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9928 ミロク情報サービスの業績についてポイントまとめてみた

✅ 1977年11月、株式会社ミロク経理の会計事務所事業部が分離・独立するかたちで株式会社ミロク計算センターとして東京都に設立される
✅ 1990年代から2010年頃までは中小企業や会計事務所向け基幹業務システムを中心に開発・販売をおこなってきたが、2015年頃からクラウドサービスをはじめ総合的なソリューションサービスの提供へ事業内容をシフトしている
✅ 筆頭株主は株式会社エヌケーホールディングスで、保有割合は33.3%。会長の是枝伸彦氏と社長の是枝周樹氏がともに取締役を務める企業である。続いて日本マスタートラスト信託銀行の信託口が5.8%を保有し、その他会長の是枝伸彦氏などが名を連ねる
✅ 会長の是枝伸彦氏は中央大学卒→東京オフィスマシンに入社→1965年、株式会社ミロク経理に入社→1977年にミロク経理から会計事務所事業部を独立させ、他社との合弁で同社を設立し取締役に就任→1980年、合弁を解消→株式会社ミロク経理から同社を買い取り、社長に就任→2005年より現職を務める
✅ 社長の是枝周樹氏は会長である是枝伸彦氏の長男。高校を卒業後、プロのミュージシャンを目指し渡米→23歳で帰国→8275フォーバルでの営業に従事→株式会社ボイスメール(現:株式会社ニューフォリアクリエイツ)を経て1994年に同社取締役に就任→2005年、現職に就任
✅ 「ソフトウェア関連事業」の単一セグメント。取り扱う商品・サービスはハードウェア販売、ソフトウェア販売、ユースウェア、総合保守サービス、その他(広告収入など)の5種類に大別される

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✅ ハードウェア、ソフトウェア、ユースウェア販売による「システム導入契約売上」と、総合保守サービス、その他からの「サービス収入」に分かれる。どちらも会計事務所と、その顧問先を中心とする中小企業がおもな販売対象である
✅ 売上高・利益ともに安定的に成長している。2021年3月期はWindows7サポート終了や感染症の流行による先行き不透明感の影響で減収減益となったものの、2017年3月期からの5期間で売上高は1.3倍、経常利益は1.1倍となった

PERAGARU(ペラガル) オルタナティブデータのPERAGARU アルファの源泉となるデータを提供 (2)


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