見出し画像

ぱそひす

こんにちは。

9月はどこかに出かけたり、軽く外に飛び出したくなる季節なのですが今年は全くイベントや予定がありません。日々なんとも寂しくも穏やかな気持ちでパソコンの前に鎮座しています。パソコン最高!

ぼくは2ヶ月ほど前に新しいパソコンを購入しました。パソコン最高です。最近は毎日のようにゲームしていますが、いまだ自分がパソコンゲームをする日々を過ごすなんてにわかに信じられません。が、それが現実です。

そういえば先ほどツイッターを見ていたらテイルズウィーバーのPRが出てきて懐かしい気持ちになりました。ノスタルついでに今日はこれまでのぼくとパソコンのなれそめをお伝えさせてください。


中学生のころ初めてパソコンゲームに触れたパーシー少年。あの頃、メイプルストーリーをやっていました。実家のリビングに置かれた母方の伯父からもらった家庭用パソコンの前に座り、敵を倒したり学友とゲーム上で交流したり。とても楽しく充実した時間でした。

しかし、楽しい時間もそう長くは続きません。

ぼくは戦士のキャラクターをレベル15くらいまで上げたところで、自分にレベル上げの才能という名の忍耐力の一切がないことを悟ります。同じ敵を倒し続けるという単純作業はこの世の何よりも苦痛に感じました。

次第にぼくはレベル上げをしなくなり、周囲についていけずメイプルストーリーを辞めました。それは生まれて初めての挫折でした。

次に始めたのが先のテイルズウィーバー。ミジンコのような低スペックパソコンでも何とか起動に成功しプレイしていました。ぼくはミラという鞭使いのキャラクターが少しセクシーで気に入り育成することに決めました。

しかし、楽しい時間もそう長くは続かないものです。

ぼくは結局レベル上げが苦痛になりました。さらにはテイルズウィーバーの「マウスカーソルで選択した位置にキャラが移動する」という半オートのような操作方法がなんだかいやでした(今でいうLOLみたいな感じですがなんだかいやです)。

しかし苦痛とは関係なくテイルズウィーバーは半強制的にやめなければいけない状況になります。というのも急に有料になったのです(もしかしたら記憶違いで辞めてから有料になったのかもしれません)。

ぼくはテイルズウィーバーを嬉々として辞めました。

それから少しして友達と「有料だけどテイルズウィーバーをやろう!」という流れになり、1ヶ月2,000円という中坊には破格のプレイ料金を支払い再開しようとするもゲームが立ち上がらずプレイできなかったのは、また、別のお話です。


大学生になると一人暮らしのぼくの部屋にノートパソコンがやってきます。これまた伯父から貰ったお古ですが、ぼくにとっては素晴らしい代物でした。大学時代のぼくの相棒として活躍します。

このノートパソコンで特にしていたことといえば動画集めでした。ぼくはとある動画のサンプルをダウンロードできるサイトを日夜徘徊しては好みの動画をファイルに保存。それは烈火の如くものすごい勢いで徘徊しました。

旅行に行くときに気分の上がる曲でプレイリストを作るように、ぼくは集めた動画でプレイリストを作り、夜な夜なひとり眺めました。春の桜のように、夏の海のように、秋の紅葉のように、冬の雪のように、数々の動画たちはぼくの日々を彩ってくれました。

そんなある日の早朝、動画サイトを徘徊していると見たことがないサイトが目に飛び込んできました。試しにクリックすると、ぼくは高額請求を求められました。なんでも1週間以内に8万円支払わなければいけないようで、期間を過ぎてしまうと30万円以上の高額請求がくるそうです。

ぼくはパニックになり外へ飛び出し、小一時間ほど散歩しました。

朝7時頃でしょうか、散歩から帰ると少し落ち着きを取り戻したので「まずは高額請求が来る可能性があることを親に連絡しなければ」そう思いました。そして電話で母親に今起こったことを伝えました。

すると「架空請求詐欺に決まっている」というのです。ぼくは呆気にとられましたが調べてみると本当に詐欺サイトでした。母は強しとはこのことですね。

ぼくは安堵すると眠ってしまいました。翌日の必修の実験に遅刻し無条件留年しそうになったのは、また、別のお話です。


社会人になると新しいパソコンが欲しくなります。職場近くのビッグカメラに行きました。そこでポケットワイファイなる機械とともに手に入れたのがつい2ヶ月ほど前まで使っていたノートパソコンです。8年くらい使っていました。

ただぼくは元来パソコンで何かするという生活をしていないので基本的にはiTunesにCDを取り込んだりする以外あまり使用していませんでした(今やスマホでなんでもできるからね)。

ただ去年くらいからパソコンでゲームをする機会が増え、徐々に使用頻度が高まっていきます。しかし流石は8年前のノーパソのスペック。重い・飛ぶ・止まるのPCゲームにあるまじき三拍子でぼくの精神は蝕まれていきます。


そこでぼくが2022年内全ての物品購入と引き換えに手に入れたのが現在のパソコンです。そのときにはじめて知ったのですが「パソコン」ってあの箱みたいなものを指していたんですね。ノーパソ専だったのでマウスとかキーボードとかを全部ひっくるめて「パソコン」だと思っていました。違うようです。

ぼくはパソコンだけでなく144Hzモニターやゲーミングマウス、グラフィックボードも購入しました。ぼくがグラフィックボード買うなんて中学時代の情弱ゴミ少年パーシーからしたらあり得ない事態です。でもそれが現実ですから。

それが現実。


今日は切な日常系ブログを目指してみたのですが、ちゃんとできてるかな。懐かしさと現在との対比で少し切なさを表現したつもりなんだけど。

もしもいつもどおりと思われていたら最悪です。まじで心外です。


では~。

画像は川沿い茂みです。


いいなと思ったら応援しよう!