいのはディアンドル。引用➁の2着馬の調整過程と酷似しており、最終追い切りの手応え、タイム共々に不安がないからです。


3.中京記念の指数

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【総合指数ー上位馬ー】
1位 ➈ボッケリーニ   60.31 推定1人気
2位 ⑧カテドラル    59.49 推定5人気
3位 ➄ロータスランド  57.00 推定3人気
4位 ➁ダノンチェイサー 56.03 推定7人気
5位 ③アンドラステ   55.51 推定2人気
6位 ⑩ディアンドル   54.08 推定4人気


4.中京記念の見解

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◎⑩ディアンドル 団野大成 55.0

 ポイントは調教。理由は2.中京記念のポイントを参照。

○③アンドラステ 川田将雅 54.0

 ポイントは騎手。このコースの川田将雅騎手の複勝率は70%超え。逆らわない方が無難。

▲➈ボッケリーニ 浜中俊 57.0

 ポイントは馬場。週中に雨が降ったこともあり、芝の含水率が上昇している。今日の天気予報も曖昧でこれ以上馬場が悪化すると馬券外の恐れも。ただ、馬場が悪化しないようなら安定。

△₁⑧カテドラル 福永祐一 56.0

 ポイントは血統。このコースと特に相性が良い。距離が長いと思われがちだが、2歳時には1800mのOPを勝っている。相変わらず調教も動くし、相手次第だろう。

△₂➁ダノンチェイサー 岩田望 56.0

 ポイントは休み明け。長期休養明けの米子Sは6着。同じく東風Sは9着。叩いて次走に期待。相手まで。

△₃➄ロータスランド 藤岡康太 54.0

 ポイントは小回り。強い内容で連勝した割にはそこまで指数が伸びず。レースぶりからも小回りよりも広いコースが向いていると見る。調教もまだ攻めれそうで、馬券外期待。

☆⑪クラヴェル 横山典弘 52.0

 ポイントは気性。マーメイドステークス時にも記載したが、テンションのコントロールが鍵。ただ、折り合えても展開的に厳しくなりそうで。


5.中京記念の買い目

⑩ー③⑧➈ー➁③➄⑧➈⑩⑪ 3連複12点


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隼@競馬
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