5186 ニッタの業績についてポイントまとめてみた
✅ 1885年3月創業者新田長次郎氏が大阪府において製革業を開始
✅ ベルト・ゴム製品、ホース・チューブ製品の製造・販売などが主力
✅ 大株主は、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)が10.81%、新田ゴム工業株式会社が9.90%、アイビーピー株式会社が8.01%、株式会社日本カストディ銀行(信託口)が5.10%を保有。そのほかに、ニッタ取引先持株会やニッタ共栄会などが並ぶ
✅ 社長兼社長執行役員の石切山靖順氏は名古屋工業大学卒→1981年4月同社に入社→工業資材事業部長などを務め、2019年12月現職へ就任
✅ 専務執行役員コーポレートセンター管掌の小林武史氏は、1978年4月同社へ入社→総務CSR、経営管理、人事担当などを務め、2021年4月現職へ就任
✅ 売上高の構成比は、ベルト・ゴム製品事業30.7%、ホース・チューブ製品事業39.6%、化工品事業14.1%、その他産業用製品事業11.2%、不動産事業0.9%、経営指導事業1.8%、その他1.7%
✅ 地域別売上でみた国内比率は68.8%、欧米18.7%、アジア12.5%と、海外比率は31.2%で拡大傾向(前年同期比+4.0pt)である
✅ ベルト・ゴム製品事業は、ベルト製品、搬送用製品、ゴム製品等の製造販売を行う
✅ ホース・チューブ製品事業は樹脂ホース・チューブ製品、金具及びフィッティング、メカトロ製品等の製造販売を行っている
✅ 化工品事業は、高機能製品、産業資材製品、建設資材製品、防水資材製品等の製造販売を行っている
✅ その他産業用製品事業は空調製品、感温性粘着テープ、医療用ゴム・プラスチック製品等の製造販売を行っている
✅ 不動産事業は土地及び建物の賃貸、経営指導事業は関係会社に対する経営指導をそれぞれ行っている
✅ 売上高に占める比率が高い業界は、自動車業界、半導体業界、繊維機械・金融機器・紙工機などの機械類
✅ 2017年3月期から2021年3月期までの5期をみると、売上高のピークは2019年3月期の89,174百万円、経常利益のピークは2018年3月期の11,507百万円。直近期は感染症拡大の影響もあり、減収減益となっている