あることないことのはなし
こんばんは。
(※このブログは4月上旬に書き始めたものです)
「花粉 ピーク いつまで」という検索ワードを使わない人生を望むぼくです。
上記を入力して花粉のピークを調べると真っ先にアレジオンのホームページが出てくるのですが、あの情報は絶対嘘だと思うのです。
薬売りたいから長めに期間設定してるに違いないんですよ。
つまりは花粉症患者がエスエス製薬に翻弄されているってわけ。
そんなのってありかよ…
そもそも遍く花粉検索ワードに引っかかるように環境省と日本気象協会はもっと本気出さなきゃいかんでしょう。
アレルギー患者を弄んで🤧!
いやはや、前回はブログ開設2周年お祝い記事を書こうとしたのですが、うっかりいつもの調子で「完全に嘘の記事」を書いてしまいました。
うっかりしておりました。
あと完全に更新してから気付いたんですけど、めちゃめちゃ元カノの名前明記してました。
うっかりしておりました。
いや、気付いてなかったというのは語弊があるんですけど、本当は『Mさん』みたいな感じの伏せ字にしようと思ってて失念してしまったのです。
うっかりしておりました。
でもまぁ。
いいか、嘘だし。
Mさんってのも嘘だからな。
みんなを翻弄してごめんね。
嘘ついでに当時のデートでも振り返ろ。
感情でも込めつつな。
【※当振り返りは完全にフィクションとなり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。】
パシスは激怒した!
というかめちゃめちゃ勃起していた(beeeen!)
大学3年生、ぼくのパシス(私パーシーのペニスのことですわ🕵️♂️)はその怒りの矛先をまだ知らない。
♪ここからはガリレオガリレイの青い栞を
脳内BGMで流してお楽しみください。
ぼくは当時アルバイトに勤しむ大学生だった。週のうち5日は出勤。
(日付をまたいでの出勤が主だったのでほぼ毎日ファミレスにいたと言ってもOKやでな🙆♂️)
あの頃のぼくは昼から大学へ行き、家に帰りテレビを観て、漫画を読み、バイトに行き、マスをかき、朝方眠り、昼に起きる。
そんな負のルーティンに迷い込んだ平凡な大学生だった…🐑
なんだこれ!生活に旨味あれ!!
【天の声】おいおい…焦るんじゃない。あの頃の君には大好きな人がいただろう?
え!?
【天の声】アルバイト先のMさんや!!
旨味あったぞ!
MさんへのLOVEが止まらねぇや!!
(いや、本当はイニシャルMじゃないよ?まじで)
初回のデートでトイストーリー3を観に行って奇しくも大号泣してしまったぼく、今日はMさんと交際前の2回目のデートでスカイツリーに登った時のことを振り返ります。
ハンカチをご用意の上、お読みください。
ふぐっ!ふぐううぅ〜😭**
※ぼくはもう泣いていますがお気になさらず。
ぼくは今日、Mさんと634mの塔に登ることになった。
幸い天候にも恵まれ、良いデート日和になりそうだ。
ぼくは一張羅のPコートに袖を通し家を出る。
足取りは軽い。
街中から挨拶されるような爽快感だ。
今日は2度目のデートなので前回よりも気持ちも晴れやか。
無駄な緊張感がなくなり、自然体で過ごせる気がする。
最寄駅に到着すると何気なく財布の中身を確認したくなった。
パカリ…
なんてことだ。2,000円しかない。
往復の電車賃だけで半分は無くなってしまう。
しかたない…
ぼくは渋々駅を出る。
近くの埼玉りそな銀行に着くとATMがぼくを待っていた。
ATM「君かい?デートだってのに財布に2,000円しか入れてない貧乏人は」
ぼくは黙ってATMに近寄りモニターの「お引き出し」のボタンを押す。
ATM「いつもの無視ね。で、いくら引き出すんだい?」
こいつはいつも引き出す金額を聞いてくるが、どこまで他人の懐事情に首を突っ込むんだ。
まぁ、今日は1万円で事足りるだろう。
ATM「おいおい、たったの1万かよ?2万くらい引き出しとけって。デートなら金は多いに越したことないぞ?」
なんだこいつは。そんなことは分かっている。ただ押し間違えただけだ。こいつは本当になんなんだ。
入力を終えると紙幣受け取り口が開く。
ATM「ほら、2万円。受け取りな」
受け取るも何もこれはぼくの金だ。なんで偉そうなんだ。なんだか腹が立ってきた…
おれは乱暴に紙幣を受け取ると足早に銀行を出る。
ATM「今度は通帳持ってこいよ〜!」
「うるさい!」
思わず声が出てしまい周りにいたカップルが少し驚いていた。
ぼくはばつが悪くなり駆け足で駅へ戻る。
なんて幸先の悪いスタートなんだ!
再び駅にやってきた。
再入場可の切符を見せると駅員は快くぼくを構内に招き入れる。
ぼくは売店でガムを買い、食べながらスカイツリーに向かうことにした。
ホームに降り、少し待っていると電車がやってきた。
電車「おまたせ〜。よし!定刻通りだ」
相変わらず時間にぴったりやってくる奴だ。こういうところは昔から変わらない。
ガム「お前は本当に時間に律儀だなぁ」
ぼくの口内のガムが電車と雑談を始めた。
電車「ACUOくん、今日はどこまで?」
ガム「ちょっと東京スカイツリーまでな。こいつの付き添いでよ」
電車「あれ?もしかしてデートかい?」
ぼくは少し照れくさくなりそっぽを向く。
電車「そんな照れなくてもいいのにね」
ガム「シャイな奴なんだよ」
電車に乗り北千住駅を目指す。
車内ではつり革たちが電車の走行音に合わせて小気味よく揺れている。
つり革「今日は天気が良くて何よりだね」
ぼくに話しかけているのか分からず聞き流すとつり革のひとつが急に怒り出した。
つり革「おい!人が話しかけてるのに無視するんじゃない!」
ぼくは声を荒げられたことに少し面食らう。
つり革「お前みたいなやつは電車に乗るなよ!」
そこまで言われると流石のぼくでも頭にくる。
ぼくは立ち上がりつり革を力強く握る。
ガム「お、おい!よせって!」
つり革「うぐぅ…く、くるし…ふぐ、ぐ、くぅぅぅぅ…」
怒りからか力のコントロールが効かない。
ぼくは握る力をどんどんと強めていく。
ガム「おい!本当にこいつ死んじまうぞ!」
つり革「ぐぅぅ…」
どうやらつり革は絶命したようだった。
それ以来、ぼくに無機物たちの声は聞こえなくなってしまった。
それから少しばかり電車に揺られていたら無事に押上駅に到着。時間も少しあったので駅前で妻、あいやMさんを待つことに。
(妄想が膨らみすぎて婚を結んでしまいました)
少しばかり駅前に展開されているおみやげ屋さんを物色しているとマイラブリーエンジェルこと妻が、あいやMさんがやってきました。
なんて可愛いんだ!
頭の中でV6の『愛なんだ』が爆音で流れてしまい鼓膜が破れそうでした。
そのときです、ぼくは異変に気が付きました。
ふと周りに目をやるとぼくの脳内でかかっている『愛なんだ』に合わせておみやげ屋の店員さんが踊り出したのです。
なんだなんだと驚いているとお店のお客さん、しいては通行人や駅員まで踊り出します。
何なんだ!
これは『愛なんだ』ではなく『何なんだ』だ!
そう思ってその場を後にしました。
https://youtu.be/TnFR4TN8dLU
『愛なんだ』のURL貼っておきます。
ソラマチの中に入る前にスカイツリーに登るチケットを購入しに行くことに。
完成してから間もなかったのでさぞや混み合っているだろうと予測していたのですが思いのほか空いてました。
1時間半ほどすればすぐ登れるそうなのでソラマチをうろつきつつご飯を食べることに。
ふらふら…
ふらふら…
ここや!!
※ここからはナレーションでお送りします※
パーシーさんが選んだのはここ、カレー屋さん。
おや?随分と狭いテーブルですねぇ。
店内も賑わっているから圧迫感もあって呼吸がし辛そう。
メニューに目をやるとどれもこれも高いですねぇ。
パーシーさんはカレーを注文したみたいですよ。
もちろん単品ですねぇ。
・・・
おや、カレーがきましたよ。
「こちらカレーになります🍛🍛」
普通のカレーですねぇ。
さぁ、食べてみましょう。
あら結構辛いのかお水をたくさん飲んでますよ。
あ、お水終わっちゃった。
このお店は卓上にお水がないタイプのお店ですねぇ。
店員さんもイケイケな感じの若い男性。
おや、パーシーさん人見知りを最大限に発揮してお水のお代わりを要求できないようですよ。
・・・
とうとう氷まで食べちゃいました。
頑張れ〜。
・・・
どうやらお水を頼めないまま完食。
頑張ったね。
・・・
お会計へ。
どうやら2人で3,000円ほど。
高いですねぇ〜。
でもパーシーさん偉い!
泣きそうな顔+汗だくで3,000円払いました。
さぁ!気になるこのお店の評価は〜?
パシログ「☆☆☆☆☆0.02 」!
あらら〜!
でも可愛らしい奥さん(かな?)にご馳走さまを言ってもらえて満足そう。
良かったね。
※ナレーション終わります※
最高なカレー屋でした。
さぁ、そしたらスカイツリーのぼるで!
その前に水飲むでぇ〜!!!
みなさん知ってますか?
スカイツリーの展望回廊という最上階まで行くのにいくらかかるのか。
3,000円だよ!?
キツくない?
あんな登って降りて往復で900mしか移動距離ないエレベーター乗って3,000円だよ?
キツ!
もう一回言ったろ。
キツ!!
スカイツリーから下った後はまたソラマチへ。
どうやらマイケルジャクソン展が開催されているようですねぇ。
ポゥ!!
2,000円払って見ることにしました。
まぁ世界のスーパースターことマイケルが実際に着用した衣装や手袋なんかも見れるってことですわ。
ライトアップされた手袋なんてめちゃくちゃ輝いてましたよ。
ただ当時のぼくはマイケルジャクソンなんて全然知らなくてね、薄暗く狭い会場を散歩するような気持ちでしたわ。
100mくらい歩いたかな。
それで2,000円よ。
キツ!!
言ったら短い時間に1キロの移動で5,000円払ってるわけよ。
ギヅゥゥ!!!!
と、ここまでであらかた本日の予定は終了しました。
しかしこのまま帰るのは愛が収まりきかんというわけで浅草まで歩いて行くことに。
🚶♂️🚶♀️
トボトボと歩いていると雨が降ってきました。
ぼくが慌てふためいていると彼女はカバンから可愛い傘を取り出しました。
☂️💕
と・い・う・こ・と・は
AAGや!(唐突なDAI語にて失礼)
相合傘や!
👨☂️👩
夢じゃない?好きな人との相合傘って。
それがこれから叶うってんだからよ!
すごいよね!
👨💕👩
ぼくは好きな人との接触に興奮してしまい勃起。
「身長差あるから高さ合わせてるんやでぇ〜」という感じを出しつつ前傾姿勢で歩きました。
すると…
👩🗯
そんなに背低くないから屈まないでいいよ!
はうっ!
まさかぼくの屈みは独り善がりだったというのかい?
👨⤵︎
ぼくは反省して背筋を伸ばしました。
注意されたショックでチンも萎えてました。
とほほ
👴⤵︎
途中雨が止んだ隙に隅田川にかかる桟橋の上で写真を撮りました。
もちろん被写体はぼくひとりで。
あの写真送ってくれてもいいのにくれなかったんだよね。
✌️🙎♂️📸
このブログ読んでたら送ってください。
🙇♂️{何卒!
〜さあさ!クライマックスですよ!〜
そのあと浅草に着いたらなんでかお店ほとんど閉まってるし雨も再降りを始めたしで浅草寺前の大鳥居で雨宿りしました。
ザアザアと降り続く雨。
雨で少し濡れた彼女の髪が艶めいて、横顔も美しくてぼくは恋心ではち切れそうになりました。
いっそもう告白しようか。
ただ告白は3回目のデートがセオリーだよな。
今日はまだ2回目…
Mさんもそう思ってる可能性あるぞ…?
でも気持ちで舵切っていったろうかな。
よし、いこ!
でも待て!ここでもしフラれたら…
このあとのバイトに行けなくなる!
いや、でももし成功したら…
いや!それこそバイトなんか行ってられねぇ!
悩む…もうでもこれは行っとくしかねぇ!
いくぞおおお!!
「雨止んだからお参りして帰ろうか」
お参りして帰りました。
バイトしっかり頑張りました。
うす!
画像は濡れ蛇口です。
では。
最後になりますが、振り返り前半にあったなんなんだの正体はフラッシュモブです。
また。